山口大学/2025年度/前期

2山口大学 2025年 数学 第2問解答・解説

指数関数・対数関数極限微分法積分法

1問題

山口大学2025年度第2問
関数 f(x)=ex−1f(x)=e^x-1 について、次の問いに答えなさい。ただし、ee は自然対数の底とする。
(1) f(x)f(x) の逆関数 f−1(x)f^{-1}(x) を求めなさい。
(2) f−1(x)f^{-1}(x) の不定積分 ∫f−1(x) dx\displaystyle \int f^{-1}(x)\,dx を求めなさい。
(3) kk を正の定数とする。x≧0x\geqq0 に対して、関数 g(x)g(x) を次のように定める。
g(x)=∫0kf(t) dt+∫0xf−1(t) dt−kx g(x)=\int_{0}^{k}f(t)\,dt+\int_{0}^{x}f^{-1}(t)\,dt-kx
g(x)g(x) の最小値を求めなさい。また、そのときの xx の値を求めなさい。

まずは自分で解いてみましょう。解けたら「答え」、詰まったら「解答」で確かめられます。

タイマー

15:00

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1) f−1(x)=log⁡(x+1)(x>−1)。 (2) (x+1)log⁡(x+1)−x+C。 (3) 最小値 0、達成点 x=ek−1。\text{(1) }\quad f^{-1}(x)=\log(x+1)\quad \text{(}\quad x>-1\quad \text{)。 (2) }\quad (x+1)\log(x+1)-x+C\quad \text{。 (3) 最小値 }\quad 0\quad \text{、達成点 }\quad x=e^k-1\quad \text{。}

3解答

解答を見る途中式つきの解答

解答

(1) f′(x)=ex>0f'(x)=e^x>0 で、ff の値域は y>−1y>-1。y=ex−1y=e^x-1 を解いて
f−1(x)=log⁡(x+1)(x>−1). f^{-1}(x)=\log(x+1)\qquad(x>-1).

(2) x>−1x>-1 で部分積分すると
∫f−1(x) dx=∫log⁡(x+1) dx=(x+1)log⁡(x+1)−x+C. \int f^{-1}(x)\,dx=\int\log(x+1)\,dx=(x+1)\log(x+1)-x+C.

(3) 定義式と(2)を使うと g′(x)=log⁡(x+1)−kg'(x)=\log(x+1)-k。よって臨界点は x=ek−1>0x=e^k-1>0。g′g' はその前で負、その後で正である。また定義式へ代入すると g(ek−1)=0g(e^k-1)=0。したがって最小値は 00、そのとき x=ek−1x=e^k-1。

指数関数の単調性から逆関数を求め、部分積分を適用する。最後は導関数の符号変化と最小点での値を確かめる。

読み終えたら解答を閉じて、もう一度自分の手で解いてみましょう。

この問題で使う考え方

  • 逆関数
  • 部分積分
  • 導関数の符号による最小値判定

答えと解答は AI で作成したものです。誤りに気づいたらお問い合わせから教えてください。

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