琉球大学/2025年度/前期

2琉球大学 2025年 数学 第2問解答・解説

積分法微分法

1問題

琉球大学2025年度第2問
a>0a>0 として、
g(a)=∫aa+1(x−log⁡x) dxg(a)=\int_a^{a+1}(x-\log x)\,dx
とする。次の問いに答えよ。(50点)
問1 不定積分 ∫log⁡x dx\displaystyle \int\log x\,dx を求めよ。
問2 g(a)g(a) を求めよ。
問3 g(a)g(a) の最小値とそのときの aa の値を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。解けたら「答え」、詰まったら「解答」で確かめられます。

タイマー

15:00

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1)
    ∫log⁡x dx=xlog⁡x−x+C (x>0)\int \log x\,dx=x\log x-x+C\ (x>0)
  • (2)
    g(a)=a+32+alog⁡a−(a+1)log⁡(a+1)g(a)=a+\frac32+a\log a-(a+1)\log(a+1)
  • (3)
    min⁡g(a)=12+log⁡(e−1) (a=1e−1)\min g(a)=\frac12+\log(e-1)\ (a=\frac1{e-1})

3解答

解答を見る途中式つきの解答

解答

(以下、log⁡\log は自然対数を表す。)

問1 部分積分法で u=log⁡x, dv=dxu=\log x,\ dv=dx とおくと、du=1xdx, v=xdu=\frac{1}{x}dx,\ v=x である。したがって、x>0x>0 に対して ∫log⁡x dx=xlog⁡x−∫x⋅1x dx=xlog⁡x−x+C.\int \log x\,dx=x\log x-\int x\cdot\frac{1}{x}\,dx=x\log x-x+C.

問2 問1より、x−log⁡xx-\log x の原始関数は F(x)=x22−xlog⁡x+xF(x)=\frac{x^2}{2}-x\log x+x である。よって g(a)=F(a+1)−F(a)=(a+1)2−a22−(a+1)log⁡(a+1)+alog⁡a+1=a+32+alog⁡a−(a+1)log⁡(a+1).\begin{aligned}g(a)&=F(a+1)-F(a)\\&=\frac{(a+1)^2-a^2}{2}-(a+1)\log(a+1)+a\log a+1\\&=a+\frac32+a\log a-(a+1)\log(a+1).\end{aligned}

問3 この式を微分すると g′(a)=1+log⁡a−log⁡(a+1)=log⁡eaa+1.g'(a)=1+\log a-\log(a+1)=\log\frac{ea}{a+1}. ここで a>0a>0 であり、log⁡t\log t は増加関数で log⁡1=0\log 1=0 だから、g′(a)<0g'(a)<0 となるのは eaa+1<1\frac{ea}{a+1}<1、すなわち a<1e−1a<\frac{1}{e-1} のときである。同様に、a=1e−1a=\frac{1}{e-1} では g′(a)=0g'(a)=0、a>1e−1a>\frac{1}{e-1} では g′(a)>0g'(a)>0 となる。したがって gg は 0<a<1e−10<a<\frac{1}{e-1} で減少し、その後増加するので、a=1e−1a=\frac{1}{e-1} で最小となる。このとき a+1=eaa+1=ea より log⁡(a+1)=log⁡a+1\log(a+1)=\log a+1 であるから、g(a)=a+32+alog⁡a−(a+1)(log⁡a+1)=12−log⁡a=12+log⁡(e−1).g(a)=a+\frac32+a\log a-(a+1)(\log a+1)=\frac12-\log a=\frac12+\log(e-1). 以上より、最小値は 12+log⁡(e−1)\frac12+\log(e-1)、そのときの aa は 1e−1\frac{1}{e-1} である。

読み終えたら解答を閉じて、もう一度自分の手で解いてみましょう。

この問題で使う考え方

  • 部分積分法
  • 指数・対数関数の微分
  • 対数とその性質

答えと解答は AI で作成したものです。誤りに気づいたらお問い合わせから教えてください。

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