関西医科大学/2025年度/前期

I関西医科大学 2025年 数学 第I問解答・解説

平面上の曲線と複素数平面三角関数

難易度勝負 レベル 5/10 目安 20分編集部の評価

対象医学部医学科

1問題

関西医科大学2025年度第I問
以下の設問に答えよ。

(1) aa は0でない定数とする。座標平面上に原点Oと点 A(2, 0)\mathrm{A}(2,\,0) をとり、線分OAを直径とする円を CC とする。また原点Oを焦点、直線 x=a2x=\dfrac{a}{2} を準線とする放物線を DD とする。CC と DD をそれぞれ極方程式で表せ。

(2) kk を定数とし、0<x<2π0<x<2\pi の範囲において、2つの関数 f(x)=2cos⁡xf(x)=2\cos x、g(x)=k2(1−cos⁡x)g(x)=\dfrac{k}{2(1-\cos x)} を定める。y=f(x)y=f(x) のグラフと y=g(x)y=g(x) のグラフの共有点の個数を求めよ。

出典:関西医科大学 2025年度 前期 数学 第I問

まずは自分で解いてみましょう。解けたら「答え」、詰まったら「解答」で確かめられます。

タイマー

15:00

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1)
    C: r=2cos⁡θC:\ r=2\cos\theta。D: a>0D:\ a>0 のとき r=a2(1+cos⁡θ)r=\dfrac{a}{2(1+\cos\theta)}、a<0a<0 のとき r=−a2(1−cos⁡θ)r=-\dfrac{a}{2(1-\cos\theta)}
  • (2)
    k>1k>1 のとき 0 個、k=1k=1 のとき 2 個、0<k<10<k<1 のとき 4 個、−8<k≦0-8<k\leqq0 のとき 2 個、k=−8k=-8 のとき 1 個、k<−8k<-8 のとき 0 個

3解答

解答を見る途中式つきの解答

考え方

(1) 放物線は「焦点までの距離=準線までの距離」。準線が原点のどちら側にあるかで場合分けする。(2) は cos⁡x=c\cos x=c とおくと 4c(1−c)=k4c(1-c)=k となり、cc の2次関数のグラフと直線 y=ky=k の共有点を数える。cc 1つに xx が何個対応するかに注意する。

解答

(1) CC:中心 (1, 0)(1,\,0)、半径1の円で、x2+y2=2xx^{2}+y^{2}=2x に x=rcos⁡θx=r\cos\theta、y=rsin⁡θy=r\sin\theta を代入して r=2cos⁡θr=2\cos\theta。

DD:点 (rcos⁡θ, rsin⁡θ)(r\cos\theta,\,r\sin\theta) から準線までの距離は ∣a2−rcos⁡θ∣\left|\dfrac{a}{2}-r\cos\theta\right|。

- a>0a>0 のとき、放物線は原点と同じ側(x<a2x<\dfrac{a}{2})にあるので r=a2−rcos⁡θr=\dfrac{a}{2}-r\cos\theta、r=a2(1+cos⁡θ)r=\dfrac{a}{2(1+\cos\theta)}。
- a<0a<0 のとき r=rcos⁡θ−a2r=r\cos\theta-\dfrac{a}{2}、r=−a2(1−cos⁡θ)r=-\dfrac{a}{2(1-\cos\theta)}。

(2) f(x)=g(x)  ⟺  4cos⁡x(1−cos⁡x)=kf(x)=g(x)\iff 4\cos x(1-\cos x)=k(0<x<2π0<x<2\pi では cos⁡x≠1\cos x\neq1)。c=cos⁡xc=\cos x とおくと −1≦c<1-1\leqq c<1 で
h(c)=4c−4c2=k. h(c)=4c-4c^{2}=k .
hh は −1≦c≦12-1\leqq c\leqq\dfrac{1}{2} で −8-8 から 11 まで増加し、12≦c<1\dfrac{1}{2}\leqq c<1 で 11 から 00 に向かって減少する(00 にはならない)。−1<c<1-1<c<1 の cc 1つに xx は2個、c=−1c=-1 には x=πx=\pi の1個が対応する。

- k>1k>1:解なし → 0 個
- k=1k=1:c=12c=\dfrac{1}{2} → 2 個
- 0<k<10<k<1:0<c<120<c<\dfrac{1}{2} と 12<c<1\dfrac{1}{2}<c<1 に1つずつ → 4 個
- k=0k=0:c=0c=0 のみ → 2 個
- −8<k<0-8<k<0:−1<c<0-1<c<0 に1つ → 2 個
- k=−8k=-8:c=−1c=-1 → 1 個
- k<−8k<-8:0 個

読み終えたら解答を閉じて、もう一度自分の手で解いてみましょう。

この問題で使う考え方

  • 極方程式
  • 置き換えとグラフの共有点

答えと解答は編集部が AI で作成したもので、大学が公表したものではありません。誤りに気づいたらお問い合わせから教えてください。

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