防衛医科大学校/2022年度/一般

III防衛医科大学校 2022年 数学 第III問解答・解説

数と式数列

1問題

防衛医科大学校2022年度第III問
実数 xx の関数 fn(x)=∑k=1n∣x−k∣f_n(x)=\displaystyle\sum_{k=1}^{n}|x-k|(n=1,2,3,⋯n=1,2,3,\cdots)がある。関数 f3(x)f_3(x) の最小値は 5\boxed{5} である。また、ある奇数 mm に対し、fm(x)f_m(x) の最小値が 3030 であるとすると、このような mm は 6\boxed{6} である。
解答番号5の選択肢: (1) 11、(2) 22、(3) 33、(4) 44、(5) 55。
解答番号6の選択肢: (1) 77、(2) 99、(3) 1111、(4) 1313、(5) 1515。

まずは自分で解いてみましょう。解けたら「答え」、詰まったら「解答」で確かめられます。

タイマー

15:00

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • [5]=2 (2),[6]=m=11 (3).[5]=2\ (2),\qquad [6]=m=11\ (3).

3解答

解答を見る途中式つきの解答

解答

[5]
f3(x)=∣x−1∣+∣x−2∣+∣x−3∣f_{3}(x)=|x-1|+|x-2|+|x-3| について、絶対値の中身の正負で場合分けすると次のようになる。
f3(x)={6−3x(x≦1)4−x(1≦x≦2)x(2≦x≦3)3x−6(3≦x) f_{3}(x)=\begin{cases} 6-3x & (x\leqq 1)\\ 4-x & (1\leqq x\leqq 2)\\ x & (2\leqq x\leqq 3)\\ 3x-6 & (3\leqq x) \end{cases}
x≦1x\leqq 1 と 1≦x≦21\leqq x\leqq 2 では f3(x)f_{3}(x) は減少し、2≦x≦32\leqq x\leqq 3 と 3≦x3\leqq x では増加する。よって f3(x)f_{3}(x) は x=2x=2 で最小となり、その最小値は f3(2)=1+0+1=2f_{3}(2)=1+0+1=2 である。したがって [5] は選択肢 (2) の 22 である。

[6]
奇数 mm を m=2q+1m=2q+1(qq は自然数)とおく。j=1, 2, ⋯ , qj=1,\,2,\,\cdots,\,q のそれぞれについて、三角不等式より
∣x−(q+1−j)∣+∣x−(q+1+j)∣≧(q+1+j)−(q+1−j)=2j |x-(q+1-j)|+|x-(q+1+j)|\geqq (q+1+j)-(q+1-j)=2j
が成り立つ。また ∣x−(q+1)∣≧0|x-(q+1)|\geqq 0 である。fm(x)f_{m}(x) は ∣x−(q+1)∣|x-(q+1)| と、各 jj の上の 2 項の和に分けられるので、
fm(x)≧2(1+2+⋯+q)=q(q+1) f_{m}(x)\geqq 2(1+2+\cdots+q)=q(q+1)
となる。x=q+1x=q+1 のとき等号が成り立つから、fm(x)f_{m}(x) の最小値は q(q+1)q(q+1) である。
最小値が30なので q(q+1)=30q(q+1)=30、すなわち (q−5)(q+6)=0(q-5)(q+6)=0。qq は自然数だから q=5q=5、m=2⋅5+1=11m=2\cdot 5+1=11 である。したがって [6] は選択肢 (3) の 1111 である。

読み終えたら解答を閉じて、もう一度自分の手で解いてみましょう。

この問題で使う考え方

  • 実数と無理数
  • 総和記号と数列の和

答えと解答は AI で作成したものです。誤りに気づいたらお問い合わせから教えてください。

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