東京医科大学/2023年度/一般

2東京医科大学 2023年 数学 第2問解答・解説

場合の数と確率数学と人間の活動(整数)

1問題

東京医科大学2023年度第2問
袋の中に、1から8までの番号が書かれたカードが2枚ずつ、合計16枚入っている。この袋から同時に3枚のカードを取り出し、取り出したカードに書かれた数の積を MM、和を SS とする。

(1) MM が素数となる確率は アイウ\dfrac{\boxed{\text{ア}}}{\boxed{\text{イウ}}} である。

(2) MM が4の倍数になる確率は エオカ\dfrac{\boxed{\text{エ}}}{\boxed{\text{オカ}}} である。

(3) MM が8の倍数であるとき、S<MS<M となる条件付き確率は キクケコサシ\dfrac{\boxed{\text{キクケ}}}{\boxed{\text{コサシ}}} である。

まずは自分で解いてみましょう。解けたら「答え」、詰まったら「解答」で確かめられます。

タイマー

15:00

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1)
    アイウ=170\frac{\text{ア}}{\text{イウ}}=\frac{1}{70}
  • (2)
    エオカ=710\frac{\text{エ}}{\text{オカ}}=\frac{7}{10}
  • (3)
    キクケコサシ=143144\frac{\text{キクケ}}{\text{コサシ}}=\frac{143}{144}

3解答

解答を見る途中式つきの解答

考え方

16枚の個別カードの3枚組を数え、積の素因数2の個数で倍数条件を分類する。

解答

全16枚のカードは個別に区別できるので、3枚の取り出し方は
16C3=560 {}_{16}\mathrm{C}_{3}=560
通りである。

(1) 積 MM が素数になるには、3枚の数のうち2枚が 11、残り1枚が素数でなければならない。11 のカードは2枚あり、素数 2,3,5,72,3,5,7 のカードは各2枚あるから、条件を満たす取り出し方は 2C2⋅4⋅2=8{}_{2}\mathrm{C}_{2}\cdot4\cdot2=8 通り。したがって確率は
8560=170. \frac{8}{560}=\frac{1}{70}.
よって ア=1,イ=7,ウ=0\text{ア}=1,\text{イ}=7,\text{ウ}=0。

(2) 4の倍数でない積を数える。積が4の倍数でないためには、3枚とも奇数か、奇数2枚と 22 または 66 のカード1枚でなければならない。奇数のカードは8枚、22 または 66 のカードは4枚なので、その取り出し方は
8C3+4C18C2=56+112=168 {}_{8}\mathrm{C}_{3}+{}_{4}\mathrm{C}_{1}{}_{8}\mathrm{C}_{2}=56+112=168
通り。したがって積が4の倍数となる取り出し方は 560−168=392560-168=392 通りであり、確率は
392560=710. \frac{392}{560}=\frac{7}{10}.
よって エ=7,オ=1,カ=0\text{エ}=7,\text{オ}=1,\text{カ}=0。

(3) まず MM は 88 で割り切れるとなる取り出し方を数える。少なくとも1枚の8のカードを含むものは
16C3−14C3=196 {}_{16}\mathrm{C}_{3}-{}_{14}\mathrm{C}_{3}=196
通りである。8を含まずに積が8の倍数となるには、次のいずれかである。4のカード2枚と残り1枚を選ぶ場合は12通り、4のカードを1枚選び、残り2枚に 22 または 66 のカードを少なくとも1枚含む場合は
2C1(12C2−8C2)=76 {}_{2}\mathrm{C}_{1}\left({}_{12}\mathrm{C}_{2}-{}_{8}\mathrm{C}_{2}\right)=76
通り、4を含まず 2,62,6 のカード4枚から3枚選ぶ場合は 4C3=4{}_{4}\mathrm{C}_{3}=4 通り。よって条件 MM は 88 で割り切れる の取り出し方は合計
196+12+76+4=288 196+12+76+4=288
通りである。

このうち S≧MS\geqq M となるのは、数の組が (1,1,8)(1,1,8) の場合だけである。実際、8を含む組 (x,y,8)(x,y,8) では、(x,y)=(1,1)(x,y)=(1,1) を除けば 8xy>x+y+88xy>x+y+8。8を含まず4を含む組では、4のカード2枚を選ぶと積は少なくとも16、和は最大15であり、4を1枚だけ選ぶと残りの積 xyxy は偶数だから 4xy>x+y+44xy>x+y+4 である。8も4も含まない場合、積が8の倍数となるには3枚とも 22 または 66 であり、重複は各数2枚までなので組は (2,2,6)(2,2,6) または (2,6,6)(2,6,6) となり、いずれも和は積より小さい。組 (1,1,8)(1,1,8) のカードの選び方は 2C22C1=2{}_{2}\mathrm{C}_{2}{}_{2}\mathrm{C}_{1}=2 通りだから、S<MS<M となるのは 288−2=286288-2=286 通り。
286288=143144 \frac{286}{288}=\frac{143}{144}
より、キ=1,ク=4,ケ=3,コ=1,サ=4,シ=4\text{キ}=1,\text{ク}=4,\text{ケ}=3,\text{コ}=1,\text{サ}=4,\text{シ}=4。

読み終えたら解答を閉じて、もう一度自分の手で解いてみましょう。

この問題で使う考え方

  • 組合せ
  • 確率の基本法則
  • 条件付き確率
  • 約数・倍数

答えと解答は AI で作成したものです。誤りに気づいたらお問い合わせから教えてください。

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