兵庫医科大学/2022年度/一般

1兵庫医科大学 2022年 数学 第1問解答・解説

図形と方程式指数関数・対数関数いろいろな式場合の数と確率数学と人間の活動(整数)

1問題

兵庫医科大学2022年度第1問
次の (1) から (5) までの各問いに答えよ。なお、途中の式や考え方等も記入すること。
(1) 次の式を簡単にせよ。
(log⁡240)2−log⁡210log⁡1602 (\log_{2} 40)^{2}-\frac{\log_{2}10}{\log_{160}2}
(2) A と B の 2 つの袋がある。A には赤球が 2 個と白球が 2 個入っており、B には赤球が 1 個と白球が 3 個入っている。今いずれかの袋から 1 個、球を取り出したところ、赤球であった。それが袋 A から取り出された確率と袋 B から取り出された確率を、それぞれ求めよ。ただし、いずれの袋を選ぶのかは同様に確からしいとする。
(3) △ABC\triangle ABC の辺 BCBC、CACA、ABAB 上に、それぞれ点 PP、QQ、RR を
PCBP=QACQ=RBAR=13 \frac{\mathrm{PC}}{\mathrm{BP}}=\frac{\mathrm{QA}}{\mathrm{CQ}}=\frac{\mathrm{RB}}{\mathrm{AR}}=\frac{1}{3}
を満たすようにとる。さらに、線分 APAP と BQBQ、線分 BQBQ と CRCR、線分 CRCR と APAP の交点をそれぞれ、DD、EE、FF とする。
(a) PFFA\dfrac{PF}{FA} を求めよ。
(b) PDDA\dfrac{PD}{DA} を求めよ。
(4) 実数 xx、yy が 4x2+9y2=364x^{2}+9y^{2}=36 を満たして変化するとき、x+yx+y の最大値を求めよ。また、そのときの xx と yy の値をそれぞれ求めよ。
(5) 19 で割ると 2 余り、21 で割ると 5 余る、4 桁の自然数の中で最小のものを求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。解けたら「答え」、詰まったら「解答」で確かめられます。

タイマー

15:00

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1)
    44
  • (2)
    P赤(A)=23, P赤(B)=13P_{赤}(A)=\frac23,\ P_{赤}(B)=\frac13
  • (3)(a)
    PFFA=112\frac{PF}{FA}=\frac1{12}
  • (3)(b)
    PDDA=94\frac{PD}{DA}=\frac94
  • (4)
  • (5)
    13701370

3解答

解答を見る途中式つきの解答

考え方

対数の性質,条件付き確率,辺の内分点と直線の交点,平方の恒等式,合同式を用いて解く。

解答


(1) a=log⁡210a=\log_2 10 とおく。対数の性質から log⁡240=a+2\log_2 40=a+2,log⁡2160=a+4\log_2 160=a+4 である。また底の変換より 1/log⁡1602=log⁡21601/\log_{160}2=\log_2 160 だから,与式は
(a+2)2−a(a+4)=4 (a+2)^2-a(a+4)=4
となる。
(2) 赤球を引く事象を RR とする。袋を選ぶ確率はそれぞれ 1/21/2 で,PA(R)=2/4=1/2P_{A}(R)=2/4=1/2,PB(R)=1/4P_{B}(R)=1/4 である。したがって
P(R)=12⋅12+12⋅14=38. P(R)=\frac12\cdot\frac12+\frac12\cdot\frac14=\frac38.
よって条件付き確率は
PR(A)=(1/2)(1/2)3/8=23,PR(B)=(1/2)(1/4)3/8=13. P_{R}(A)=\frac{(1/2)(1/2)}{3/8}=\frac23,\qquad P_{R}(B)=\frac{(1/2)(1/4)}{3/8}=\frac13.

(3) 比だけを扱うので,A=(0,0),B=(1,0),C=(0,1)A=(0,0),B=(1,0),C=(0,1) とする。辺の比から
P=(1/4,3/4),Q=(0,1/4),R=(3/4,0). P=(1/4,3/4),\qquad Q=(0,1/4),\qquad R=(3/4,0).
したがって直線 AP,BQ,CRAP,BQ,CR の方程式はそれぞれ y=3xy=3x,x+4y=1x+4y=1,4x+3y=34x+3y=3 である。直線 APAP と直線 BQBQ の交点を DD とすると,y=3xy=3x を x+4y=1x+4y=1 に代入して D=(1/13,3/13)=(4/13)PD=(1/13,3/13)=(4/13)P である。従って AD=(4/13)APAD=(4/13)AP,PD=(9/13)APPD=(9/13)AP だから
PDDA=94. \frac{PD}{DA}=\frac94.
また 直線 APAP と直線 CRCR の交点を FF とすると,y=3xy=3x,4x+3y=34x+3y=3 から F=(3/13,9/13)=(12/13)PF=(3/13,9/13)=(12/13)P。よって AF=(12/13)APAF=(12/13)AP,PF=(1/13)APPF=(1/13)AP であり
PFFA=112. \frac{PF}{FA}=\frac1{12}.

(4) 条件を用いて
13(4x2+9y2)−36(x+y)2=(4x−9y)2≧0 13(4x^2+9y^2)-36(x+y)^2=(4x-9y)^2\geqq0
と計算できる。左辺は 468−36(x+y)2468-36(x+y)^2 なので (x+y)2≦13(x+y)^2\leqq13,従って x+y≦13x+y\leqq\sqrt{13}。等号には 4x=9y4x=9y が必要である。x=9t,y=4tx=9t,y=4t とおくと条件から 468t2=36468t^2=36,すなわち t=±1/13t=\pm1/\sqrt{13}。最大値を与えるのは正の方であり,(x,y)=(9/13,4/13)=(913/13,413/13)(x,y)=(9/\sqrt{13},4/\sqrt{13})=(9\sqrt{13}/13,4\sqrt{13}/13),最大値は 13\sqrt{13} である。
(5) 19で割ると2余るので,求める数を n=19k+2n=19k+2 とおく。21で割ると5余る条件は
19k+2≡5(mod21),2k≡18(mod21) 19k+2\equiv5\pmod{21},\quad 2k\equiv18\pmod{21}
である。2⋅11=22≡1(mod21)2\cdot11=22\equiv1\pmod{21} より,k≡18⋅11≡9(mod21)k\equiv18\cdot11\equiv9\pmod{21}。従って k=21t+9k=21t+9,n=399t+173n=399t+173。4桁となるには t≧3t\geqq3 で,最小の t=3t=3 のとき n=1370n=1370。実際,1370=19⋅72+2=21⋅65+51370=19\cdot72+2=21\cdot65+5 である。

読み終えたら解答を閉じて、もう一度自分の手で解いてみましょう。

この問題で使う考え方

  • 条件付き確率
  • 約数・倍数
  • 確率の基本法則
  • 等式・不等式の証明
  • 直線の方程式
  • 対数とその性質
  • 内分・外分点

答えと解答は AI で作成したものです。誤りに気づいたらお問い合わせから教えてください。

兵庫医科大学の数学を、過去 10 年分まとめて解けるものがあったら使いたいですか?

次にやること

同じ年度の次の問題第2問へ進む数と式・いろいろな式・図形と方程式・数列

兵庫医科大学のほかの年度