徳島大学/2024年度/前期

4徳島大学 2024年 数学 第4問解答・解説

場合の数と確率

1問題

徳島大学2024年度第4問
1 個のさいころを 3 の倍数でない目が出るまで繰り返し投げるが、3 の倍数の目が 4 回続けて出たら投げるのを止める。これを 1 回の試行とする。1 回目の試行において出た目の和を S1S_{1}、2 回目の試行において出た目の和を S2S_{2} とおき、S=S1+S2S=S_{1}+S_{2} とおく。
(1) S1≧6S_{1}\geqq 6 となる確率、および S1≧7S_{1}\geqq 7 となる確率を求めよ。
(2) S=9S=9 となる確率を求めよ。
(3) S≧11S\geqq 11 となる確率を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。解けたら「答え」、詰まったら「解答」で確かめられます。

タイマー

15:00

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる

3解答

解答を見る途中式つきの解答

解答

1回の試行で,3の倍数がちょうど kk 回続いた後に3の倍数でない目 a(1,2,4,5のいずれか)a\text{(1,2,4,5のいずれか)} が出て終了する場合は k=0,1,2,3k=0,1,2,3 である。4回連続して3の倍数が出て終了する場合もある。1回の試行の和を XX とし,その和の確率を係数に並べた多項式を G(x)G(x) とすると,
G(x)=∑k=03(x3+x66)kx+x2+x4+x56+(x3+x66)4. G(x)=\sum_{k=0}^{3}\left(\frac{x^3+x^6}{6}\right)^k\frac{x+x^2+x^4+x^5}{6} +\left(\frac{x^3+x^6}{6}\right)^4.
各目が出る確率は 1/61/6 なので,この式は各終了経路の確率を過不足なく表している。次数9以下の係数は
s1245781296[xs]G(x)2162162522527878 \begin{array}{c|rrrrrr} s&1&2&4&5&7&8\\ \hline 1296[x^s]G(x)&216&216&252&252&78&78 \end{array}
であり,x3,x6,x9x^3,x^6,x^9 の係数は 00 である。なお,和が4,5となる経路には,最後の目がそれぞれ4,5となる場合と,先に3が出た後に1,2が出る場合が含まれる。

(1) X<6X<6 の確率は
P(X<6)=216+216+252+2521296=1318 P(X<6)=\frac{216+216+252+252}{1296}=\frac{13}{18}
であるから,
P(S1≧6)=1−1318=518. P(S_1\geqq 6)=1-\frac{13}{18}=\frac{5}{18}.
また,1回の試行の和が6となる経路はないので,P(S1≧7)=P(S1≧6)=518P(S_1\geqq 7)=P(S_1\geqq 6)=\frac{5}{18}.

(2) 2回の試行は独立で,S1,S2S_1,S_2 はともに XX と同じ分布をもつ。和が9となる組は (1,8),(8,1),(2,7),(7,2),(4,5),(5,4)(1,8),(8,1),(2,7),(7,2),(4,5),(5,4) だから,
P(S=9)=4⋅216⋅78+2⋅252⋅25212962=19440012962=25216. P(S=9)=\frac{4\cdot216\cdot78+2\cdot252\cdot252}{1296^2} =\frac{194400}{1296^2}=\frac{25}{216}.

(3) F(x)=1296G(x)F(x)=1296G(x) とおく。S1,S2S_1,S_2 は正の整数なので,S≦10S\leqq10 の確率を求めるには F(x)2F(x)^2 の2次から10次までの係数を足せばよい。係数の和は
∑r=210[xr]F(x)2=46656+93312+46656+108864+217728+108864+97200+194400+97200=1010880. \sum_{r=2}^{10}[x^r]F(x)^2 =46656+93312+46656+108864+217728+108864+97200+194400+97200 =1010880.
したがって,
P(S≧11)=1−P(S≦10)=1−101088012962=1−65108=43108. P(S\geqq11)=1-P(S\leqq10) =1-\frac{1010880}{1296^2} =1-\frac{65}{108} =\frac{43}{108}.

読み終えたら解答を閉じて、もう一度自分の手で解いてみましょう。

この問題で使う考え方

  • 積の法則
  • 確率の基本法則
  • 独立な試行
  • 余事象

答えと解答は AI で作成したものです。誤りに気づいたらお問い合わせから教えてください。

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