金沢大学/2025年度

1金沢大学 2025年 数学 第1問解答・解説

図形と方程式ベクトル

1問題

金沢大学2025年度第1問
実数 m>1m>1 について、座標平面上に3点 A(1,0)A(1,0)、B(m,0)B(m,0)、C(m2,0)C(m^{2},0) をとる。点 P(x,y)P(x,y) は AP:CP=1:mAP:CP=1:m を満たしながら動くとする。次の問いに答えよ。

(1) 点 P(x, y) の軌跡を求めよ。

(2) 次の等式を証明せよ。
PB→⋅PC→=m(m+1)(m−x)\overrightarrow{PB}\cdot\overrightarrow{PC}=m(m+1)(m-x)

(3) y≠0y\neq0 とする。点 P(x,y)P(x,y) に対して ∠APB=∠BPC\angle APB=\angle BPC が成り立つことを示せ。

まずは自分で解いてみましょう。解けたら「答え」、詰まったら「解答」で確かめられます。

タイマー

15:00

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1)
    x2+y2=m2x^2+y^2=m^2(中心 OO、半径 mm の円)。
  • (2)
    PB・PC=m(m+1)(m−x)。
  • (3)
    y≠0y\neq0 なら両角の余弦が一致し、どちらの角も 0 から π の範囲にあるので ∠APB=∠BPC\angle APB=\angle BPC。

3解答

解答を見る途中式つきの解答

解答

(1) 距離の比 AP:CP=1:mAP:CP=1:m から m2AP2=CP2m^2AP^2=CP^2。座標を代入すると
m2((x−1)2+y2)=(x−m2)2+y2. m^2((x-1)^2+y^2)=(x-m^2)^2+y^2.
整理して (m2−1)(x2+y2−m2)=0(m^2-1)(x^2+y^2-m^2)=0。m>1m>1 なので軌跡は x2+y2=m2x^2+y^2=m^2。

(2) この円の式を使うと
PB→⋅PC→=(m−x)(m2−x)+y2=m(m+1)(m−x). \overrightarrow{PB}\cdot\overrightarrow{PC}=(m-x)(m^2-x)+y^2=m(m+1)(m-x).

(3) y≠0y\ne0 なら円の式から x<mx<m で、角は退化しない。各ベクトルを座標で書き、内積を計算すると
PA→⋅PB→=(1−x)(m−x)+y2=(m+1)(m−x), \overrightarrow{PA}\cdot\overrightarrow{PB}=(1-x)(m-x)+y^2=(m+1)(m-x),
PB→⋅PC→=(m−x)(m2−x)+y2=m(m+1)(m−x). \overrightarrow{PB}\cdot\overrightarrow{PC}=(m-x)(m^2-x)+y^2=m(m+1)(m-x).
また条件 CP=m APCP=m\,AP より ∣PC∣=m∣PA∣|PC|=m|PA|。したがって
cos⁡∠APB=PA→⋅PB→∣PA∣∣PB∣=PB→⋅PC→∣PB∣∣PC∣=cos⁡∠BPC. \cos\angle APB=\frac{\overrightarrow{PA}\cdot\overrightarrow{PB}}{|PA||PB|} =\frac{\overrightarrow{PB}\cdot\overrightarrow{PC}}{|PB||PC|} =\cos\angle BPC.
どちらの角も 00 から π\pi の範囲にあるので、余弦が等しいことから ∠APB=∠BPC\angle APB=\angle BPC。

読み終えたら解答を閉じて、もう一度自分の手で解いてみましょう。

この問題で使う考え方

  • 距離比の二乗による軌跡
  • 円の式を使った内積整理
  • 内積と距離比を用いた角の比較

答えと解答は AI で作成したものです。誤りに気づいたらお問い合わせから教えてください。

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