長崎大学/2024年度/前期
9長崎大学 2024年 数学 第9問解答・解説
1問題
長崎大学2024年度第9問
に関する4次方程式
がある。複素数 と はこの4次方程式の解であり、 の実部と虚部はともに正とする。以下の問いに答えよ。ただし、 は複素数 の共役複素数を表すものとする。
(1) が複素数のとき、
が成り立つことを示せ。
(2) はこの4次方程式の解であることを示せ。
(3) は純虚数であることを示せ。
(4) および の値をそれぞれ求めよ。
(5) この4次方程式のすべての解を求めよ。また、 の値をそれぞれ求めよ。
がある。複素数 と はこの4次方程式の解であり、 の実部と虚部はともに正とする。以下の問いに答えよ。ただし、 は複素数 の共役複素数を表すものとする。
(1) が複素数のとき、
が成り立つことを示せ。
(2) はこの4次方程式の解であることを示せ。
(3) は純虚数であることを示せ。
(4) および の値をそれぞれ求めよ。
(5) この4次方程式のすべての解を求めよ。また、 の値をそれぞれ求めよ。
まずは自分で解いてみましょう。解けたら「答え」、詰まったら「解答」で確かめられます。
タイマー
15:00
2答え
答えを見る自分の答えと照らし合わせる
3解答
解答を見る途中式つきの解答
考え方
共役の和・積の性質と実係数多項式への適用を示し,4解の相異性を確認する。解と係数の関係によってαの実部と絶対値を定め,因数分解から係数を求める。
解答
(1)
とおく。このとき
また, より
したがって,いずれの等式も成り立つ。
(2)
とおく。 の両辺の共役をとる。(1)の性質と, が実数であることから
よって, はこの4次方程式の解である。
(3)
とおく。(2)と同じ議論を解 にも用いると, も解である。
と の虚部はそれぞれ ,その共役の虚部はそれぞれ である。したがって,虚部が正の2解と負の2解との間で一致は起こらない。
もし なら, より または となるが,いずれも虚部が正という条件に反する。ゆえに であり,共役をとれば も従う。
以上より, は相異なる4解である。 は最高次の係数が1の4次式なので,因数定理から
の係数が0であることから,解と係数の関係により
したがって, の実部は0である。一方,その虚部は
であるから, は純虚数である。
(4)
(3)の因数分解の定数項を比較すると
より, である。(3)で実部が0となる条件と, から
第1式より なので,第2式に代入して
より 。さらに および より である。したがって
(5)
であるから,すべての解は
共役な解を組にして因数分解すると
元の式と係数を比較して, を得る。
とおく。このとき
また, より
したがって,いずれの等式も成り立つ。
(2)
とおく。 の両辺の共役をとる。(1)の性質と, が実数であることから
よって, はこの4次方程式の解である。
(3)
とおく。(2)と同じ議論を解 にも用いると, も解である。
と の虚部はそれぞれ ,その共役の虚部はそれぞれ である。したがって,虚部が正の2解と負の2解との間で一致は起こらない。
もし なら, より または となるが,いずれも虚部が正という条件に反する。ゆえに であり,共役をとれば も従う。
以上より, は相異なる4解である。 は最高次の係数が1の4次式なので,因数定理から
の係数が0であることから,解と係数の関係により
したがって, の実部は0である。一方,その虚部は
であるから, は純虚数である。
(4)
(3)の因数分解の定数項を比較すると
より, である。(3)で実部が0となる条件と, から
第1式より なので,第2式に代入して
より 。さらに および より である。したがって
(5)
であるから,すべての解は
共役な解を組にして因数分解すると
元の式と係数を比較して, を得る。
読み終えたら解答を閉じて、もう一度自分の手で解いてみましょう。
この問題で使う考え方
- 複素数の四則演算
- 剰余・因数定理
- 解と係数の関係
- 高次方程式
答えと解答は AI で作成したものです。誤りに気づいたらお問い合わせから教えてください。
長崎大学の数学を、過去 10 年分まとめて解けるものがあったら使いたいですか?

