鳥取大学/2025年度/前期
II鳥取大学 2025年 数学 第II問解答・解説
三角関数微分法ベクトル
1問題
鳥取大学2025年度第II問
a を実数の定数とする。
O を原点とする座標平面上を運動する点
P の時刻
t における座標
(x,y) が
t の関数として
x=eatcost,y=eatsintで表されるとき、時刻
t における点
P の速度を
v=(dtdx,dtdy) で表す。以下の問いに答えよ。
(1)
dtdx および
dtdy を求めよ。
(2) 時刻
t における点
P の速さ
∣v∣ を求めよ。
(3)
p=OP とおく。時刻
t において、
p と
v のなす角を
θ(
0≦θ≦π)とする。
cosθ を
a を用いて表し、
θ は
t によらない定数であることを示せ。
(4) (3)で定めた角
θ の値が
θ=6π であるとき、定数
a を求めよ。
まずは自分で解いてみましょう。解けたら、または詰まったら「解答」で確かめられます。
2解答
解答を見る途中式つきの解答
解答
まず、
dtdeat=aeat、
dtdcost=−sint、
dtdsint=costを用いる。
(1) 積の微分法により、
dtdx=aeatcost−eatsint=eat(acost−sint),dtdy=aeatsint+eatcost=eat(asint+cost).(2) よって
∣v∣=(dtdx)2+(dtdy)2=eat(acost−sint)2+(asint+cost)2.ここで、
(acost−sint)2+(asint+cost)2=a2(cos2t+sin2t)+(sin2t+cos2t)=a2+1だから、
eat>0に注意して
∣v∣=eata2+1.(3)
p=(eatcost,eatsint)であるから、
p⋅v=e2at{cost(acost−sint)+sint(asint+cost)}=ae2at.また、
∣p∣=eat、(2)より
∣v∣=eata2+1である。
eat>0かつ
a2+1>0なので、
pと
vはいずれも零ベクトルでなく、角
θは定義される。内積と角の関係から
cosθ=∣p∣∣v∣p⋅v=eateata2+1ae2at=a2+1a.右辺は
tを含まないので
cosθは一定である。さらに
0≦θ≦πでは余弦の値が角を一意に定めるため、
θも
tによらない。
(4)
θ=6πより
cosθ=23>0だから、(3)の式から
a>0であり、
a2+1a=23.両辺を2乗すると
4a2=3(a2+1)、したがって
a2=3。
a>0より
a=3.
読み終えたら解答を閉じて、もう一度自分の手で解いてみましょう。
この問題で使う考え方
- 三角関数の相互関係
- 合成関数の微分
- 指数・対数関数の微分
- 積の微分
- 三角関数の微分
- ベクトルの成分表示
- ベクトルの内積
- 位置ベクトル
答えと解答は AI で作成したものです。誤りに気づいたらお問い合わせから教えてください。
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