佐賀大学/2023年度/前期

3佐賀大学 2023年 数学 第3問解答・解説

いろいろな式平面上の曲線と複素数平面

1問題

佐賀大学2023年度第3問
a,b,c,da,b,c,d は実数とし、x4+ax3+bx2+cx+dx^4+ax^3+bx^2+cx+d を f(x)f(x) とおく。4次方程式 f(x)=0f(x)=0 が2つの実数解 6,−6\sqrt{6},-\sqrt{6} および2つの虚数解 α,β\alpha,\beta を持つとする。次の問に答えよ。
(1) α+β\alpha+\beta、αβ\alpha\beta、cc、dd を a,ba,b を用いて表せ。
(2) 複素数平面上において点 A(α),B(β),C(−6)A(\alpha),B(\beta),C(-\sqrt{6}) が同一直線上にあるとき、aa の値を求めよ。
(3) (2) において、さらに点 A(α),B(β),D(6)A(\alpha),B(\beta),D(\sqrt{6}) が正三角形の3つの頂点となるとき、bb の値を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。解けたら「答え」、詰まったら「解答」で確かめられます。

タイマー

15:00

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1)
    α+β=−a,αβ=b+6,c=−6a,d=−6(b+6)\alpha+\beta=-a,\quad \alpha\beta=b+6,\quad c=-6a,\quad d=-6(b+6)
  • (2)
    a=26a=2\sqrt6
  • (3)
    b=8b=8

3解答

解答を見る途中式つきの解答

解答

係数が実数であり,α,β\alpha,\beta は非実数の解なので,この2解は互いに共役である。α=u+vi, β=u−vi\alpha=u+vi,\ \beta=u-vi(u,vu,v は実数,v≠0v\ne0)とおく。

(1) 解と係数の関係から,α+β=−a\alpha+\beta=-a である。また,2解の積を含む2次式はx2−(α+β)x+αβ=x2+ax+αβx^2-(\alpha+\beta)x+\alpha\beta=x^2+ax+\alpha\beta となる。したがって
f(x)=(x2−6)(x2+ax+αβ). f(x)=(x^2-6)(x^2+ax+\alpha\beta).
これを展開して係数を比べると,b=αβ−6b=\alpha\beta-6,c=−6ac=-6a,d=−6αβd=-6\alpha\beta である。よってαβ=b+6\alpha\beta=b+6,c=−6ac=-6a,d=−6(b+6)d=-6(b+6) を得る。

(2) 複素数平面でA=(u,v)A=(u,v),B=(u,−v)B=(u,-v) であるから,v≠0v\ne0 より直線ABAB はx=ux=u である。C=(−6,0)C=(-\sqrt6,0) がこの直線上にある条件はu=−6u=-\sqrt6 である。このときα+β=2u=−26=−a\alpha+\beta=2u=-2\sqrt6=-a よりa=26a=2\sqrt6。

(3) (2)よりu=−6u=-\sqrt6 であり,D=(6,0)D=(\sqrt6,0) である。各辺の長さの2乗は
AB2=(2v)2=4v2,AD2=(u−6)2+v2=24+v2,BD2=24+v2. AB^2=(2v)^2=4v^2,\qquad AD^2=(u-\sqrt6)^2+v^2=24+v^2,\qquad BD^2=24+v^2.
したがってAD=BDAD=BD は常に成り立ち,正三角形となる条件はAB2=AD2AB^2=AD^2 である。よって4v2=24+v24v^2=24+v^2,すなわちv2=8v^2=8。このときαβ=u2+v2=6+8=14\alpha\beta=u^2+v^2=6+8=14 なので,(1)のαβ=b+6\alpha\beta=b+6 からb=8b=8 を得る。

確認として,a=26,b=8a=2\sqrt6, b=8 のとき2次因子はx2+26x+14x^2+2\sqrt6x+14 であり,その解は−6±22i-\sqrt6\pm2\sqrt2i となる。これらを頂点とするA,B,DA,B,D の各辺の長さは424\sqrt2 で,正三角形の条件と一致する。

読み終えたら解答を閉じて、もう一度自分の手で解いてみましょう。

この問題で使う考え方

  • 共役複素数と解と係数の関係
  • 因数分解と係数比較
  • 複素数平面上の直線・距離

答えと解答は AI で作成したものです。誤りに気づいたらお問い合わせから教えてください。

佐賀大学の数学を、過去 10 年分まとめて解けるものがあったら使いたいですか?

次にやること

同じ年度の次の問題第4問へ進む三角関数・微分法・積分法

佐賀大学のほかの年度

似た問題を、ほかの大学で