山口大学/2024年度/前期

1山口大学 2024年 数学 第1問解答・解説

三角関数微分・積分の考え積分法

1問題

山口大学2024年度第1問
aa を定数とする。実数全体を定義域とする関数 f(x),g(x)f(x),g(x) に対し
C=∫01f(x)g(a−x) dx C=\int_0^1 f(x)g(a-x)\,dx
と定めたとき、次の f(x),g(x)f(x),g(x) について CC をそれぞれ aa を用いて表しなさい。
(1) f(x)=x,g(x)=x2f(x)=x,\quad g(x)=x^2
(2) f(x)=sin⁡πx,g(x)=xf(x)=\sin\pi x,\quad g(x)=x
(3) f(x)=x,g(x)={x(x≧0),0(x<0)f(x)=x,\quad g(x)=\begin{cases}x&(x\geqq0),\\0&(x<0)\end{cases}

まずは自分で解いてみましょう。解けたら「答え」、詰まったら「解答」で確かめられます。

タイマー

15:00

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1)
    a22−2a3+14\frac{a^2}{2}-\frac{2a}{3}+\frac14。
  • (2)
    2a−1π\frac{2a-1}{\pi}。
  • (3)
    a≦0:0a\leqq0:0、0<a<1:a36\frac{a^3}{6}、a≧1:a2−13a\geqq1:\frac a2-\frac13。

3解答

解答を見る途中式つきの解答

解答

定義はC=∫01f(x)g(a−x) dxC=\int_0^1f(x)g(a-x)\,dx。
(1) 指定関数では
C=∫01x(a−x)2dx=∫01(a2x−2ax2+x3)dx=a22−2a3+14. C=\int_0^1x(a-x)^2dx =\int_0^1(a^2x-2ax^2+x^3)dx =\frac{a^2}{2}-\frac{2a}{3}+\frac14.
(2)
C=a∫01sin⁡(πx)dx−∫01xsin⁡(πx)dx=2aπ−1π. C=a\int_0^1\sin(\pi x)dx-\int_0^1x\sin(\pi x)dx =\frac{2a}{\pi}-\frac1\pi.
第2積分は部分積分で1/π1/\pi。
(3) g(a−x)=a−xg(a-x)=a-xはx≦ax\leqq aのときだけ正部分であり、それ以外は0。したがって
C={0,a≦0,∫0ax(a−x)dx=a3/6,0<a<1,∫01x(a−x)dx=a/2−1/3,a≧1. C=\begin{cases} 0,&a\leqq0,\\[2pt] \int_0^a x(a-x)dx=a^3/6,&0<a<1,\\[2pt] \int_0^1x(a-x)dx=a/2-1/3,&a\geqq1. \end{cases}
境界a=0,1a=0,1でも隣接する値は一致する。

読み終えたら解答を閉じて、もう一度自分の手で解いてみましょう。

この問題で使う考え方

  • 多項式積分
  • 部分積分
  • 積分区間の条件分け

答えと解答は AI で作成したものです。誤りに気づいたらお問い合わせから教えてください。

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