山形大学/2024年度

4山形大学 2024年 数学 第4問解答・解説

数列

1問題

山形大学2024年度第4問
自然数 n に対して、n\sqrt{n} の整数部分を ana_{n} とし (n−an2)2(n-a_{n}^{2})^{2} を bnb_{n} とする。 数列 {bn}\{b_{n}\} の初項から第 n 項までの和を SnS_{n} とする。 このとき、次の問に答えよ。

(1) S10S_{10} を求めよ。

(2) 自然数 k に対して an=ka_{n}=k を満たす n の最大値と最小値を k を用いて表せ。

(3) 自然数 k に対して n=k2n = k^{2} のとき、SnS_{n} を k を用いて表せ。

(4) Sn=7000S_{n}=7000 のとき、n を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。解けたら「答え」、詰まったら「解答」で確かめられます。

タイマー

15:00

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • S10=36,k2≦n≦k2+2k,Sk2=k(k−1)(4k2−1)6,Sn=7000⟹n=114S_{10}=36,\quad k^2\leqq n\leqq k^2+2k,\quad S_{k^2}=\frac{k(k-1)(4k^2-1)}{6},\quad S_n=7000\Longrightarrow n=114

3解答

解答を見る途中式つきの解答

考え方

平方根の整数部分が一定となる平方区間ごとにnnをk2+rk^{2}+rと表し、bnb_{n}を平方数の列として部分和を計算する。

解答

an=ka_n=k、すなわち k2≦n<(k+1)2k^2\leqq n<(k+1)^2 。したがって n=k2+r(0≦r≦2k)n=k^2+r\quad(0\leqq r\leqq2k) とおくと bn=r2b_n=r^2。

(1)
(b1,…,b10)=(0,1,4,0,1,4,9,16,0,1),S10=36. (b_1,\ldots,b_{10})=(0,1,4,0,1,4,9,16,0,1),\qquad S_{10}=36.

(2)
k2≦n≦(k+1)2−1=k2+2k. k^2\leqq n\leqq(k+1)^2-1=k^2+2k.
よって最小値は k2k^2、最大値は k2+2kk^2+2k。

(3)
Sk2=∑j=1k−1∑r=02jr2=∑j=1k−12j(2j+1)(4j+1)6=∑j=1k−1(83j3+2j2+13j)=k(k−1)(4k2−1)6. \begin{aligned} S_{k^2} &=\sum_{j=1}^{k-1}\sum_{r=0}^{2j}r^2 =\sum_{j=1}^{k-1}\frac{2j(2j+1)(4j+1)}{6}\\ &=\sum_{j=1}^{k-1}\left(\frac83j^3+2j^2+\frac13j\right) =\frac{k(k-1)(4k^2-1)}{6}. \end{aligned}

(4)
S102=5985<7000<8855=S112. S_{10^2}=5985<7000<8855=S_{11^2}.
よって n=100+r(1≦r≦20)n=100+r\quad(1\leqq r\leqq20)。
7000−5985=1015=∑i=114i2=14⋅15⋅296. 7000-5985=1015=\sum_{i=1}^{14}i^2=\frac{14\cdot15\cdot29}{6}.
部分和は r≧1r\geqq1 で正の項を加えるたびに大きくなるので r=14, n=114r=14,\ n=114。

読み終えたら解答を閉じて、もう一度自分の手で解いてみましょう。

この問題で使う考え方

  • 総和記号と数列の和

答えと解答は AI で作成したものです。誤りに気づいたらお問い合わせから教えてください。

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