佐賀大学/2023年度/前期
1佐賀大学 2023年 数学 第1問解答・解説
ベクトル図形と計量
1問題
佐賀大学2023年度第1問
四面体
OABC において、
OA,OB,OC をそれぞれ
a,b,c とおく。これらは
∣a∣=∣b∣=2,∣c∣=3 および
a⋅b=0,a⋅c=b⋅c=21 を満たすとする。頂点
O から
△ABC を含む平面に垂線を引き、交点を
H とする。次の問に答えよ。
(1)
∣AB∣2、
∣AC∣2、
AB⋅AC の値をそれぞれ求めよ。
(2) 実数
s,t により
AH が
AH=sAB+tAC と表されるとき、
OH を
a,b,c,s,t を用いて表せ。
(3) (2) の
s,t の値をそれぞれ求めよ。
(4) 四面体
OABC の体積を求めよ。
まずは自分で解いてみましょう。解けたら「答え」、詰まったら「解答」で確かめられます。
2答え
答えを見る自分の答えと照らし合わせる
(2)(1−s−t)a+sb+tc (3)s=165, t=83 (4)646
3解答
解答を見る途中式つきの解答
解答
AB=b−a,
AC=c−a であるから,
∣AB∣2=∣b∣2+∣a∣2−2a⋅b=4+4=8, ∣AC∣2=∣c∣2+∣a∣2−2a⋅c=3+4−1=6,また
AB⋅AC=(b−a)⋅(c−a)=b⋅c−b⋅a−a⋅c+∣a∣2=21−0−21+4=4. よって (1) は
8,6,4 である。
(2) について,
OH=OA+AH=a+s(b−a)+t(c−a)=(1−s−t)a+sb+tc.(3)
OH は平面
ABC に垂直なので,
OH⋅AB=OH⋅AC=0 である。(2) の表現を
a+sAB+tAC と見れば,
a⋅AB=a⋅(b−a)=−4,a⋅AC=a⋅(c−a)=−27. (1) の値も用いて,
−4+8s+4t=0,−27+4s+6t=0, すなわち
2s+t=1,
4s+6t=27 を得る。前者から
t=1−2s なので,後者に代入すると
4s+6(1−2s)=27,したがって
s=165,
t=83 である。
(4) では,
OH=165a+165b+166c, よって与えられた内積を用いると,
∣OH∣2=2561(25∣a∣2+25∣b∣2+36∣c∣2+60a⋅c+60b⋅c)=256368=1623. ゆえに
OH=423 である。また
△ABC の面積を
S,
AB と
AC のなす角を
θ とすると,
cosθ=864=31,S=2186sinθ=21861−31=22. したがって四面体の体積は
31S⋅OH=31⋅22⋅423=646.
読み終えたら解答を閉じて、もう一度自分の手で解いてみましょう。
この問題で使う考え方
- ベクトルの和・差・実数倍
- 位置ベクトル
- ベクトルの内積
- ベクトルによる図形の考察
- 空間図形の計量
答えと解答は AI で作成したものです。誤りに気づいたらお問い合わせから教えてください。
佐賀大学の数学を、過去 10 年分まとめて解けるものがあったら使いたいですか?