神戸大学/2026年度/前期
3神戸大学 2026年 数学 第3問解答・解説
1問題
神戸大学2026年度第3問
整数が性質をみたすとは、
が成り立つような実部と虚部が共に整数である複素数が存在することとする。以下の問に答えよ。(配点30点)
(1) 性質をみたす整数でをみたすものをすべて挙げよ。
(2) 性質をみたす整数2つの積は、性質をみたすことを証明せよ。
(3) 4で割った余りが3であるような整数は、性質をみたさないことを証明せよ。
が成り立つような実部と虚部が共に整数である複素数が存在することとする。以下の問に答えよ。(配点30点)
(1) 性質をみたす整数でをみたすものをすべて挙げよ。
(2) 性質をみたす整数2つの積は、性質をみたすことを証明せよ。
(3) 4で割った余りが3であるような整数は、性質をみたさないことを証明せよ。
まずは自分で解いてみましょう。解けたら「答え」、詰まったら「解答」で確かめられます。
タイマー
15:00
2答え
答えを見る自分の答えと照らし合わせる
- (1)。
- (2)が性質 をみたせば も性質 をみたす。
- (3)ならば は性質 をみたさない。
3解答
解答を見る途中式つきの解答
解答
整数 に対し とおくと, である。したがって
となる。最後の等号では を用いた。よって,性質 P をみたす整数は,二つの整数の平方の和で表される整数である。
(1) の符号を平方で取り除き,さらに入れ替えて としてよい。 より であり, なら だから該当しない。 のとき, に対して平方和は であり,範囲に入るのは である。 のとき平方和は であり,範囲に入るのは である。 のとき から となり,平方和は である。以上より求める整数は である。
(2) 性質 P をみたす整数を とし,,( は整数)とおく。複素数 は実部・虚部がともに整数である。また,
である。上の平方和の関係から となるので, は性質 P をみたす。
(3) 性質 P をみたすと仮定し,( は整数)と表す。整数の平方を4で割った余りは0または1であるから, を4で割った余りは0,1,2のいずれかである。これは を4で割った余りが3であることに矛盾する。したがって,そのような整数 は性質 P をみたさない。
となる。最後の等号では を用いた。よって,性質 P をみたす整数は,二つの整数の平方の和で表される整数である。
(1) の符号を平方で取り除き,さらに入れ替えて としてよい。 より であり, なら だから該当しない。 のとき, に対して平方和は であり,範囲に入るのは である。 のとき平方和は であり,範囲に入るのは である。 のとき から となり,平方和は である。以上より求める整数は である。
(2) 性質 P をみたす整数を とし,,( は整数)とおく。複素数 は実部・虚部がともに整数である。また,
である。上の平方和の関係から となるので, は性質 P をみたす。
(3) 性質 P をみたすと仮定し,( は整数)と表す。整数の平方を4で割った余りは0または1であるから, を4で割った余りは0,1,2のいずれかである。これは を4で割った余りが3であることに矛盾する。したがって,そのような整数 は性質 P をみたさない。
読み終えたら解答を閉じて、もう一度自分の手で解いてみましょう。
この問題で使う考え方
- 約数・倍数
- 複素数平面
答えと解答は AI で作成したものです。誤りに気づいたらお問い合わせから教えてください。
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