愛媛大学/2022年度/前期

2愛媛大学 2022年 数学 第2問解答・解説

数列三角関数数と式

難易度勝負 レベル 4/10 目安 20分編集部の評価

対象教育・工・農医学科は解かない

1問題

愛媛大学2022年度第2問
以下の問いに答えよ。

(1) nn を自然数とするとき、
12+32+52+⋯+(2n−1)2=2n+1C3 1^{2}+3^{2}+5^{2}+\cdots+(2n-1)^{2}={}_{2n+1}\mathrm{C}_{3}
が成り立つことを数学的帰納法によって証明せよ。

(2) θ\theta が π3≦θ<π\dfrac{\pi}{3}\leqq\theta<\pi を満たすとき、
0<cos⁡θ+1sin⁡θ2+1≦1 0<\dfrac{\cos\theta+1}{\sin\dfrac{\theta}{2}+1}\leqq1
が成り立つことを証明せよ。

(3) 関数 y=∣x−1∣−2∣x+1∣ (−4≦x≦2)y=|x-1|-2|x+1|\ (-4\leqq x\leqq2) の最大値、最小値を求めよ。

出典:愛媛大学 2022年度 前期 数学 第2問

まずは自分で解いてみましょう。解けたら「答え」、詰まったら「解答」で確かめられます。

タイマー

15:00

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1)
    数学的帰納法で示せる(証明は解答を参照)。
  • (2)
    sin⁡θ2=s\sin\dfrac{\theta}{2}=s とおくと cos⁡θ=1−2s2\cos\theta=1-2s^{2} で、12≦s<1\dfrac{1}{2}\leqq s<1 から示せる(証明は解答を参照)。
  • (3)
    最大値 22(x=−1x=-1)、最小値 −5-5(x=2x=2)

3解答

解答を見る途中式つきの解答

考え方

(1) は 2k+1C3+(2k+1)2{}_{2k+1}\mathrm{C}_{3}+(2k+1)^{2} を因数分解して 2k+3C3{}_{2k+3}\mathrm{C}_{3} になることを示す。(2) は半角の公式で cos⁡θ\cos\theta を sin⁡θ2\sin\dfrac{\theta}{2} で表す。(3) は絶対値の中の符号で区間を 3 つに分ける。

解答

(1)

n=1n=1 のとき、左辺は 11、右辺は 3C3=1{}_{3}\mathrm{C}_{3}=1 で成り立つ。

n=kn=k のとき成り立つと仮定すると
∑j=1k+1(2j−1)2=2k+1C3+(2k+1)2=(2k+1){2k(2k−1)6+2k+1}=(2k+1)(4k2+10k+6)6. \sum_{j=1}^{k+1}(2j-1)^{2}={}_{2k+1}\mathrm{C}_{3}+(2k+1)^{2}=(2k+1)\left\{\dfrac{2k(2k-1)}{6}+2k+1\right\}=\dfrac{(2k+1)(4k^{2}+10k+6)}{6}.
4k2+10k+6=(2k+2)(2k+3)4k^{2}+10k+6=(2k+2)(2k+3) だから、これは (2k+3)(2k+2)(2k+1)6=2k+3C3\dfrac{(2k+3)(2k+2)(2k+1)}{6}={}_{2k+3}\mathrm{C}_{3} で、n=k+1n=k+1 のときも成り立つ。

よって、すべての自然数 nn について成り立つ。

(2)

π3≦θ<π\dfrac{\pi}{3}\leqq\theta<\pi より cos⁡θ>−1\cos\theta>-1 で、分子 cos⁡θ+1>0\cos\theta+1>0。分母 sin⁡θ2+1>0\sin\dfrac{\theta}{2}+1>0 だから、左側の不等式が成り立つ。

s=sin⁡θ2s=\sin\dfrac{\theta}{2} とおくと、π6≦θ2<π2\dfrac{\pi}{6}\leqq\dfrac{\theta}{2}<\dfrac{\pi}{2} より 12≦s<1\dfrac{1}{2}\leqq s<1、また cos⁡θ=1−2s2\cos\theta=1-2s^{2} である。分母が正なので、右側の不等式は cos⁡θ≦s\cos\theta\leqq s と同じで
s−cos⁡θ=2s2+s−1=(2s−1)(s+1)≧0 s-\cos\theta=2s^{2}+s-1=(2s-1)(s+1)\geqq0
(2s−1≧0, s+1>02s-1\geqq0,\ s+1>0)。よって右側の不等式も成り立つ。

(3)

y={x+3(−4≦x≦−1)−3x−1(−1≦x≦1)−x−3(1≦x≦2) y=\begin{cases}x+3 & (-4\leqq x\leqq-1)\\ -3x-1 & (-1\leqq x\leqq1)\\ -x-3 & (1\leqq x\leqq2)\end{cases}
yy は x=−1x=-1 まで増加し、その後は減少する。y(−4)=−1y(-4)=-1、y(−1)=2y(-1)=2、y(2)=−5y(2)=-5 だから、最大値 22(x=−1x=-1)、最小値 −5-5(x=2x=2)。

読み終えたら解答を閉じて、もう一度自分の手で解いてみましょう。

この問題で使う考え方

  • 数学的帰納法
  • 半角の公式
  • 絶対値を含む関数のグラフ

答えと解答は編集部が AI で作成したもので、大学が公表したものではありません。誤りに気づいたらお問い合わせから教えてください。

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