鳥取大学/2023年度/前期

III鳥取大学 2023年 数学 第III問解答・解説

図形と方程式積分法

1問題

鳥取大学2023年度第III問
xyxy 平面上において、曲線 C:y=xC:y=\sqrt{x} と、直線 ℓ:y=x\ell:y=x を考える。以下の問いに答えよ。

(1)CC と ℓ\ell で囲まれる図形の面積を求めよ。

(2)曲線 CC 上の点 P(x,x)P(x,\sqrt{x})(0≦x≦10\leqq x\leqq 1)に対し、点 PP から直線 ℓ\ell に下ろした垂線と、直線 ℓ\ell との交点を QQ とする。線分 PQPQ の長さを xx を用いて表せ。

(3)CC と ℓ\ell で囲まれる図形を直線 ℓ\ell の周りに一回転してできる立体の体積を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。解けたら、または詰まったら「解答」で確かめられます。

タイマー

15:00

2解答

解答を見る途中式つきの解答

解答

(1) 交点は x=x\sqrt{x}=x より (0,0),(1,1)(0,0),(1,1)。0≦x≦10\leqq x\leqq1 では x≧x\sqrt{x}\geqq x なので,面積は
∫01(x−x)dx=23−12=16.\int_0^1(\sqrt{x}-x)dx=\frac23-\frac12=\boxed{\frac16}.
(2) 直線 ℓ\ell は x−y=0x-y=0 だから,点と直線の距離の公式より
PQ=∣x−x∣2=x−x2.PQ=\frac{|x-\sqrt{x}|}{\sqrt2}=\boxed{\frac{\sqrt{x}-x}{\sqrt2}}.
(3) 回転軸に沿った座標を u=(x+y)/2u=(x+y)/\sqrt2,軸からの距離を v=(y−x)/2v=(y-x)/\sqrt2 とする。曲線上を P=(t2,t)P=(t^2,t)(0≦t≦10\leqq t\leqq1)で表すと
u=t2+t2,v=t−t22,dudt=2t+12>0.u=\frac{t^2+t}{\sqrt2},\qquad v=\frac{t-t^2}{\sqrt2},\qquad \frac{du}{dt}=\frac{2t+1}{\sqrt2}>0.
従って軸に垂直な直線は曲線と1点で交わり,囲まれた図形の断面は軸からその点までの線分となる。回転後の断面は半径 vv の円盤である。厚さは dxdx ではなく軸方向の dudu であることに注意して
V=π∫02v2du=π22∫01(t−t2)2(2t+1)dt=π22∫01(2t5−3t4+t2)dt=π22(13−35+13)=2π60.\begin{aligned} V&=\pi\int_0^{\sqrt2}v^2du =\frac{\pi}{2\sqrt2}\int_0^1(t-t^2)^2(2t+1)dt\\ &=\frac{\pi}{2\sqrt2}\int_0^1(2t^5-3t^4+t^2)dt\\ &=\frac{\pi}{2\sqrt2}\left(\frac13-\frac35+\frac13\right) =\boxed{\frac{\sqrt2\pi}{60}}. \end{aligned}

読み終えたら解答を閉じて、もう一度自分の手で解いてみましょう。

この問題で使う考え方

  • 点と直線の距離
  • 軸方向と垂直方向の座標
  • 円盤断面による体積
  • 媒介変数による置換積分

答えと解答は AI で作成したものです。誤りに気づいたらお問い合わせから教えてください。

鳥取大学の数学を、過去 10 年分まとめて解けるものがあったら使いたいですか?

次にやること

同じ年度の次の問題第IV問へ進む微分・積分の考え・積分法

鳥取大学のほかの年度

似た問題を、ほかの大学で