鳥取大学/2026年度/前期
III鳥取大学 2026年 数学 第III問解答・解説
いろいろな式平面上の曲線と複素数平面
1問題
鳥取大学2026年度第III問
定数
α,β は複素数とする。以下の問いに答えよ。
(1) 複素数
z に対して実数
A を
A=∣z∣2+∣1−αz∣2で定める。
z が複素数全体の集合を動くとき、
A の最小値とそのときの
z を、
α を用いて表せ。
(2) 複素数
z に対して実数
B を
B=∣z∣2+∣1−αz∣2+∣1−βz∣2で定める。
z が複素数全体の集合を動くとき、
B の最小値とそのときの
z を、
α,β を用いて表せ。
まずは自分で解いてみましょう。解けたら「答え」、詰まったら「解答」で確かめられます。
2答え
答えを見る自分の答えと照らし合わせる
(1)minA=1+∣α∣21,z=1+∣α∣2α。
(2)minB=2−1+∣α∣2+∣β∣2∣α+β∣2=1+∣α∣2+∣β∣22+∣α−β∣2,z=1+∣α∣2+∣β∣2α+β。
3解答
解答を見る途中式つきの解答
解答
(1)
s=1+∣α∣2 とおくと
s>0 である。絶対値の二乗を展開すると
∣1−αz∣2=1−αz−αz+∣α∣2∣z∣2だから、
A=s∣z∣2−αz−αz+1=sz−sα2+1−s∣α∣2=sz−sα2+s1.A=s∣z∣2−αz−αz+1=sz−sα2+1−s∣α∣2=sz−sα2+s1.平方絶対値は0以上で、0となるのは
z=sα のときである。したがって
minA=1+∣α∣21,z=1+∣α∣2α.(2)
t=1+∣α∣2+∣β∣2 とおくと
t>0 である。展開して平方完成すると
B=t∣z∣2−(α+β)z−(α+β)z+2=tz−tα+β2+2−t∣α+β∣2.B=t∣z∣2−(α+β)z−(α+β)z+2=tz−tα+β2+2−t∣α+β∣2.よって平方絶対値が0となるときに最小となり、
minB=2−1+∣α∣2+∣β∣2∣α+β∣2=1+∣α∣2+∣β∣22+∣α−β∣2,z=1+∣α∣2+∣β∣2α+β.
読み終えたら解答を閉じて、もう一度自分の手で解いてみましょう。
この問題で使う考え方
- 複素数の四則演算
- 複素数平面と共役複素数
- 絶対値二乗の展開
- 平方完成
答えと解答は AI で作成したものです。誤りに気づいたらお問い合わせから教えてください。
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