(1)
x≧0 とし、
m=[x], r=x−m とおく。
[x] は
x を超えない最大の整数なので
0≦r<1 であり、
x+1=(m+1)+r から
[x+1]=m+1 である。したがって
f(x+1)=r2−r+61=f(x).(2)
n=1 のときは (1) より
S(x+1)=f(x+2)=f(x)=S(x) である。
n≧2 のとき、和の添字を移し、(1) を用いると
S(x+n1)=k=1∑nf(x+nk+1)=j=2∑nf(x+nj)+f(x+nn+1)=j=2∑nf(x+nj)+f(x+n1)=S(x).S(x+n1)=k=1∑nf(x+nk+1)=j=2∑nf(x+nj)+f(x+nn+1)=j=2∑nf(x+nj)+f(x+n1)=S(x).(3)
0≦x<1/n とする。(1) より
f(x+1)=f(x) だから、
k=n の項を
f(x) と書き換えられる。また
j=0,…,n−1 について
0≦x+j/n<1 なので、その範囲では
[x+j/n]=0 である。よって
S(x)=j=0∑n−1{(x+nj)2−(x+nj)+61}.ここで
j=0∑n−1j=2n(n−1),j=0∑n−1j2=6n(n−1)(2n−1).後者は
∑j=0n−1((j+1)3−j3)=n3 と
(j+1)3−j3=3j2+3j+1 を用い、前者を代入して得られる。これらを代入すると
S(x)=nx2+x(n−1)+6n(n−1)(2n−1)−nx−2n−1+6n=nx2−x+6n1.S(x)=nx2+x(n−1)+6n(n−1)(2n−1)−nx−2n−1+6n=nx2−x+6n1.したがって
S(x)=0 は
(nx)2−nx+61=0と同値である。これを解くと
nx=(1±1/3)/2 を得る。
0<1/3<1 なので、二つの値はいずれも
0<nx<1 を満たし、指定範囲内にある。ゆえに
x=2n1±1/3.(4)
x≧0 に対して
m=[nx] とおくと、
m は0以上の整数であり、
r=x−nm は
0≦r<1/n を満たす。(2) を
m 回用いて
S(x)=S(r) だから、(3) の解を各周期だけ移したものがすべての解である。したがって
x=nm+(1±1/3)/2(m=0,1,2,…).