琉球大学/2025年度/前期

3琉球大学 2025年 数学 第3問解答・解説

ベクトル

1問題

琉球大学2025年度第3問
四面体 OABC\mathrm{OABC} の辺の長さを OA=3\mathrm{OA}=3、OB=5\mathrm{OB}=\sqrt{5}、OC=6\mathrm{OC}=\sqrt{6}、AB=22\mathrm{AB}=2\sqrt{2} とする。OA→=a⃗\overrightarrow{\mathrm{OA}}=\vec{a}、OB→=b⃗\overrightarrow{\mathrm{OB}}=\vec{b}、OC→=c⃗\overrightarrow{\mathrm{OC}}=\vec{c} として、a⃗⋅c⃗=3\vec{a}\cdot\vec{c}=3、b⃗⋅c⃗=3\vec{b}\cdot\vec{c}=3 とする。次の問いに答えよ。(50 点)

問 1 a⃗\vec{a} と b⃗\vec{b} の内積 a⃗⋅b⃗\vec{a}\cdot\vec{b} を求めよ。

問 2 点 O\mathrm{O} から平面 ABC\mathrm{ABC} に垂線を下ろしその交点を H\mathrm{H} とする。このとき、OH→\overrightarrow{\mathrm{OH}} を a⃗, b⃗, c⃗\vec{a},\,\vec{b},\,\vec{c} を用いて表せ。

問 3 点 A\mathrm{A} から平面 OBC\mathrm{OBC} に垂線を下ろしその交点を K\mathrm{K} とする。このとき、直線 OH\mathrm{OH} と直線 AK\mathrm{AK} は交わることを示せ。また、その交点を M\mathrm{M} とするとき、OM→\overrightarrow{\mathrm{OM}} を a⃗, b⃗, c⃗\vec{a},\,\vec{b},\,\vec{c} を用いて表せ。

まずは自分で解いてみましょう。解けたら「答え」、詰まったら「解答」で確かめられます。

タイマー

15:00

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • 問 1
    a⃗⋅b⃗=3\vec{a}\cdot\vec{b}=3
  • 問 2
    OH→=16a⃗+12b⃗+13c⃗\overrightarrow{\mathrm{OH}}=\dfrac{1}{6}\vec{a}+\dfrac{1}{2}\vec{b}+\dfrac{1}{3}\vec{c}
  • 問 3
    OM→=18a⃗+38b⃗+14c⃗\overrightarrow{\mathrm{OM}}=\dfrac{1}{8}\vec{a}+\dfrac{3}{8}\vec{b}+\dfrac{1}{4}\vec{c}

3解答

解答を見る途中式つきの解答

考え方

平面上の点は係数の和が 1 になる形で表し、垂線の条件を平面上の 2 つのベクトルとの内積が 0 として連立方程式にする。問 3 は直線 AK\mathrm{AK} 上の点を表し、OH→\overrightarrow{\mathrm{OH}} の実数倍になるものを探す。

解答

∣a⃗∣2=9|\vec{a}|^{2}=9、∣b⃗∣2=5|\vec{b}|^{2}=5、∣c⃗∣2=6|\vec{c}|^{2}=6、a⃗⋅c⃗=b⃗⋅c⃗=3\vec{a}\cdot\vec{c}=\vec{b}\cdot\vec{c}=3 である。

問 1

AB2=∣b⃗−a⃗∣2=∣b⃗∣2−2a⃗⋅b⃗+∣a⃗∣2\mathrm{AB}^{2}=|\vec{b}-\vec{a}|^{2}=|\vec{b}|^{2}-2\vec{a}\cdot\vec{b}+|\vec{a}|^{2} より 8=5−2a⃗⋅b⃗+98=5-2\vec{a}\cdot\vec{b}+9。よって a⃗⋅b⃗=3\vec{a}\cdot\vec{b}=3。

問 2

H\mathrm{H} は平面 ABC\mathrm{ABC} 上にあるから、OH→=xa⃗+yb⃗+zc⃗ (x+y+z=1)\overrightarrow{\mathrm{OH}}=x\vec{a}+y\vec{b}+z\vec{c}\ (x+y+z=1) と表せる。OH⊥AB\mathrm{OH}\perp\mathrm{AB}、OH⊥AC\mathrm{OH}\perp\mathrm{AC} だから
OH→⋅(b⃗−a⃗)=(3x+5y+3z)−(9x+3y+3z)=−6x+2y=0, \overrightarrow{\mathrm{OH}}\cdot(\vec{b}-\vec{a})=(3x+5y+3z)-(9x+3y+3z)=-6x+2y=0,
OH→⋅(c⃗−a⃗)=(3x+3y+6z)−(9x+3y+3z)=−6x+3z=0. \overrightarrow{\mathrm{OH}}\cdot(\vec{c}-\vec{a})=(3x+3y+6z)-(9x+3y+3z)=-6x+3z=0.
よって y=3xy=3x、z=2xz=2x で、x+y+z=1x+y+z=1 から x=16x=\dfrac{1}{6}。したがって
OH→=16a⃗+12b⃗+13c⃗. \overrightarrow{\mathrm{OH}}=\dfrac{1}{6}\vec{a}+\dfrac{1}{2}\vec{b}+\dfrac{1}{3}\vec{c}.

問 3

K\mathrm{K} は平面 OBC\mathrm{OBC} 上にあるから、OK→=sb⃗+tc⃗\overrightarrow{\mathrm{OK}}=s\vec{b}+t\vec{c} と表せる。AK⊥OB\mathrm{AK}\perp\mathrm{OB}、AK⊥OC\mathrm{AK}\perp\mathrm{OC} だから
(sb⃗+tc⃗−a⃗)⋅b⃗=5s+3t−3=0,(sb⃗+tc⃗−a⃗)⋅c⃗=3s+6t−3=0. (s\vec{b}+t\vec{c}-\vec{a})\cdot\vec{b}=5s+3t-3=0,\qquad (s\vec{b}+t\vec{c}-\vec{a})\cdot\vec{c}=3s+6t-3=0.
これを解くと s=37s=\dfrac{3}{7}、t=27t=\dfrac{2}{7} である。

直線 AK\mathrm{AK} 上の点の位置ベクトルは、実数 uu を用いて
(1−u)a⃗+u OK→=(1−u)a⃗+3u7b⃗+2u7c⃗ (1-u)\vec{a}+u\,\overrightarrow{\mathrm{OK}}=(1-u)\vec{a}+\dfrac{3u}{7}\vec{b}+\dfrac{2u}{7}\vec{c}
と表せる。u=78u=\dfrac{7}{8} とすると、これは
18a⃗+38b⃗+14c⃗=34OH→ \dfrac{1}{8}\vec{a}+\dfrac{3}{8}\vec{b}+\dfrac{1}{4}\vec{c}=\dfrac{3}{4}\overrightarrow{\mathrm{OH}}
となり、直線 OH\mathrm{OH} 上の点でもある。よって、直線 OH\mathrm{OH} と直線 AK\mathrm{AK} は交わり、
OM→=18a⃗+38b⃗+14c⃗. \overrightarrow{\mathrm{OM}}=\dfrac{1}{8}\vec{a}+\dfrac{3}{8}\vec{b}+\dfrac{1}{4}\vec{c}.

読み終えたら解答を閉じて、もう一度自分の手で解いてみましょう。

この問題で使う考え方

  • 空間ベクトルの内積
  • 平面上の点の表し方
  • 垂線の足
  • 2 直線の交点

答えと解答は AI で作成したものです。誤りに気づいたらお問い合わせから教えてください。

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