金沢大学/2026年度

3金沢大学 2026年 数学 第3問解答・解説

数学と人間の活動(整数)

1問題

金沢大学2026年度第3問
整数 aa と自然数 nn に対し、pn=nn+(−1)n(an2−n)+(n−1)2p_{n}=n^{n}+(-1)^{n}(an^{2}-n)+(n-1)^{2} とし、pnp_{n} を 3 で割った余りを rnr_{n}(0≦rn<30\leqq r_{n}<3)とする。このとき、どのような nn に対しても rnr_{n} が一定の値となるような aa をすべて求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。解けたら、または詰まったら「解答」で確かめられます。

タイマー

15:00

2解答

解答を見る途中式つきの解答

解答

整数 aa と自然数 nn に対し
pn=nn+(−1)n(an2−n)+(n−1)2 p_n=n^n+(-1)^n(an^2-n)+(n-1)^2
とし、pnp_n を 33 で割った余りを rnr_n とする。すべての自然数 nn で rnr_n が一定となるための aa を求める。

まず n=3n=3 とすると
p3=33−(9a−3)+(3−1)2=34−9a≡1(mod3). p_3=3^3-(9a-3)+(3-1)^2=34-9a\equiv1\pmod3.
したがって、余りが一定ならその値は 11 である。一方、n=1n=1 では
p1=1−(a−1)=2−a. p_1=1-(a-1)=2-a.
これも 11 と合同でなければならないから
a≡1(mod3) a\equiv1\pmod3
が必要である。

逆に a≡1(mod3)a\equiv1\pmod3 とする。nn の 33 で割った余りで場合分けする。

・ n≡0(mod3)n\equiv0\pmod3 のとき、nn≡0n^n\equiv0、an2−n≡0an^2-n\equiv0、(n−1)2≡1(n-1)^2\equiv1 なので pn≡1(mod3)p_n\equiv1\pmod3。

・ n≡1(mod3)n\equiv1\pmod3 のとき、nn≡1n^n\equiv1、an2−n≡a−1≡0an^2-n\equiv a-1\equiv0、(n−1)2≡0(n-1)^2\equiv0 なので pn≡1(mod3)p_n\equiv1\pmod3。

・ n≡2(mod3)n\equiv2\pmod3 のとき、n≡−1n\equiv-1 より nn≡(−1)nn^n\equiv(-1)^n、また an2−n≡a+1≡−1an^2-n\equiv a+1\equiv-1 であり、(n−1)2≡1(n-1)^2\equiv1 である。よって
pn≡(−1)n+(−1)n(−1)+1≡1(mod3). p_n\equiv(-1)^n+(-1)^n(-1)+1\equiv1\pmod3.

どの場合も余りは 11 である。したがって条件を満たす整数は
a≡1(mod3),すなわちa=3k+1 (k は整数). \boxed{a\equiv1\pmod3},\qquad\text{すなわち}\qquad\boxed{a=3k+1\ (k\text{ は整数})}.

読み終えたら解答を閉じて、もう一度自分の手で解いてみましょう。

この問題で使う考え方

  • 必要条件をn=1,3で特定
  • nを3で割った余りによる場合分け
  • n≡2のときn^n≡(−1)^nを利用

答えと解答は AI で作成したものです。誤りに気づいたらお問い合わせから教えてください。

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