全国の医学部医学科の2026年度入試(一般選抜)の倍率を、各大学が公表した志願者数・受験者数・合格者数から一覧にしました。大学によって公表する倍率の計算方法(志願者数で割る、募集人員で割るなど)が違うため、ここではすべて受験者数÷合格者数(実質倍率)で計算し直して比べています。

私立医学部28校では、最も高いのが獨協医科大学の44.2倍、最も低いのが慶應義塾大学の5.6倍で、真ん中(中央値)は10.9倍です。国公立医学部(前期日程)48校では、最も高いのが山口大学の6.0倍、最も低いのが奈良県立医科大学の1.5倍で、真ん中(中央値)は2.9倍です。私立は1校で複数の方式を併願する受験生が多く、国公立より実質倍率が高く出やすい点に注意してください。

私立医学部の実質倍率(2026年度・一般選抜)

順位大学・方式実質倍率受験者→合格者合格最低点
1獨協医科大学
一般選抜(前期)
44.2倍4,555→103非公表
2聖マリアンナ医科大学
一般選抜(前期)
35.9倍2,689→75非公表
3東海大学
一般選抜(医学科)
31.4倍2,922→93公表資料に記載なし
4帝京大学
一般選抜
29.6倍8,984→304227/300
5東邦大学
一般入試
25.7倍2,624→102401.5/550
6金沢医科大学
一般選抜(前期)
22.3倍3,856→173219/350
7福岡大学
一般選抜(系統別日程)
18.7倍2,297→123281/400
8近畿大学
一般入試(前期・後期の合計)
16.6倍2,323→140公表資料に記載なし
9自治医科大学
一般選抜(都道府県別選抜・全国合計)
15.1倍1,731→115非公表
10産業医科大学
一般選抜A
15.0倍1,339→89642/950
11東京女子医科大学
一般選抜
14.1倍1,084→77一部のみ公表(補足を参照)
12岩手医科大学
一般選抜(一般枠)
12.8倍2,923→229283.5/400
13昭和医科大学
一般選抜入試Ⅰ期
12.2倍2,507→206260/400
14兵庫医科大学
一般選抜A(4科目型)
11.4倍2,196→192417.5/630
15順天堂大学
一般選抜A方式
10.3倍1,845→179340/500
16東京慈恵会医科大学
一般選抜
9.7倍1,527→15857.1/100
17杏林大学
一般選抜
9.6倍1,852→192非公表
18北里大学
一般選抜
9.5倍1,676→177473/700
19日本医科大学
一般選抜(前期)
9.3倍1,535→165公表資料に記載なし
20国際医療福祉大学
一般選抜
8.7倍2,701→310一部のみ公表(補足を参照)
21大阪医科薬科大学
一般選抜(前期)
8.7倍1,730→199287/400
22久留米大学
前期一般選抜
8.6倍1,382→161公表資料に記載なし
23関西医科大学
一般選抜(前期)
8.4倍1,688→201296/500
24愛知医科大学
一般選抜
8.3倍2,192→264291/500
25東京医科大学
一般選抜
8.1倍2,266→279326/500
26東北医科薬科大学
一般選抜(修学資金枠宮城A+東北5県定着枠+一般枠)
7.5倍1,695→226非公表
27藤田医科大学
一般選抜(愛知県地域枠を含む全体)
6.2倍1,779→289351/600
28慶應義塾大学
一般選抜
5.6倍1,058→189295/500

各大学の学力試験による一般選抜(前期・第1期・A方式など)の値です。共通テスト利用選抜・地域枠・後期の値は、大学名のページに載せています。合格者数に繰上・追加合格を含むかどうかは大学の公表方法に従っているため、正規合格者だけを公表している大学では、実際より倍率が高く出ます。

国公立医学部の実質倍率(2026年度・前期日程)

