大阪公立大学/2026年度/前期

1大阪公立大学 2026年 数学 第1問解答・解説

三角関数微分・積分の考え積分法

1問題

大阪公立大学2026年度第1問


α\alpha は実数で、0<α<π20<\alpha<\frac{\pi}{2} とする。方程式
xcos⁡α+ysin⁡α=1 \sqrt{\frac{x}{\cos\alpha}}+\sqrt{\frac{y}{\sin\alpha}}=1
の表す曲線を CC とする。曲線 CC と xx 軸および yy 軸で囲まれる部分を xx 軸の周りに回転して得られる立体の体積を V(α)V(\alpha) とする。次の問いに答えよ。

問1 V(α)V(\alpha) を α\alpha を用いて表せ。

問2 α\alpha が 0<α<π20<\alpha<\frac{\pi}{2} の範囲を動くときの V(α)V(\alpha) の最大値を求めよ。また、そのときの cos⁡α\cos\alpha の値を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。解けたら「答え」、詰まったら「解答」で確かめられます。

タイマー

15:00

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • 問1
    V(α)=π15cos⁡αsin⁡2αV(\alpha)=\frac{\pi}{15}\cos\alpha\sin^2\alpha
  • 問2最大値
    2π453\dfrac{2\pi}{45\sqrt3}
  • そのときのcosα
    13\frac{1}{\sqrt3}

3解答

解答を見る途中式つきの解答

解答

曲線上では 0≦x≦cos⁡α0\leqq x\leqq\cos\alpha であり、回転軸は xx 軸なので、位置 xx における断面は半径 yy の円板で、その面積は πy2\pi y^2 である。曲線の式を yy について解き、t=x/cos⁡αt=\sqrt{x/\cos\alpha} とおくと
x=cos⁡α t2,y=sin⁡α (1−t)2,dx=2cos⁡α t dt(0≦t≦1). x=\cos\alpha\,t^2,\qquad y=\sin\alpha\,(1-t)^2,\qquad dx=2\cos\alpha\,t\,dt\quad(0\leqq t\leqq1).
したがって
V(α)=π∫0cos⁡αy2 dx=2πcos⁡αsin⁡2α∫01t(1−t)4 dt=2πcos⁡αsin⁡2α(12−43+64−45+16)=π15cos⁡αsin⁡2α. \begin{aligned} V(\alpha)&=\pi\int_0^{\cos\alpha}y^2\,dx\\ &=2\pi\cos\alpha\sin^2\alpha\int_0^1t(1-t)^4\,dt\\ &=2\pi\cos\alpha\sin^2\alpha\left(\frac12-\frac43+\frac64-\frac45+\frac16\right)\\ &=\frac{\pi}{15}\cos\alpha\sin^2\alpha. \end{aligned}
ここで積分値は 1/301/30 である。

次に c=cos⁡αc=\cos\alpha とおくと 0<c<10<c<1、sin⁡2α=1−c2\sin^2\alpha=1-c^2 なので
V(α)=π15c(1−c2). V(\alpha)=\frac{\pi}{15}c(1-c^2).
関数 c(1−c2)c(1-c^2) の導関数は 1−3c21-3c^2 である。よって 0<c<1/30<c<1/\sqrt3 では増加し、1/3<c<11/\sqrt3<c<1 では減少するため、最大は c=1/3c=1/\sqrt3 でとる。このとき sin⁡2α=2/3\sin^2\alpha=2/3 だから
Vmax⁡=π15⋅13⋅23=2π453. V_{\max}=\frac{\pi}{15}\cdot\frac1{\sqrt3}\cdot\frac23=\frac{2\pi}{45\sqrt3}.
したがって問1は V(α)=π15cos⁡αsin⁡2αV(\alpha)=\frac{\pi}{15}\cos\alpha\sin^2\alpha、問2の最大値は 2π453\frac{2\pi}{45\sqrt3}、そのとき cos⁡α=13\cos\alpha=\frac1{\sqrt3} である。

読み終えたら解答を閉じて、もう一度自分の手で解いてみましょう。

この問題で使う考え方

  • 媒介変数表示
  • 定積分
  • 三角関数の最大値

答えと解答は AI で作成したものです。誤りに気づいたらお問い合わせから教えてください。

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