1問題
愛媛大学2026年度第3問
以下の問いに答えよ。
(1) 座標平面において、
A(0,−2)、
B(4,0) とし、
p>0 とする。直線
ℓ は、放物線
C:y=x2 上の点
P(p,p2) と線分
AB の内分点
M を通り、さらに、
A,B を通る直線に垂直である。
△PAM と
△PBM の面積が等しいとき、次の問いに答えよ。
(i) 直線
ℓ の傾きを求めよ。
(ii)
p の値を求めよ。
(iii)
△PAB の面積を求めよ。
(iv)
ℓ と
C で囲まれた部分の面積を求めよ。
(2)
t>0 とし、数列
{an} を次の (I)、(II) で定める。
(I) 直線
y=t と放物線
y=x2 の交点を
A1(a1,a12)、
B1(−a1,a12) とする。ただし、
a1>0 とする。
(II)
n=1,2,⋯ について、
an が定まっているとき、
0<a<an において、4 点
An(an,an2)、
Bn(−an,an2)、
P(a,a2)、
Q(−a,a2) を頂点とする台形の面積を
Sn(a) とし、
a の関数
Sn(a) が最大となる
a の値を
an+1 とする。
次の問いに答えよ。
(i)
a1 を
t を用いて表せ。
(ii)
Sn(a) を
a と
an を用いて表せ。
(iii)
an+1 を
an を用いて表せ。
(iv)
an を
t と
n を用いて表せ。
(v)
Tn=Sn(an+1) (n=1,2,⋯) とする。
Tn を
t と
n を用いて表せ。
(vi) (v) で定めた
Tn について、
k=1∑nTk を
t と
n を用いて表せ。
出典:愛媛大学 2026年度 前期 数学 第3問
まずは自分で解いてみましょう。解けたら「答え」、詰まったら「解答」で確かめられます。
2答え
答えを見る自分の答えと照らし合わせる
(2)(ii)Sn(a)=(an+a)2(an−a) (2)(iii)an+1=3an (2)(iv)an=t(31)n−1 (2)(v)Tn=2732tt(271)n−1 (2)(vi)1316tt{1−(271)n}
3解答
解答を見る途中式つきの解答
考え方
(1) は
△PAM と
△PBM の高さが共通なので
AM=MB、つまり
M は中点で、
ℓ は
AB の垂直二等分線になる。(2) の台形は上底
2a、下底
2an、高さ
an2−a2。
Sn(a) を
a で微分して最大を求めると、
an が等比数列になる。
解答
(1)
(i)
直線
AB の傾きは
21 だから、
ℓ の傾きは
−2。
(ii)
△PAM と
△PBM は
AM,BM を底辺とみると高さが共通だから、
AM=BM で
M(2,−1)。
ℓ:y=−2(x−2)−1=−2x+3。
P は
ℓ 上にあるから
p2=−2p+3、
(p+3)(p−1)=0、
p>0 より
p=1。
(iii)
P(1,1) で
PM⊥AB、
AB=25、
PM=1+4=5 だから
△PAB=21⋅25⋅5=5。
(iv)
x2=−2x+3 より
x=−3,1。求める面積は
6{1−(−3)}3=332。
(2)
(i)
a12=t、
a1>0 より
a1=t。
(ii)
台形の平行な 2 辺の長さは
2an と
2a、高さは
an2−a2 だから
Sn(a)=21(2an+2a)(an2−a2)=(an+a)2(an−a).(iii)
Sn′(a)=2(an+a)(an−a)−(an+a)2=(an+a)(an−3a).0<a<an で、
Sn(a) は
a=3an まで増加し、その後減少する。よって
an+1=3an。
(iv)
{an} は初項
t、公比
31 の等比数列で、
an=t(31)n−1。
(v)
Tn=Sn(3an)=(34an)2⋅32an=2732an3=2732tt(271)n−1.(vi)
k=1∑nTk=2732tt⋅1−2711−(271)n=1316tt{1−(271)n}.
読み終えたら解答を閉じて、もう一度自分の手で解いてみましょう。
この問題で使う考え方
- 垂直二等分線
- 放物線と直線で囲まれた面積
- 増減表
- 等比数列の和
答えと解答は編集部が AI で作成したもので、大学が公表したものではありません。誤りに気づいたらお問い合わせから教えてください。
この問題、本番の試験なら?
まだない教材・つくるか検討中
愛媛大学 数学 解き方の作戦パック
- 過去 10 年分の全大問に、レベル・目安時間・「必答/勝負/捨て可」
- 年度ごとの「この順番で解く」と時間配分
- 各問の発想の由来と、ほかの大学の似た問題
見本:東京大学 2026 年度の作戦を見る →