防衛医科大学校/2022年度/一般

VI防衛医科大学校 2022年 数学 第VI問解答・解説

指数関数・対数関数三角関数極限積分法

1問題

防衛医科大学校2022年度第VI問
関数 f(x)=cos⁡(log⁡1xk)f(x)=\cos\left(\log\frac{1}{x^{k}}\right)(0<x≦1, k0<x\leqq1,\ k は自然数)について、f(x)=0f(x)=0 を満たす xx を大きい順に a0,a1,a2,⋯a_0,a_1,a_2,\cdots と表すものとする。k=2k=2 のとき、lim⁡n→∞∑i=0nai=e−1718π1−e−1920π\lim_{n\to\infty}\sum_{i=0}^{n}a_i=\frac{e^{-\frac{\boxed{17}}{\boxed{18}}\pi}}{1-e^{-\frac{\boxed{19}}{\boxed{20}}\pi}}である。また、k=3k=3 のとき、∫a4a3f(x) dx=2110e−2223π(1+e2425π)\int_{a_4}^{a_3}f(x)\,dx=\frac{\boxed{21}}{10}e^{-\frac{\boxed{22}}{\boxed{23}}\pi}\left(1+e^{\frac{\boxed{24}}{\boxed{25}}\pi}\right)である。ただし、ee は自然対数の底である。
解答番号17〜25は、それぞれ当てはまる数字 00〜99 を記入してマークする。

まずは自分で解いてみましょう。解けたら「答え」、詰まったら「解答」で確かめられます。

タイマー

15:00

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる

3解答

解答を見る途中式つきの解答

考え方

余弦の零点を解いて指数型の零点列を求めた。k=2では等比級数、k=3では対数置換と部分積分で定積分を計算した。

解答

0<x≦10<x\leqq1 より log⁡(1/xk)≧0\log(1/x^k)\geqq0 である。f(x)=0f(x)=0 となるのは
log⁡1xk=(m+12)π(m=0,1,2,⋯ ) \log\frac1{x^k}=\left(m+\frac12\right)\pi\qquad(m=0,1,2,\cdots)
のときであり、これを xx について解くと
x=e−(m+1/2)πk x=e^{-\frac{(m+1/2)\pi}{k}}
を得る。この値は mm が大きくなるほど小さいから
am=e−(m+1/2)πk. a_m=e^{-\frac{(m+1/2)\pi}{k}}.

k=2k=2 のとき、ai=e−(i+1/2)π/2=e−π/4(e−π/2)ia_i=e^{-(i+1/2)\pi/2}=e^{-\pi/4}(e^{-\pi/2})^i である。公比 e−π/2e^{-\pi/2} は 00 と 11 の間なので、等比級数の和の極限から
lim⁡n→∞∑i=0nai=e−π/41−e−π/2. \lim_{n\to\infty}\sum_{i=0}^{n}a_i=\frac{e^{-\pi/4}}{1-e^{-\pi/2}}.
従って [17]=1, [18]=4, [19]=1, [20]=2[17]=1,\ [18]=4,\ [19]=1,\ [20]=2 である。

次に k=3k=3 とすると
a3=e−7π/6,a4=e−9π/6=e−3π/2. a_3=e^{-7\pi/6},\qquad a_4=e^{-9\pi/6}=e^{-3\pi/2}.
log⁡\log は自然対数なので f(x)=cos⁡(−3log⁡x)=cos⁡(3log⁡x)f(x)=\cos(-3\log x)=\cos(3\log x) である。t=log⁡xt=\log x と置けば x=et, dx=et dtx=e^t,\ dx=e^t\,dt。部分積分を二度用いて
I=∫etcos⁡3t dt=etcos⁡3t+3∫etsin⁡3t dt,∫etsin⁡3t dt=etsin⁡3t−3I I=\int e^t\cos3t\,dt=e^t\cos3t+3\int e^t\sin3t\,dt, \qquad \int e^t\sin3t\,dt=e^t\sin3t-3I
となるから、10I=et(cos⁡3t+3sin⁡3t)10I=e^t(\cos3t+3\sin3t)。従って原始関数は
F(x)=x10{cos⁡(3log⁡x)+3sin⁡(3log⁡x)}. F(x)=\frac{x}{10}\{\cos(3\log x)+3\sin(3\log x)\}.
3log⁡a3=−7π/23\log a_3=-7\pi/2、3log⁡a4=−9π/23\log a_4=-9\pi/2 であり、それぞれの余弦は 00、正弦は順に 1,−11,-1 だから
∫a4a3f(x) dx=F(a3)−F(a4)=310(a3+a4)=310e−3π/2(1+eπ/3). \int_{a_4}^{a_3}f(x)\,dx=F(a_3)-F(a_4)=\frac3{10}(a_3+a_4)=\frac3{10}e^{-3\pi/2}\left(1+e^{\pi/3}\right).
よって残りの欄は [21]=3, [22]=3, [23]=2, [24]=1, [25]=3[21]=3,\ [22]=3,\ [23]=2,\ [24]=1,\ [25]=3 である。

読み終えたら解答を閉じて、もう一度自分の手で解いてみましょう。

この問題で使う考え方

  • 対数とその性質
  • 三角関数の周期・グラフ
  • 無限等比級数
  • 置換積分法
  • 部分積分法
  • 三角・指数・対数関数等の積分

答えと解答は AI で作成したものです。誤りに気づいたらお問い合わせから教えてください。

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