東海大学/2023年度/1日目

1東海大学 2023年 数学 第1問解答・解説

場合の数と確率図形の性質数学と人間の活動(整数)図形と計量数と式二次関数指数関数・対数関数三角関数微分・積分の考え

1問題

東海大学2023年度第1問
次の空欄を埋めなさい。解答は分数の場合には既約分数の形で書きなさい。
(1) a,a,a,a,a,b,b,ca,a,a,a,a,b,b,c の8文字を1列に並べるとき、並べ方の総数は ア\boxed{\text{ア}} である。
(2) 関数 y=8x−3⋅2x+3+2y=8^{x}-3\cdot2^{x+3}+2 は、x=イx=\boxed{\text{イ}} のとき最小値をとる。
(3) AB=8, BC=5, CA=7AB=8,\ BC=5,\ CA=7 である三角形 ABCABC の内心を II とし、直線 CICI と辺 ABAB との交点を DD とする。このとき、三角形 ADIADI の面積は、三角形 ABCABC の面積の ウ\boxed{\text{ウ}} 倍である。
(4) ∫−12(x+2)(x−3) dx=エ\displaystyle\int_{-1}^{2}(x+2)(x-3)\,dx=\boxed{\text{エ}}。
(5) 4つの鋭角 A,B,C,DA,B,C,D が、cos⁡A=cos⁡Bcos⁡C, sin⁡B=sin⁡Asin⁡D\cos A=\cos B\cos C,\ \sin B=\sin A\sin D という2つの関係式を満たしているとき、sin⁡Ctan⁡D\sin C\tan D を BB のみで表すと、sin⁡Ctan⁡D=オ\sin C\tan D=\boxed{\text{オ}} である。また、tan⁡Acos⁡D\tan A\cos D を CC のみで表すと、tan⁡Acos⁡D=カ\tan A\cos D=\boxed{\text{カ}} である。
(6) nn を自然数とする。n2+63\sqrt{n^{2}+63} が自然数になるような nn は キ\boxed{\text{キ}} 個ある。
(7) 方程式
log⁡2023(11−2x)+log⁡12023(1−x2)=log⁡2023(x+2)+2log⁡12023(x+1) \log_{2023}(11-2x)+\log_{\frac{1}{2023}}(1-x^{2}) =\log_{2023}(x+2)+2\log_{\frac{1}{2023}}(x+1)
の解は、x=クx=\boxed{\text{ク}} である。

まずは自分で解いてみましょう。解けたら「答え」、詰まったら「解答」で確かめられます。

タイマー

15:00

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • ア=168,イ=32,ウ=730,エ=−332,オ=tan⁡B,カ=tan⁡C,キ=3,ク=5−34\text{ア}=168,\quad \text{イ}=\dfrac{3}{2},\quad \text{ウ}=\dfrac{7}{30},\quad \text{エ}=-\dfrac{33}{2},\quad \text{オ}=\tan B,\quad \text{カ}=\tan C,\quad \text{キ}=3,\quad \text{ク}=5-\sqrt{34}

3解答

解答を見る途中式つきの解答

考え方

順列、指数の置換と微分、三角比と角の二等分線、定積分、三角関数の関係式、整数の因数分解、対数の性質と二次方程式を用いて求める。

解答

(1)

同じ文字を含む順列なので、8 個の位置から 2 個を選んで文字 bb を置き、残る 6 個の位置から 1 個を選んで文字 cc を置けばよい。したがって
8!5! 2!=8C2 6C1=168. \dfrac{8!}{5!\,2!}={}_{8}\mathrm{C}_{2}\,{}_{6}\mathrm{C}_{1}=168.

(2)

u=2xu=2^{x} とおくと u>0u>0 であり、uu は xx とともに増加する。また
y=8x−3⋅2x+3+2=u3−24u+2. y=8^{x}-3\cdot 2^{x+3}+2=u^{3}-24u+2.
これを uu で微分すると 3u2−24=3(u2−8)3u^{2}-24=3(u^{2}-8) である。よって 0<u<220<u<2\sqrt{2} で減少し、u>22u>2\sqrt{2} で増加するから、最小となるのは u=22=232u=2\sqrt{2}=2^{\dfrac{3}{2}} のときである。したがって x=32x=\dfrac{3}{2} である。

(3)

