鳥取大学/2025年度/前期

I鳥取大学 2025年 数学 第I問解答・解説

数列指数関数・対数関数

1問題

鳥取大学2025年度第I問
数列 {an}\{a_n\} を次の①〜③を満たす等比数列とする。
① すべての自然数 n について an>0,② a1=2560,③ a1+a2+a3=4480 \text{① すべての自然数 }n\text{ について }a_n>0,\qquad \text{② }a_1=2560,\qquad \text{③ }a_1+a_2+a_3=4480
また、Sn=∑k=1nlog⁡2ak\displaystyle S_n=\sum_{k=1}^{n}\log_2 a_k とおく。以下の問いに答えよ。ただし、log⁡102=0.301\log_{10}2=0.301 とする。

(1) 数列 {an}\{a_n\} の一般項を nn を用いて表せ。

(2) SnS_n が最大となるときの nn の値を求めよ。

(3) ∣Sn∣|S_n| が最小となるときの nn の値を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。解けたら「答え」、詰まったら「解答」で確かめられます。

タイマー

15:00

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1)
    an=5⋅210−na_{n}=5\cdot2^{10-n}。
  • (2)
    最大となるのは n=12n=12。
  • (3)
    ∣Sn∣|S_{n}| が最小となるのは n=24n=24。

3解答

解答を見る途中式つきの解答

解答

(1)

公比を rr とする。すべての自然数 nn について an>0a_{n}>0 なので r>0r>0 である。また
2560(1+r+r2)=4480 2560(1+r+r^{2})=4480
より r2+r−34=0r^{2}+r-\dfrac{3}{4}=0、すなわち (r−12)(r+32)=0\left(r-\dfrac{1}{2}\right)\left(r+\dfrac{3}{2}\right)=0。r>0r>0 だから r=12r=\dfrac{1}{2} であり、
an=2560(12)n−1=5⋅210−n. a_{n}=2560\left(\dfrac{1}{2}\right)^{n-1}=5\cdot2^{10-n}.

(2)

L=log⁡25L=\log_{2}5 とおくと
log⁡2ak=L+10−k,Sn=∑k=1n(L+10−k)=n2(2L+19−n),Sn+1−Sn=L+9−n. \log_{2}a_{k}=L+10-k,\qquad S_{n}=\sum_{k=1}^{n}(L+10-k)=\dfrac{n}{2}(2L+19-n),\qquad S_{n+1}-S_{n}=L+9-n.
22<5<232^{2}<5<2^{3} より 2<L<32<L<3。したがって差 Sn+1−SnS_{n+1}-S_{n} は n≦11n\leqq11 で正、n≧12n\geqq12 で負である。よって SnS_{n} は n=12n=12 で最大となる。

(3)

次に、問題で与えられた log⁡102=0.301\log_{10}2=0.301 を用いると
L=log⁡105log⁡102=0.6990.301=699301,2L+19=7117301=23+194301. L=\dfrac{\log_{10}5}{\log_{10}2}=\dfrac{0.699}{0.301}=\dfrac{699}{301},\qquad 2L+19=\dfrac{7117}{301}=23+\dfrac{194}{301}.
ゆえに Sn>0S_{n}>0 は n≦23n\leqq23 のとき、Sn<0S_{n}<0 は n≧24n\geqq24 のときである。正の範囲では、差の符号から最小の候補は端の n=1n=1、n=23n=23 である。負の範囲では SnS_{n} は減少し続けるので、∣Sn∣|S_{n}| の最小の候補は n=24n=24 である。候補を与えられた対数値で比べると
S1=3408301,S23=2231301,∣S24∣=1284301. S_{1}=\dfrac{3408}{301},\qquad S_{23}=\dfrac{2231}{301},\qquad |S_{24}|=\dfrac{1284}{301}.
したがって ∣Sn∣|S_{n}| が最小となるのは n=24n=24 のときである。

読み終えたら解答を閉じて、もう一度自分の手で解いてみましょう。

答えと解答は AI で作成したものです。誤りに気づいたらお問い合わせから教えてください。

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