f1(x)=4sinx+k であり、
fn(x)=ansinx+bn とする。すると
fn′(t)=ancost であるから、定義式に代入して
fn+1(x)=−ansinx∫0πtcostdt+an∫0πsintdt+πbn.ここで
∫0πtcostdt=[tsint+cost]0π=−2,∫0πsintdt=2.よって
fn+1(x)=2ansinx+(2an+πbn) となる。したがって
an+1=2an,bn+1=2an+πbn,なので、
ア=2, イ=2, ウ=⓪ である。
初期値は
a1=4, b1=k だから
an=4⋅2n−1=2n+1,より
エ=2, オ=1。
次に
bn=A2n+Cπn−1 とおく。漸化式の特解部分を比較すると
A(2−π)=4、したがって
A=2−π4。また
b1=k より
2A+C=k、すなわち
C=k−2−π8 である。よって
bn=2−π12n+2+(k−2−π8)πn−1,ゆえに
カ=2, キ=2, ク=8, ケ=2, コ=1。
k=−π のとき、
an2=22n+2 なので
an2bn=2−π1(21)n+(−π−2−π8)4π1(4π)n.0<21<1、
0<4π<1 より、各項は収束する等比級数の和として計算できる。したがって
n=1∑∞an2bn=2−π1+4(4−π)−π−2−π8.−π−2−π8=π−2(4−π)(π+2) および
2−π1=−π−21 より
n=1∑∞an2bn=−π−21+4(π−2)π+2=41.よって
サ=1, シ=4 である。