香川大学/2024年度/前期

1香川大学 2024年 数学 第1問解答・解説

いろいろな式微分・積分の考え

1問題

香川大学2024年度第1問
整式 P(x)P(x) を x+1x+1 で割ったときの余りが −9-9、(x−2)3(x-2)^{3} で割ったときの余りが 3x2−2x+43x^{2}-2x+4 であるとき、次の問に答えよ。

(1) P(x)P(x) を (x+1)(x−2)(x+1)(x-2) で割ったときの余りを求めよ。

(2) P(x)P(x) を (x−2)2(x-2)^{2} で割ったときの余りを求めよ。

(3) P(x)P(x) を (x+1)(x−2)2(x+1)(x-2)^{2} で割ったときの余りを求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。解けたら「答え」、詰まったら「解答」で確かめられます。

タイマー

15:00

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1)
    7x−2.7x-2.
  • (2)
    10x−8.10x-8.
  • (3)
    x2+6x−4.x^2+6x-4.

3解答

解答を見る途中式つきの解答

考え方

剰余の定理からx=-1,2での値を、(x−2)3(x-2)^{3} で割った余りから x=2x=2 での導関数を取り出す。求める剰余の次数に応じて係数を決め、差が割る式で割り切れることまで確認する。

解答

(1) 余りの定理から
P(−1)=−9. P(-1)=-9.
また、ある整式 Q(x)Q(x) を用いて
P(x)=3x2−2x+4+(x−2)3Q(x) P(x)=3x^2-2x+4+(x-2)^3Q(x)
と書ける。したがって
P(2)=12,P′(2)=10. P(2)=12,\qquad P'(2)=10.

(1) 求める余りを ax+bax+b とすると、余りの定理から
−a+b=−9,2a+b=12. -a+b=-9,\qquad 2a+b=12.
これを解くと a=7, b=−2a=7,\ b=-2 である。実際、P(x)−(7x−2)P(x)-(7x-2) は −1,2-1,2 を根にもつので (x+1)(x−2)(x+1)(x-2) で割り切れる。よって余りは
7x−2 \boxed{7x-2}
である。

(2) (x−2)2(x-2)^2 で割った余りを一次式 R(x)R(x) とすると、R(2)=12, R′(2)=10R(2)=12,\ R'(2)=10 である。したがって
R(x)=10(x−2)+12=10x−8. R(x)=10(x-2)+12=\boxed{10x-8}.
実際、H(x)=P(x)−R(x)H(x)=P(x)-R(x) とおけば H(2)=H′(2)=0H(2)=H'(2)=0。因数定理により H(x)=(x−2)S(x)H(x)=(x-2)S(x) と書け、微分して H′(2)=S(2)=0H'(2)=S(2)=0 だから、さらに S(x)S(x) も (x−2)(x-2) を因数にもつ。よって (x−2)2(x-2)^2 が H(x)H(x) を割り切り、これが求める余りである。

(3) 求める余りを
R(x)=a(x−2)2+10(x−2)+12 R(x)=a(x-2)^2+10(x-2)+12
とおく。これは R(2)=12, R′(2)=10R(2)=12,\ R'(2)=10 を満たす。さらに R(−1)=P(−1)=−9R(-1)=P(-1)=-9 より
9a−30+12=−9, 9a-30+12=-9,
したがって a=1a=1 である。ゆえに
R(x)=(x−2)2+10(x−2)+12=x2+6x−4. R(x)=(x-2)^2+10(x-2)+12=\boxed{x^2+6x-4}.
実際、H(x)=P(x)−R(x)H(x)=P(x)-R(x) は H(2)=H′(2)=0H(2)=H'(2)=0 を満たすので H(x)=(x−2)2S(x)H(x)=(x-2)^2S(x) と書ける。また H(−1)=0H(-1)=0 かつ (−1−2)2=9≠0(-1-2)^2=9\ne0 だから S(−1)=0S(-1)=0。よって S(x)S(x) は (x+1)(x+1) で割り切れ、(x+1)(x−2)2(x+1)(x-2)^2 が H(x)H(x) を割り切る。以上からこの二次式が求める余りである。

読み終えたら解答を閉じて、もう一度自分の手で解いてみましょう。

この問題で使う考え方

  • 剰余・因数定理
  • 多項式の導関数

答えと解答は AI で作成したものです。誤りに気づいたらお問い合わせから教えてください。

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