鳥取大学/2026年度/前期

I鳥取大学 2026年 数学 第I問解答・解説

指数関数・対数関数微分法積分法

1問題

鳥取大学2026年度第I問
曲線 y=e2x−1 (x≧0)y=e^{2x}-1\ (x\geqq 0) を yy 軸のまわりに一回転してできる容器がある。この容器に毎分 aπa\pi の割合で水を注ぐ(aa は正の定数)。tt 分後の水面の高さを y(t)y(t)、水面の面積を S(t)S(t) とする。水面の高さが bb に達したとき、以下の問いに答えよ。

(1) 水面の上昇する速さを a,ba,b を用いて表せ。

(2) 水面の面積が増加する速さを a,ba,b を用いて表せ。

まずは自分で解いてみましょう。解けたら「答え」、詰まったら「解答」で確かめられます。

タイマー

15:00

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1)
    dydt=4a{log⁡(b+1)}2\dfrac{dy}{dt}=\dfrac{4a}{\{\log(b+1)\}^{2}}
  • (2)
    dSdt=2πa(b+1)log⁡(b+1)\dfrac{dS}{dt}=\dfrac{2\pi a}{(b+1)\log(b+1)}(b>0b>0)。b=0b=0では有限な瞬間変化率をもたない。

3解答

解答を見る途中式つきの解答

解答

(1)

高さu≧0u\geqq0における容器の半径は、u=e2x−1u=e^{2x}-1からx=12log⁡(u+1)x=\dfrac{1}{2}\log(u+1)である。よってその高さでの水平断面積は
A(u)=πx2=π4{log⁡(u+1)}2A(u)=\pi x^{2}=\dfrac{\pi}{4}\{\log(u+1)\}^{2}
である。水面の高さをy=y(t)y=y(t)とすると、水の体積はV(y)=∫0yA(u) duV(y)=\displaystyle\int_{0}^{y}A(u)\,duである。注水量は毎分aπa\piなので、連鎖律と積分の微分から
aπ=dVdt=A(y)dydt.a\pi=\dfrac{dV}{dt}=A(y)\dfrac{dy}{dt}.
水面が高さb>0b>0にあるとき
dydt=aπA(b)=4a{log⁡(b+1)}2.\dfrac{dy}{dt}=\dfrac{a\pi}{A(b)}=\dfrac{4a}{\{\log(b+1)\}^{2}}.
これが(1)の答えである。

(2)

水面の面積はS(t)=A(y(t))=π4{log⁡(y+1)}2S(t)=A(y(t))=\dfrac{\pi}{4}\{\log(y+1)\}^{2}である。したがって
dSdt=dAdy⋅dydt=π2⋅log⁡(y+1)y+1⋅dydt.\dfrac{dS}{dt}=\dfrac{dA}{dy}\cdot\dfrac{dy}{dt}=\dfrac{\pi}{2}\cdot\dfrac{\log(y+1)}{y+1}\cdot\dfrac{dy}{dt}.
ここにy=by=bと(1)の式を代入すれば
dSdt=2πa(b+1)log⁡(b+1).\dfrac{dS}{dt}=\dfrac{2\pi a}{(b+1)\log(b+1)}.
これが(2)の答えである。両式はb>0b>0で有限である。b=0b=0ではA(0)=0A(0)=0となるため、有限の瞬間速度はない。

読み終えたら解答を閉じて、もう一度自分の手で解いてみましょう。

この問題で使う考え方

  • 指数関数のグラフ・増減
  • 対数とその性質
  • 定積分
  • 合成関数の微分
  • 指数・対数関数の微分
  • 定積分による体積

答えと解答は AI で作成したものです。誤りに気づいたらお問い合わせから教えてください。

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