山形大学/2024年度/前期

2山形大学 2024年 数学 第2問解答・解説

微分・積分の考え

難易度勝負 レベル 4/10 目安 20分編集部の評価

対象人文社会・農医学科は解かない

1問題

山形大学2024年度第2問
a, ba,\,b を正の定数とする。原点を O\mathrm{O} とする座標平面において、放物線 y=x2y=x^{2} を CC、直線 y=axy=ax を L1L_{1}、直線 y=2ax+by=2ax+b を L2L_{2} とする。放物線 CC と直線 L1L_{1} との交点のうち、原点 O\mathrm{O} と異なる点を P1\mathrm{P}_{1}、放物線 CC と直線 L2L_{2} との交点のうち、交点の xx 座標が負である点を P2\mathrm{P}_{2} とする。また、放物線 CC と直線 L1L_{1} で囲まれた図形の面積を S1S_{1}、放物線 CC と直線 L2L_{2} で囲まれた図形の面積を S2S_{2}、△OP1P2\triangle\mathrm{OP}_{1}\mathrm{P}_{2} の面積を S3S_{3} とする。このとき、次の問に答えよ。

(1) S1S_{1} を aa を用いて表せ。

(2) S2S_{2} を a, ba,\,b を用いて表せ。

(3) S2=64S1S_{2}=64S_{1} のとき、bb を aa を用いて表せ。

(4) S3S_{3} を a, ba,\,b を用いて表せ。

出典:山形大学 2024年度 前期 数学 第2問

まずは自分で解いてみましょう。解けたら「答え」、詰まったら「解答」で確かめられます。

タイマー

15:00

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1)
    S1=a36S_{1}=\dfrac{a^{3}}{6}
  • (2)
    S2=43(a2+b)32S_{2}=\dfrac{4}{3}(a^{2}+b)^{\frac{3}{2}}
  • (3)
    b=3a2b=3a^{2}
  • (4)
    S3=a2{a2+b−aa2+b}S_{3}=\dfrac{a}{2}\left\{a^{2}+b-a\sqrt{a^{2}+b}\right\}

3解答

解答を見る途中式つきの解答

考え方

放物線と直線で囲まれた部分の面積は、交点の xx 座標を α<β\alpha<\beta として (β−α)36\dfrac{(\beta-\alpha)^{3}}{6}(x2x^{2} の係数が 1 のとき)。三角形の面積は、原点から 2 点への座標を使った公式 12∣x1y2−x2y1∣\dfrac{1}{2}|x_{1}y_{2}-x_{2}y_{1}| で求める。

解答

(1)

x2=axx^{2}=ax の解は x=0, ax=0,\,a だから S1=(a−0)36=a36S_{1}=\dfrac{(a-0)^{3}}{6}=\dfrac{a^{3}}{6}。

(2)

x2−2ax−b=0x^{2}-2ax-b=0 の解は x=a±a2+bx=a\pm\sqrt{a^{2}+b} で、その差は 2a2+b2\sqrt{a^{2}+b} だから
S2=(2a2+b)36=43(a2+b)32. S_{2}=\dfrac{\left(2\sqrt{a^{2}+b}\right)^{3}}{6}=\dfrac{4}{3}(a^{2}+b)^{\frac{3}{2}}.

(3)

43(a2+b)32=64⋅a36\dfrac{4}{3}(a^{2}+b)^{\frac{3}{2}}=64\cdot\dfrac{a^{3}}{6} より (a2+b)32=8a3=(2a)3(a^{2}+b)^{\frac{3}{2}}=8a^{3}=(2a)^{3}。よって a2+b=4a2a^{2}+b=4a^{2}、b=3a2b=3a^{2}。

(4)

P1(a, a2)\mathrm{P}_{1}(a,\,a^{2})、P2(α, α2)\mathrm{P}_{2}(\alpha,\,\alpha^{2})(α=a−a2+b<0\alpha=a-\sqrt{a^{2}+b}<0)だから
S3=12∣aα2−αa2∣=12a∣α∣ ∣α−a∣. S_{3}=\dfrac{1}{2}\left|a\alpha^{2}-\alpha a^{2}\right|=\dfrac{1}{2}a|\alpha|\,|\alpha-a|.
∣α∣=a2+b−a|\alpha|=\sqrt{a^{2}+b}-a、∣α−a∣=a2+b|\alpha-a|=\sqrt{a^{2}+b} より
S3=a2a2+b(a2+b−a)=a2{a2+b−aa2+b}. S_{3}=\dfrac{a}{2}\sqrt{a^{2}+b}\left(\sqrt{a^{2}+b}-a\right)=\dfrac{a}{2}\left\{a^{2}+b-a\sqrt{a^{2}+b}\right\}.

読み終えたら解答を閉じて、もう一度自分の手で解いてみましょう。

この問題で使う考え方

  • 放物線と直線で囲まれた面積
  • 三角形の面積の公式
  • 2次方程式の解の公式

答えと解答は編集部が AI で作成したもので、大学が公表したものではありません。誤りに気づいたらお問い合わせから教えてください。

この問題、本番の試験なら?

まだない教材・つくるか検討中

山形大学 数学 解き方の作戦パック

  • 過去 10 年分の全大問に、レベル・目安時間・「必答/勝負/捨て可」
  • 年度ごとの「この順番で解く」と時間配分
  • 各問の発想の由来と、ほかの大学の似た問題

押すだけ・無料・登録なし

見本:東京大学 2026 年度の作戦を見る →

次にやること

同じ年度の次の問題第3問へ進む

山形大学のほかの年度

似た問題を、ほかの大学で