東京慈恵会医科大学/2025年度/前期

1東京慈恵会医科大学 2025年 数学 第1問解答・解説

場合の数と確率

1問題

東京慈恵会医科大学2025年度第1問
次の □\square にあてはまる適切な数値を解答欄に記入せよ。

1個のさいころを3回続けて投げるとき、kk回目に出る目を Xk (k=1,2,3)X_k\ (k=1,2,3) とする。このとき、積 X1X2X3X_1X_2X_3 が10の倍数になる確率は (ア)\boxed{\text{(ア)}}、和 X1+X2,X2+X3,X3+X1X_1+X_2,\quad X_2+X_3,\quad X_3+X_1 が、いずれも6の倍数にならない確率は (イ)\boxed{\text{(イ)}} である。

まずは自分で解いてみましょう。解けたら「答え」、詰まったら「解答」で確かめられます。

タイマー

15:00

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (ア) 13,(イ) 3154\text{(ア)}\ \frac{1}{3},\qquad \text{(イ)}\ \frac{31}{54}

3解答

解答を見る途中式つきの解答

考え方

独立な3回のサイコロの順序つきの出方を数え、全216通りに対する割合を求める。

解答

サイコロの出方は順序を区別して数え、全事象は 63=2166^3=216 通りである。

積が10の倍数になるには、積が2と5の両方で割り切れることが必要十分である。出た目に5がない場合は 535^3 通り、偶数の目がない場合は奇数の目だけなので 333^3 通りである。この両方が起こる場合は出た目が1または3に限られ、232^3 通りである。したがって求める場合の数は
63−53−33+23=216−125−27+8=72 6^3-5^3-3^3+2^3=216-125-27+8=72
であり、確率は 72/216=1/372/216=1/3 である。

次に、2個の目の和は2以上12以下なので、6の倍数となるのは6または12である。和が12となるのは両方が6の場合だけである。

6が出る場合、6は2個出るとその2個の和が12になるので、ちょうど1個である。その位置は3通りある。残る2個は1から5までの目であり、その和が6となる順序つきの組は (1,5),(2,4),(3,3),(4,2),(5,1)(1,5),(2,4),(3,3),(4,2),(5,1) の5通りだから、条件を満たす組は 52−5=205^2-5=20 通りである。よってこの場合は 3⋅20=603\cdot20=60 通り。

6が出ない場合、各目は1から5までである。1と5、2と4は同時に現れるとその和が6となり、3は2個現れると和が6となる。3がないとき、1と5のうち片方だけを使い、2と4のうち片方だけを使う。片方の組だけから3個選ぶ場合は4通り、両方の組から選ぶ場合は、各組で使う目を選ぶ4通りと、両方の組を使う順序の並べ方6通りの積で24通り、合計28通りである。3がちょうど1個あるとき、3の位置は3通りで、残る2個の順序つきの組は、同じ組から取るものが4通り、異なる組から取るものが8通り、合計12通りである。したがって6がない場合は 28+3⋅12=6428+3\cdot12=64 通り。

以上より、条件を満たす出方は 60+64=12460+64=124 通りである。求める確率は
124216=3154 \frac{124}{216}=\frac{31}{54}
である。分母は全216通りであり、数え上げの内訳も 60+64=12460+64=124 通りとなる。

読み終えたら解答を閉じて、もう一度自分の手で解いてみましょう。

この問題で使う考え方

  • 確率の基本法則
  • 和の法則
  • 積の法則
  • 独立な試行
  • 余事象

答えと解答は AI で作成したものです。誤りに気づいたらお問い合わせから教えてください。

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