佐賀大学/2023年度/前期
4佐賀大学 2023年 数学 第4問解答・解説
三角関数微分法積分法
1問題
佐賀大学2023年度第4問
次の問に答えよ。
(1) 等式
(tanθ)′=cos2θ1 を示せ。また、定積分
∫4π2πsin2θ1dθ の値を求めよ。
(2) 等式
1+sinθcosθ+1−sinθcosθ=cosθ2 を示せ。また、定積分
∫06πcosθ1dθ の値を求めよ。
(3) 定積分
∫06πcos3θ1dθ の値を求めよ。
まずは自分で解いてみましょう。解けたら「答え」、詰まったら「解答」で確かめられます。
3解答
解答を見る途中式つきの解答
解答
(1)
cosθ=0 の範囲で、商の微分法より
(tanθ)′=(cosθsinθ)′=cos2θcos2θ+sin2θ=cos2θ1.また、
sinθ=0 の範囲で
(−sinθcosθ)′=sin2θ1である。したがって
∫4π2πsin2θ1dθ=[−sinθcosθ]4π2π=0−(−1)=1.(2)
cosθ=0 ならば
1−sin2θ=cos2θ より
1+sinθcosθ+1−sinθcosθ=(1+sinθ)(1−sinθ)cosθ{(1−sinθ)+(1+sinθ)}=cos2θ2cosθ=cosθ2.区間
0≦θ≦6π では
1±sinθ>0 だから、この等式を用いて
∫06πcosθ1dθ=21∫06π(1+sinθcosθ+1−sinθcosθ)dθ=21[log(1+sinθ)−log(1−sinθ)]06π=21{log23−log21}=21log3.∫06πcosθ1dθ=21∫06π(1+sinθcosθ+1−sinθcosθ)dθ=21[log(1+sinθ)−log(1−sinθ)]06π=21{log23−log21}=21log3.(3)
I=∫06πcos3θ1dθ とおく。部分積分により
I=[cosθtanθ]06π−∫06πcosθtan2θdθ=32−∫06π(cos3θ1−cosθ1)dθ=32−I+21log3.I=[cosθtanθ]06π−∫06πcosθtan2θdθ=32−∫06π(cos3θ1−cosθ1)dθ=32−I+21log3.よって
I=31+41log3.
読み終えたら解答を閉じて、もう一度自分の手で解いてみましょう。
この問題で使う考え方
- 三角関数の相互関係
- 三角関数の微分
- 不定積分・定積分の性質
- 置換積分法
- 部分積分法
- 三角・指数・対数関数等の積分
答えと解答は AI で作成したものです。誤りに気づいたらお問い合わせから教えてください。
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