鳥取大学/2025年度/前期

III鳥取大学 2025年 数学 第III問解答・解説

積分法

1問題

鳥取大学2025年度第III問
関数 f(x)f(x) を
f(x)=116(x+2)2(x−2)2 f(x)=\frac{1}{16}(x+2)^2(x-2)^2
と定める。0≦t≦10\leqq t\leqq1 を満たす実数 tt に対して、直線 y=ty=t と曲線 y=f(x)y=f(x) によって囲まれる図形を yy 軸の周りに1回転させてできる回転体の体積を V(t)V(t) とおく。以下の問いに答えよ。

(1) 曲線 y=f(x)y=f(x) と直線 y=ty=t の交点の xx 座標を kk とするとき、k2k^2 をすべて求めよ。

(2) V(t)V(t) を tt を用いて表せ。

(3) V(t)V(t) の最小値と、そのときの tt の値を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。解けたら「答え」、詰まったら「解答」で確かめられます。

タイマー

15:00

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1)
    k2=4±4tk^{2}=4\pm4\sqrt{t}(t=0t=0 では 44)。
  • (2)
    V(t)=16π3t32V(t)=\dfrac{16\pi}{3}t^{\frac{3}{2}}。
  • (3)
    最小値は 00、そのときの tt の値は t=0t=0。

3解答

解答を見る途中式つきの解答

解答

(1)

曲線と直線の交点では
116(k2−4)2=t \dfrac{1}{16}(k^{2}-4)^{2}=t
が成り立つ。したがって
k2−4=±4t,k2=4±4t. k^{2}-4=\pm4\sqrt{t},\qquad k^{2}=4\pm4\sqrt{t}.
条件 0≦t≦10\leqq t\leqq1 より 4−4t≧04-4\sqrt{t}\geqq0 なので、どちらも交点の k2k^{2} として実現する。ただし t=0t=0 では両者は 44 に一致する。

(2)

回転体を高さ yy で切る。0≦y≦t≦10\leqq y\leqq t\leqq1 において、曲線より下側にある領域の半径 r=∣x∣r=|x| は
116(r2−4)2≦y \dfrac{1}{16}(r^{2}-4)^{2}\leqq y
を満たす。すなわち
4−4y≦r2≦4+4y. 4-4\sqrt{y}\leqq r^{2}\leqq4+4\sqrt{y}.
よって断面は、内半径 4−4y\sqrt{4-4\sqrt{y}}、外半径 4+4y\sqrt{4+4\sqrt{y}} の円環である。左右の領域は yy 軸回転後に同じ円環を作るので、断面積を二重に数えない。したがって
V(t)=∫0tπ{(4+4y)−(4−4y)} dy=8π∫0ty dy=16π3t32. V(t)=\int_{0}^{t}\pi\left\{(4+4\sqrt{y})-(4-4\sqrt{y})\right\}\,dy=8\pi\int_{0}^{t}\sqrt{y}\,dy=\dfrac{16\pi}{3}t^{\frac{3}{2}}.

(3)

この式は t=0t=0 でも V(0)=0V(0)=0 となる。さらに 0≦t≦10\leqq t\leqq1 では t32≧0t^{\frac{3}{2}}\geqq0 であり、等号は t=0t=0 のときに限る。よって最小値は 00、そのとき t=0t=0 である。

読み終えたら解答を閉じて、もう一度自分の手で解いてみましょう。

この問題で使う考え方

  • 交点方程式の平方根整理
  • 水平断面法による回転体積
  • 定積分と最小値判定

答えと解答は AI で作成したものです。誤りに気づいたらお問い合わせから教えてください。

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