平面上の2つのベクトル a、b は、∣a∣=2、∣b∣=1、および a⋅b=1 を満たすとする。k を定数とし、2点 Q(2ka+b)、R(−3b) を直径の両端とする円を C、点 S(−4b) を通り a に平行な直線を l とする。このとき、次の問いに答えよ。 (1) 円 C の半径 r を k を用いて表せ。 (2) 直線 l が円 C と共有点をもつとき、k のとり得る値の範囲を求めよ。
まずは自分で解いてみましょう。解けたら「答え」、詰まったら「解答」で確かめられます。
タイマー
15:00
2答え
答えを見る自分の答えと照らし合わせる
r=2k2+k+1, k≦4−2−15またはk≧4−2+15.
3解答
解答を見る途中式つきの解答
解答
∣a∣=2,∣b∣=1,a⋅b=1 である。
(1) 円 C の中心を M とする。直径の両端は OQ=2ka+b,OR=−3b なので OM=2OQ+OR=ka−b. 半径は直径の長さの半分であるから r=2∣OQ−OR∣=∣ka+2b∣. したがって r2=k2∣a∣2+4k(a⋅b)+4∣b∣2=4k2+4k+4,r=2k2+k+1.
(2) 直線 l 上の点 P を OP=ta−4b(tは実数) とおく。中心 M との差は MP=(t−k)a−3b. x=t−k と置くと ∣MP∣2=x2∣a∣2−6x(a⋅b)+9∣b∣2=4x2−6x+9=4(x−43)2+427.∣MP∣2=x2∣a∣2−6x(a⋅b)+9∣b∣2=4x2−6x+9=4(x−43)2+427. x は実数全体を動くので、中心 M と直線 l の距離の二乗は 27/4 である。直線 l と円 C が共有点をもつ条件は、この距離が半径 r 以下であることだから 427≦r2=4(k2+k+1). よって 16k2+16k−11≧0. 境界方程式の解は k=32−16±162−4⋅16⋅(−11)=4−2±15. 二次式の係数は正であり、接するときも共有点をもつから、求める範囲は k≦4−2−15またはk≧4−2+15.