余弦定理より
cos⁡A=82+72−522⋅8⋅7=1114,sin⁡A=5314. \cos A=\dfrac{8^{2}+7^{2}-5^{2}}{2\cdot 8\cdot 7}=\dfrac{11}{14},\qquad \sin A=\dfrac{5\sqrt{3}}{14}.
したがって三角形 ABC の面積は 12⋅8⋅7sin⁡A=103\dfrac{1}{2}\cdot 8\cdot 7\sin A=10\sqrt{3} である。内接円の半径を rr とすると、三角形の面積を 3 つの小三角形に分けて 103=12r(8+5+7)10\sqrt{3}=\dfrac{1}{2}r(8+5+7) より r=3r=\sqrt{3} である。また、C から AB への高さを hh とすると h=2⋅1038=532h=\dfrac{2\cdot 10\sqrt{3}}{8}=\dfrac{5\sqrt{3}}{2} である。角の二等分線の定理より AD:DB=AC:CB=7:5\mathrm{AD}:\mathrm{DB}=\mathrm{AC}:\mathrm{CB}=7:5 なので ADAB=712\dfrac{\mathrm{AD}}{\mathrm{AB}}=\dfrac{7}{12} である。I から AB までの距離は rr なので、
△ADI△ABC=ADAB⋅rh=712⋅3532=712⋅25=730. \dfrac{\triangle\mathrm{ADI}}{\triangle\mathrm{ABC}}=\dfrac{\mathrm{AD}}{\mathrm{AB}}\cdot\dfrac{r}{h}=\dfrac{7}{12}\cdot\dfrac{\sqrt{3}}{\dfrac{5\sqrt{3}}{2}}=\dfrac{7}{12}\cdot\dfrac{2}{5}=\dfrac{7}{30}.

(4)

被積分関数を展開し、原始関数を用いて計算すると
∫−12(x+2)(x−3) dx=[x33−x22−6x]−12=−343−316=−332. \displaystyle\int_{-1}^{2}(x+2)(x-3)\,dx=\left[\dfrac{x^{3}}{3}-\dfrac{x^{2}}{2}-6x\right]_{-1}^{2}=-\dfrac{34}{3}-\dfrac{31}{6}=-\dfrac{33}{2}.

(5)

A, B, C, DA,\ B,\ C,\ D はすべて鋭角であるから、各三角比は正である。条件から sin⁡D=sin⁡Bsin⁡A\sin D=\dfrac{\sin B}{\sin A} であり、さらに
sin⁡2A−sin⁡2B=cos⁡2B−cos⁡2A=cos⁡2Bsin⁡2C \sin^{2}A-\sin^{2}B=\cos^{2}B-\cos^{2}A=\cos^{2}B\sin^{2}C
が成り立つ。よって cos⁡D=cos⁡Bsin⁡Csin⁡A\cos D=\dfrac{\cos B\sin C}{\sin A} である。したがって
sin⁡Ctan⁡D=sin⁡C⋅sin⁡Dcos⁡D=tan⁡B. \sin C\tan D=\sin C\cdot\dfrac{\sin D}{\cos D}=\tan B.
また cos⁡A=cos⁡Bcos⁡C\cos A=\cos B\cos C を用いると
tan⁡Acos⁡D=sin⁡Acos⁡A⋅cos⁡Bsin⁡Csin⁡A=cos⁡Bsin⁡Ccos⁡Bcos⁡C=tan⁡C. \tan A\cos D=\dfrac{\sin A}{\cos A}\cdot\dfrac{\cos B\sin C}{\sin A}=\dfrac{\cos B\sin C}{\cos B\cos C}=\tan C.

(6)

m=n2+63m=\sqrt{n^{2}+63} とおくと、m, nm,\ n は自然数で m>nm>n であり、
(m−n)(m+n)=m2−n2=63. (m-n)(m+n)=m^{2}-n^{2}=63.
m−n<m+nm-n<m+n となる正の因数の組は (1,63), (3,21), (7,9)(1,63),\ (3,21),\ (7,9) であり、それぞれ n=(m+n)−(m−n)2n=\dfrac{(m+n)-(m-n)}{2} は 31, 9, 131,\ 9,\ 1 となる。いずれも条件を満たすので、該当する nn は 3 個である。

(7)

真数はすべて正でなければならないので、−1<x<1-1<x<1 である。また log⁡12023t=−log⁡2023t\log_{\dfrac{1}{2023}}t=-\log_{2023}t だから、方程式は
log⁡202311−2x1−x2=log⁡2023x+2(x+1)2 \log_{2023}\dfrac{11-2x}{1-x^{2}}=\log_{2023}\dfrac{x+2}{(x+1)^{2}}
となる。底 20232023 は 1 より大きいので、真数どうしを等しくできる。定義域内で x+1>0x+1>0 だから x+1x+1 で約して
(11−2x)(x+1)=(1−x)(x+2),x2−10x−9=0. (11-2x)(x+1)=(1-x)(x+2),\qquad x^{2}-10x-9=0.
解は x=5±34x=5\pm\sqrt{34} であり、−1<x<1-1<x<1 を満たすのは x=5−34x=5-\sqrt{34} だけである。

読み終えたら解答を閉じて、もう一度自分の手で解いてみましょう。

この問題で使う考え方

  • 角の二等分線の性質
  • 約数・倍数
  • 順列
  • 三角形の中心
  • 三角形の性質
  • 余弦定理
  • 二次方程式とグラフ
  • 三角比と相互関係
  • 三角比による面積
  • 不定積分
  • 定積分
  • 有理数指数と指数法則
  • 対数とその性質
  • 導関数と増減
  • 多項式の導関数
  • 三角関数の相互関係

答えと解答は AI で作成したものです。誤りに気づいたらお問い合わせから教えてください。

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