順位大学・方式実質倍率受験者→合格者合格最低点
1山口大学(国立)
一般選抜(前期日程)
6.0倍328→551256.7/1550
2島根大学(国立)
一般選抜(前期日程・全体)
5.7倍387→68一部のみ公表(補足を参照)
3弘前大学(国立)
一般選抜(前期日程・一般枠)
5.3倍266→501491/1950
4長崎大学(国立)
一般選抜(前期日程)
4.6倍305→661048.35/1355
5鳥取大学(国立)
一般選抜(前期日程・全体)
4.4倍343→78一部のみ公表(補足を参照)
6愛媛大学(国立)
一般選抜(前期日程)
4.3倍252→59906.24/1200
7高知大学(国立)
一般選抜(前期日程・全体)
4.1倍240→59一部のみ公表(補足を参照)
8佐賀大学(国立)
一般選抜(前期日程)
4.0倍220→55740.5/940
9福井大学(国立)
一般選抜(前期日程)
3.9倍223→57一部のみ公表(補足を参照)
10琉球大学(国立)
一般選抜(前期日程)
3.9倍281→721360/1800
11滋賀医科大学(国立)
一般選抜(前期日程)
3.9倍238→61公表資料に記載なし
12東北大学(国立)
一般選抜(前期日程)
3.9倍311→80公表資料に記載なし
13浜松医科大学(国立)
一般選抜(前期日程)
3.7倍259→70832.8/1175
14鹿児島大学(国立)
一般選抜(前期日程)
3.7倍258→691488/1845
15広島大学(国立)
一般選抜(前期日程・全体)
3.5倍343→98一部のみ公表(補足を参照)
16福島県立医科大学(公立)
一般選抜(前期日程・一般枠+地域枠 合計)
3.4倍243→72943.9/1360
17香川大学(国立)
一般選抜(前期日程・全体)
3.4倍269→78一部のみ公表(補足を参照)
18熊本大学(国立)
一般選抜(前期日程)
3.1倍288→93988.47/1300
19山形大学(国立)
一般選抜(前期日程・一般枠)
3.1倍209→681246.3/1650
20旭川医科大学(国立)
一般選抜(前期日程)
3.0倍145→48650.6/920
21三重大学(国立)
一般選抜(前期日程)
3.0倍229→771049.67/1350
22新潟大学(国立)
一般選抜(前期日程)
3.0倍275→91一部のみ公表(補足を参照)
23東京科学大学(国立)
一般選抜(前期日程)
3.0倍236→80375.56/540
24信州大学(国立)
一般選抜(前期日程)
3.0倍267→88820.7/1100
25千葉大学(国立)
一般選抜(前期日程・一般枠)
2.7倍240→891039/1475
26京都府立医科大学(公立)
一般選抜(前期日程)
2.7倍261→95750/1100
27岡山大学(国立)
一般選抜(前期日程)
2.7倍255→961292.5/1650
28東京大学(国立)
一般選抜(前期日程・理科三類)
2.7倍266→99公式サイトで確認できず
29北海道大学(国立)
一般選抜(前期日程)
2.5倍221→87684.25/840
30神戸大学(国立)
一般選抜(前期日程)
2.5倍234→94656.173/860
31大阪公立大学(公立)
一般選抜(前期日程)
2.5倍188→761202.75/1575
32筑波大学(国立)
一般選抜(前期日程・医学類)
2.5倍113→451820/2350
33横浜市立大学(公立)
一般選抜(前期日程・一般枠+地域医療枠+神奈川県指定診療科枠)
2.5倍183→741775.4/2400
34岐阜大学(国立)
一般選抜(前期日程)
2.4倍135→561599.5/2150
35金沢大学(国立)
一般選抜(前期日程)医薬保健学域医学類
2.4倍205→842311.5/3050
36京都大学(国立)
一般選抜(前期日程)
2.4倍251→105876.62/1275
37名古屋大学(国立)
一般選抜(前期日程)一般枠
2.4倍215→912058/2750
38大阪大学(国立)
一般選抜(前期日程)
2.4倍229→961532/2000
39札幌医科大学(公立)
一般選抜(前期日程・一般枠+札医大卒後研修枠)
2.3倍174→751065.5/1550
40大分大学(国立)
一般選抜(前期日程)
2.2倍149→68800/1050
41富山大学(国立)
一般選抜(前期日程)
2.2倍154→691156.1/1700
42和歌山県立医科大学(公立)
一般選抜(前期日程・一般枠)
2.2倍148→66832.75/1300
43九州大学(国立)
一般選抜(前期日程)
2.0倍215→106853.75/1175
44宮崎大学(国立)
一般選抜(前期日程)
2.0倍96→471066/1600
45名古屋市立大学(公立)
一般選抜(前期日程)
2.0倍119→601228.38/1800
46群馬大学(国立)
一般選抜(前期日程・一般枠)
1.7倍116→69一部のみ公表(補足を参照)
47徳島大学(国立)
一般選抜(前期日程)
1.6倍104→65986/1300
48奈良県立医科大学(公立)
一般選抜(前期日程)
1.5倍34→23835/1000

前期日程の全体(または一般枠)の値です。国公立の受験者数は、共通テストの成績による第1段階選抜(足切り)の後の人数を公表している大学が多く、その場合は二次試験の受験者数で計算しています。

国公立医学部の後期日程(2026年度)

順位大学・方式実質倍率受験者→合格者合格最低点
1三重大学(国立)
一般選抜(後期日程)
5.3倍64→12752.33/950
2浜松医科大学(国立)
一般選抜(後期日程)
4.2倍63→151069.2/1300
3名古屋大学(国立)
一般選抜(後期日程)
3.8倍19→5非公表
4奈良県立医科大学(公立)
一般選抜(後期日程)
3.4倍199→58833.5/1200
5千葉大学(国立)
一般選抜(後期日程・一般枠)
3.2倍71→221071/1475
6琉球大学(国立)
一般選抜(後期日程)
3.0倍74→251098.5/1400
7宮崎大学(国立)
一般選抜(後期日程)
2.9倍47→16955/1150
8東京科学大学(国立)
一般選抜(後期日程)
2.6倍31→12公表資料に記載なし
9山梨大学(国立)
一般選抜(後期日程)
2.1倍234→111一部のみ公表(補足を参照)
10福井大学(国立)
一般選抜(後期日程)
2.0倍50→25一部のみ公表(補足を参照)
11鹿児島大学(国立)
一般選抜(後期日程)
1.8倍37→21992.75/1245

後期日程は募集人員が少なく、出願しても受験しない人が多いため、志願者数に比べて受験者数が大きく減ります。

防衛医科大学校は国公立の前期・後期日程とは別に独自の試験で選抜しており、医学科学生採用試験(第53期、令和8年度入校)の実質倍率は15.5倍(受験者5,877人→合格者378人)でした。

倍率と合格最低点を見たら、気になるのは自分との差ですよね。その差をどの科目で、どの順に埋めるかは、無料の勉強相談で東大生と決められます。

合格最低点の見方

合格最低点は、大学が公表した点数と満点をそのまま載せています。一次試験だけの点数、共通テストと個別試験の合計、得点率など、公表の形は大学ごとに違います。大学名のページで、何の点数かを補足と出典つきで確認できます。

実質倍率を計算できない大学

次の大学は、受験者数または合格者数を公表していないため、実質倍率を計算できません。公表されている値は大学名のページに載せています。

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数値は2026-10-11時点で各大学の公式資料と照合しています。出典は各大学のページに載せています。