関西医科大学/2024年度/前期

IV関西医科大学 2024年 数学 第IV問解答・解説

図形の性質図形と方程式

難易度捨て可 レベル 6/10 目安 25分編集部の評価

対象医学部医学科

1問題

関西医科大学2024年度第IV問
平面上に、半径1の円 O1\mathrm{O}_{1}、半径4の円 O2\mathrm{O}_{2}、半径 rr の円 O3\mathrm{O}_{3} と、3本の直線 l1, l2, l3l_{1},\,l_{2},\,l_{3} を、次の条件をすべて満たすように定める。

・円 O1\mathrm{O}_{1} は直線 l1l_{1} に点Aで接し、直線 l2l_{2} はAを通って直線 l1l_{1} に直交する。
・円 O2\mathrm{O}_{2} は、中心が l2l_{2} 上にあり、かつAとは異なる点で O1\mathrm{O}_{1} に外接している。
・円 O3\mathrm{O}_{3} は、O1, O2\mathrm{O}_{1},\,\mathrm{O}_{2} のどちらにも外接し、かつ l1l_{1} に点Bで接する。
・直線 l3l_{3} は、O2\mathrm{O}_{2} と O3\mathrm{O}_{3} の共通接線であり O1\mathrm{O}_{1} と共有点を持たない。

l3l_{3} と l1l_{1} の交点をC、l3l_{3} と l2l_{2} の交点をDとするとき、以下の設問に答えよ。

(1) rr の値を求めよ。

(2) 線分ABの長さを求めよ。

(3) 線分ACの長さを求めよ。

(4) 線分ADの長さを求めよ。

出典:関西医科大学 2024年度 前期 数学 第IV問

まずは自分で解いてみましょう。解けたら「答え」、詰まったら「解答」で確かめられます。

タイマー

15:00

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1)
    r=54r=\dfrac{5}{4}
  • (2)
    AB=5\mathrm{AB}=\sqrt{5}
  • (3)
    AC=352\mathrm{AC}=\dfrac{3\sqrt{5}}{2}
  • (4)
    AD=30\mathrm{AD}=30

3解答

解答を見る途中式つきの解答

考え方

Aを原点、l1l_{1} を xx 軸、l2l_{2} を yy 軸にとる。外接の条件は中心間の距離=半径の和。l3l_{3} は、2円の中心からの距離がそれぞれ半径になる直線(共通接線は3本)から、O1\mathrm{O}_{1} の中心までの距離が1より大きいものを選ぶ。

解答

A を原点、l1l_{1} を xx 軸、l2l_{2} を yy 軸とし、O1\mathrm{O}_{1} の中心を P1(0, 1)\mathrm{P}_{1}(0,\,1) とする(l2l_{2} は P1\mathrm{P}_{1} を通る)。

O2\mathrm{O}_{2} の中心 (0, c)(0,\,c) は ∣c−1∣=1+4=5|c-1|=1+4=5 より c=6c=6 または −4-4。c=−4c=-4 だと接点が A になるので、中心は P2(0, 6)\mathrm{P}_{2}(0,\,6)。

(1)(2) O3\mathrm{O}_{3} の中心を P3(b, r)\mathrm{P}_{3}(b,\,r) とする(l1l_{1} の下側にあると O1\mathrm{O}_{1} に外接できない)。外接の条件から
b2+(r−1)2=(r+1)2,b2+(r−6)2=(r+4)2 b^{2}+(r-1)^{2}=(r+1)^{2},\qquad b^{2}+(r-6)^{2}=(r+4)^{2}
すなわち b2=4rb^{2}=4r、b2=20r−20b^{2}=20r-20。よって r=54r=\dfrac{5}{4}、b2=5b^{2}=5。対称なので b=5b=\sqrt{5} としてよく、B(5, 0)\mathrm{B}(\sqrt{5},\,0)、AB=5\mathrm{AB}=\sqrt{5}。

(3)(4) O2\mathrm{O}_{2} と O3\mathrm{O}_{3} は外接しているので、共通接線は接点での接線1本と、外側の共通接線2本。

接点での接線:P2P3=214\mathrm{P}_{2}\mathrm{P}_{3}=\dfrac{21}{4} で、接点は T(16521, 5021)\mathrm{T}\left(\dfrac{16\sqrt{5}}{21},\,\dfrac{50}{21}\right)。この接線と P1\mathrm{P}_{1} の距離は 1121<1\dfrac{11}{21}<1 なので O1\mathrm{O}_{1} と交わり、不適。

外側の共通接線を nxx+nyy=dn_{x}x+n_{y}y=d(nx2+ny2=1n_{x}^{2}+n_{y}^{2}=1)とし、P2, P3\mathrm{P}_{2},\,\mathrm{P}_{3} が同じ側にあるとして
6ny−d=4,5 nx+54ny−d=54. 6n_{y}-d=4,\qquad \sqrt{5}\,n_{x}+\dfrac{5}{4}n_{y}-d=\dfrac{5}{4}.
差をとって −5 nx+194ny=114-\sqrt{5}\,n_{x}+\dfrac{19}{4}n_{y}=\dfrac{11}{4}。これと nx2+ny2=1n_{x}^{2}+n_{y}^{2}=1 を解くと
(nx, ny)=(12549, 4149), (−459, 19). (n_{x},\,n_{y})=\left(\dfrac{12\sqrt{5}}{49},\,\dfrac{41}{49}\right),\ \left(-\dfrac{4\sqrt{5}}{9},\,\dfrac{1}{9}\right).
P1\mathrm{P}_{1} からの距離は ∣ny−d∣=∣4−5ny∣|n_{y}-d|=|4-5n_{y}| で、前者は 949<1\dfrac{9}{49}<1(不適)、後者は 319>1\dfrac{31}{9}>1(適)。よって d=6⋅19−4=−103d=6\cdot\dfrac{1}{9}-4=-\dfrac{10}{3} で
l3: y=45 x−30. l_{3}:\ y=4\sqrt{5}\,x-30 .
y=0y=0 として C(352, 0)\mathrm{C}\left(\dfrac{3\sqrt{5}}{2},\,0\right)、x=0x=0 として D(0, −30)\mathrm{D}(0,\,-30)。よって AC=352\mathrm{AC}=\dfrac{3\sqrt{5}}{2}、AD=30\mathrm{AD}=30。

(確かめ:l3l_{3} と P2\mathrm{P}_{2} の距離は 369=4\dfrac{36}{9}=4、P3\mathrm{P}_{3} の距離は 45/49=54\dfrac{45/4}{9}=\dfrac{5}{4}。)

読み終えたら解答を閉じて、もう一度自分の手で解いてみましょう。

この問題で使う考え方

  • 座標の設定
  • 点と直線の距離
  • 共通接線

答えと解答は編集部が AI で作成したもので、大学が公表したものではありません。誤りに気づいたらお問い合わせから教えてください。

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