岐阜大学/2023年度

3岐阜大学 2023年 数学 第3問解答・解説

場合の数と確率

1問題

岐阜大学2023年度第3問
下図のように、縦2列、横3列に並んだ6つのマスがある。また、1, 2, 3, 4, 5, 61,\,2,\,3,\,4,\,5,\,6 の6個の数字がそれぞれ書かれたカードが1枚ずつある。すべてのカードを各マスに1枚ずつ置いていき、6つのマスに6枚のカードを並べる。上列の3つの数の積を a1a_{1}、下列の3つの数の積を a2a_{2}、左列の2つの数の積を b1b_{1}、中央列の2つの数の積を b2b_{2}、右列の2つの数の積を b3b_{3} とする。以下の問に答えよ。

(1) a1a_{1} が奇数となるような6枚のカードの並べ方は何通りあるか。

(2) a1a_{1} が偶数となるような6枚のカードの並べ方は何通りあるか。

(3) b1b_{1} が偶数となるような6枚のカードの並べ方は何通りあるか。

(4) a1a_{1}、a2a_{2} がともに偶数となるような6枚のカードの並べ方は何通りあるか。

(5) a1a_{1}、a2a_{2}、b1b_{1}、b2b_{2}、b3b_{3} がすべて偶数となるような6枚のカードの並べ方は何通りあるか。
2行3列のマスの図。上側に左から「左」「中央」「右」、左側に上から「上」「下」と表示され、6つのマスの内部は空である。

まずは自分で解いてみましょう。解けたら「答え」、詰まったら「解答」で確かめられます。

タイマー

15:00

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1)
    36 通り36\text{ 通り}
  • (2)
    684 通り684\text{ 通り}
  • (3)
    576 通り576\text{ 通り}
  • (4)
    648 通り648\text{ 通り}
  • (5)
    216 通り216\text{ 通り}

3解答

解答を見る途中式つきの解答

解答

奇数の札は 1, 3, 51,\,3,\,5 の 3 枚、偶数の札は 2, 4, 62,\,4,\,6 の 3 枚である。積が奇数になるのは、積に使うすべての数が奇数のときに限る。全部の並べ方は 6!=7206!=720 通りである。

(1) a1a_{1}(上列の積)が奇数になるのは、上列の 3 マスに奇数の札がすべて入るときである。上列に 1, 3, 51,\,3,\,5 を並べる方法は 3!=63!=6 通り、下列に 2, 4, 62,\,4,\,6 を並べる方法は 3!=63!=6 通りである。よって
3!⋅3!=36 3!\cdot 3!=36
から、3636 通り。

(2) a1a_{1} が偶数になるのは、(1) の場合を除いたときである。よって
720−36=684 720-36=684
から、684684 通り。

(3) b1b_{1}(左列の積)が奇数になるのは、左列の 2 マスに奇数の札が入るときである。奇数の札 3 枚から 2 枚を選んで左列の上下に並べる方法は 3P2=6{}_{3}\mathrm{P}_{2}=6 通りである。残りの 4 枚は残りの 4 マスに 4!=244!=24 通りで並ぶ。したがって b1b_{1} が奇数になるのは 6⋅24=1446\cdot 24=144 通りで、偶数になるのは
720−144=576 720-144=576
から、576576 通り。

(4) a1a_{1} と a2a_{2} がともに偶数になるのは、上列に偶数の札が 1 枚以上あり、かつ下列にも偶数の札が 1 枚以上あるときである。これは、上列が奇数だけになる場合、または下列が奇数だけになる場合を除いたものである。上列が奇数だけの並べ方は 3!⋅3!=363!\cdot 3!=36 通り、下列が奇数だけの並べ方も 3636 通りである。両方が同時に起こることはない(奇数の札は 3 枚しかないため)。よって
720−36−36=648 720-36-36=648
から、648648 通り。

(5) b1b_{1}、b2b_{2}、b3b_{3} がすべて偶数になるには、3 列それぞれに偶数の札が 1 枚以上必要である。偶数の札は 3 枚しかないので、各列にちょうど 1 枚ずつ入る。各列で偶数の札を上列に置くか下列に置くかの選び方は 23=82^{3}=8 通りである。このうち、3 枚とも下列(上列が奇数だけ)になる場合と、3 枚とも上列(下列が奇数だけ)になる場合の 2 通りは、(4) の条件を満たさないので除く。残りの 8−2=68-2=6 通りのそれぞれについて、偶数の札 3 枚の並べ方が 3!3! 通り、奇数の札 3 枚の並べ方が 3!3! 通りある。よって
(8−2)⋅3!⋅3!=216 (8-2)\cdot 3!\cdot 3!=216
から、216216 通り。

読み終えたら解答を閉じて、もう一度自分の手で解いてみましょう。

この問題で使う考え方

  • 余事象
  • 位置選択と並べ方の積
  • 偶数札の配置条件

答えと解答は AI で作成したものです。誤りに気づいたらお問い合わせから教えてください。

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