浜松医科大学/2025年度/前期

3浜松医科大学 2025年 数学 第3問解答・解説

数と式微分法積分法

1問題

浜松医科大学2025年度第3問
以下の問いに答えよ。
(1) 関数 f(x)=x32 (x≧0)f(x)=x^{\frac{3}{2}}\ (x\geqq0) および正の実数 aa に対して
L(a)=∫0a1+(f′(x))2 dx L(a)=\int_{0}^{a}\sqrt{1+(f'(x))^{2}}\,dx
を求めよ。
(2) 関数
g(x)=∣∣2−x∣−1∣−1 g(x)=\left|\left|2-x\right|-1\right|-1
に対して、y=g(x)y=g(x) のグラフをかけ。
(3) y=x23 (x≧0)y=x^{\frac{2}{3}}\ (x\geqq0) と y=g(x)y=g(x) で囲まれた領域の境界線の長さを求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。解けたら「答え」、詰まったら「解答」で確かめられます。

タイマー

15:00

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1)
    L(a)=827{(1+9a4)3/2−1}L(a)=\dfrac{8}{27}\left\{\left(1+\dfrac{9a}{4}\right)^{3/2}-1\right\}。
  • (2)
    g(x)=−x (x≦1), x−2 (1≦x≦2), 2−x (2≦x≦3), x−4 (x≧3)g(x)=-x\ (x\leqq1),\ x-2\ (1\leqq x\leqq2),\ 2-x\ (2\leqq x\leqq3),\ x-4\ (x\geqq3)。
  • (3)
    境界の長さは 82+8010−8278\sqrt{2}+\dfrac{80\sqrt{10}-8}{27}。}

3解答

解答を見る途中式つきの解答

解答

(1) f′(x)=32xf'(x)=\frac32\sqrt{x} より
L(a)=12∫0a4+9x dx=(4+9a)3/2−827=827{(1+9a4)3/2−1}.L(a)=\frac12\int_0^a\sqrt{4+9x}\,dx=\frac{(4+9a)^{3/2}-8}{27}=\frac8{27}\left\{\left(1+\frac{9a}{4}\right)^{3/2}-1\right\}.
(2) 絶対値の内側の符号が変わる点 x=1,2,3x=1,2,3 で場合分けすれば
g(x)={−x(x≦1),x−2(1≦x≦2),2−x(2≦x≦3),x−4(x≧3)g(x)=\begin{cases}-x&(x\leqq1),\\x-2&(1\leqq x\leqq2),\\2-x&(2\leqq x\leqq3),\\x-4&(x\geqq3)\end{cases}
(3) 0<x≦40<x\leqq4 では g(x)≦0<x2/3g(x)\leqq0<x^{2/3} で、x=0だけが交点となる。x≧4x\geqq4 では g(x)=x−4g(x)=x-4。u=x1/3≧0u=x^{1/3}\geqq0 とおくと交点方程式は u3−u2−4=0=(u−2)(u2+u+2)u^3-u^2-4=0=(u-2)(u^2+u+2) であり、u2+u+2=(u+1/2)2+7/4>0u^2+u+2=(u+1/2)^2+7/4>0 より唯一の実根はu=2、従ってx=8である。よって囲まれた領域のxx の範囲は 0≦x≦80\leqq x\leqq8。折れ線部分は傾きの絶対値がすべて1で横幅が合計8だから長さは 828\sqrt2。曲線 y=x2/3y=x^{2/3} の弧長は u=x1/3u=x^{1/3} とおけば
∫081+49x−2/3 dx=∫02u9u2+4 du=8010−827.\int_0^8\sqrt{1+\frac49x^{-2/3}}\,dx=\int_0^2u\sqrt{9u^2+4}\,du=\frac{80\sqrt{10}-8}{27}.

読み終えたら解答を閉じて、もう一度自分の手で解いてみましょう。

この問題で使う考え方

  • 弧長積分
  • 絶対値の区分表示
  • 置換積分

答えと解答は AI で作成したものです。誤りに気づいたらお問い合わせから教えてください。

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