福井大学/2026年度

2福井大学 2026年 数学 第2問解答・解説

三角関数積分法

1問題

福井大学2026年度第2問
以下の問いに答えよ。

(1) 不定積分 ∫dx1−x2\displaystyle \int\frac{dx}{1-x^{2}} を求めよ。

(2) 定積分 ∫0π6dθcos⁡θ\displaystyle \int_{0}^{\frac{\pi}{6}}\frac{d\theta}{\cos\theta} を求めよ。

(3) 定積分 ∫−33dxx2+9\displaystyle \int_{-\sqrt{3}}^{\sqrt{3}}\frac{dx}{\sqrt{x^{2}+9}} を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。解けたら「答え」、詰まったら「解答」で確かめられます。

タイマー

15:00

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1)
    (1/2)ln∣(1+x)/(1−x)∣+C(x≠±1)(1/2) ln|(1+x)/(1-x)| + C (x ≠ ±1)
  • (2)
    (1/2)ln3(1/2) ln 3
  • (3)
    ln3ln 3

3解答

解答を見る途中式つきの解答

解答

(1) 部分分数分解すると
11−x2=12(11−x+11+x).\frac1{1-x^2}=\frac12\left(\frac1{1-x}+\frac1{1+x}\right).
各項を積分して
∫dx1−x2=12log⁡∣1+x1−x∣+C.\boxed{\int\frac{dx}{1-x^2}=\frac12\log\left|\frac{1+x}{1-x}\right|+C}.
x=±1x=\pm1は定義されず、積分定数はこれらを除く各区間で定める。
(2) u=sin⁡θu=\sin\thetaとおく。du=cos⁡θ dθdu=\cos\theta\,d\theta、0≦θ≦π/60\leqq\theta\leqq\pi/6ではcos⁡θ>0\cos\theta>0なので
∫0π/6dθcos⁡θ=∫01/2du1−u2=[12log⁡1+u1−u]01/2=12log⁡3.\int_0^{\pi/6}\frac{d\theta}{\cos\theta}=\int_0^{1/2}\frac{du}{1-u^2}=\left[\frac12\log\frac{1+u}{1-u}\right]_0^{1/2}=\boxed{\frac12\log3}.
(3) x=3tan⁡tx=3\tan tと置くと、区間は−π/6≦t≦π/6-\pi/6\leqq t\leqq\pi/6となり、cos⁡t>0\cos t>0だから
dx=3cos⁡2tdt,x2+9=3cos⁡t.dx=\frac3{\cos^2t}dt,\qquad\sqrt{x^2+9}=\frac3{\cos t}.
従って被積分関数の偶関数性と(2)から
∫−33dxx2+9=∫−π/6π/6dtcos⁡t=2∫0π/6dtcos⁡t=log⁡3.\int_{-\sqrt3}^{\sqrt3}\frac{dx}{\sqrt{x^2+9}}=\int_{-\pi/6}^{\pi/6}\frac{dt}{\cos t}=2\int_0^{\pi/6}\frac{dt}{\cos t}=\boxed{\log3}.

読み終えたら解答を閉じて、もう一度自分の手で解いてみましょう。

この問題で使う考え方

  • 部分分数分解
  • 置換積分
  • 偶関数の積分

答えと解答は AI で作成したものです。誤りに気づいたらお問い合わせから教えてください。

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