埼玉医科大学/2026年度/後期

3埼玉医科大学 2026年 数学 第3問解答・解説

図形と計量

1問題

埼玉医科大学2026年度第3問
次の文章を読み、後の問い(問1〜3)の各枠に当てはまる符号または数字をマークせよ。

座標平面上で DD を x2+y2≦1x^2+y^2\leqq1 かつ
−x3≦y≦x3 -\frac{x}{\sqrt{3}}\leqq y\leqq\frac{x}{\sqrt{3}}
を満たす領域とする。

問1 DD の面積は 1920π\dfrac{\boxed{19}}{\boxed{20}}\pi である。

問2 DD を yy 軸のまわりに1回転させてできる回転体の体積は 2122π\dfrac{\boxed{21}}{\boxed{22}}\pi である。

問3 DD を直線 y=3xy=\sqrt{3}x のまわりに1回転させてできる回転体の体積は 2324π\dfrac{\sqrt{\boxed{23}}}{\boxed{24}}\pi である。

まずは自分で解いてみましょう。解けたら「答え」、詰まったら「解答」で確かめられます。

タイマー

15:00

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • 問1: 19=1,20=6問2: 21=2,22=3問3: 23=3,24=3\begin{aligned}\text{問1: }&\boxed{19}=1,\quad\boxed{20}=6\\\text{問2: }&\boxed{21}=2,\quad\boxed{22}=3\\\text{問3: }&\boxed{23}=3,\quad\boxed{24}=3\end{aligned}

3解答

解答を見る途中式つきの解答

考え方

領域を扇形として捉え、各回転軸に垂直な断面を円環として定積分する。

解答

領域の不等式が同時に成り立つには −x3≦x3-\frac{x}{\sqrt{3}}\leqq\frac{x}{\sqrt{3}} が必要なので x≧0x\geqq0 である。x>0x>0 では −13≦yx≦13-\frac{1}{\sqrt{3}}\leqq\frac{y}{x}\leqq\frac{1}{\sqrt{3}} となる。tan⁡π6=13\tan\frac{\pi}{6}=\frac{1}{\sqrt{3}} より境界の角は ±π6\pm\frac{\pi}{6} であり、DD は半径1、中心角 π3\frac{\pi}{3} の扇形となる。なお x=0x=0 のときは y=0y=0 のみである。

問1の面積は、
S=12⋅12⋅π3=π6. S=\frac{1}{2}\cdot1^2\cdot\frac{\pi}{3}=\frac{\pi}{6}.
したがって 19=1, 20=6\boxed{19}=1,\ \boxed{20}=6 である。

問2では、固定した yy に対し、領域の条件から x≧3∣y∣x\geqq\sqrt{3}|y|、円の条件から x≦1−y2x\leqq\sqrt{1-y^2} である。円の条件から ∣y∣≦1|y|\leqq1 であり、両辺は非負なので、この断面が存在する条件は
3∣y∣≦1−y2⟺3y2≦1−y2⟺−12≦y≦12. \sqrt{3}|y|\leqq\sqrt{1-y^2} \quad\Longleftrightarrow\quad 3y^2\leqq1-y^2 \quad\Longleftrightarrow\quad -\frac{1}{2}\leqq y\leqq\frac{1}{2}.
回転断面は内半径 3∣y∣\sqrt{3}|y|、外半径 1−y2\sqrt{1-y^2} の円環となる。したがって、
V=π∫−1/21/2((1−y2)2−(3∣y∣)2) dy=π∫−1/21/2(1−4y2) dy=π[y−43y3]−1/21/2=23π. \begin{aligned} V&=\pi\int_{-1/2}^{1/2}\left((\sqrt{1-y^2})^2-(\sqrt{3}|y|)^2\right)\,dy\\ &=\pi\int_{-1/2}^{1/2}(1-4y^2)\,dy\\ &=\pi\left[y-\frac{4}{3}y^3\right]_{-1/2}^{1/2} =\frac{2}{3}\pi. \end{aligned}
よって 21=2, 22=3\boxed{21}=2,\ \boxed{22}=3 である。

問3では、回転軸に沿う座標を t=x+3y2t=\frac{x+\sqrt{3}y}{2}、軸に垂直な座標を u=−3x+y2u=\frac{-\sqrt{3}x+y}{2} とする。この変換は距離を保ち、x2+y2=t2+u2x^2+y^2=t^2+u^2 であり、回転軸 y=3xy=\sqrt{3}x は u=0u=0 となる。下側の不等式から t≧0t\geqq0、上側の不等式から u+t3=y−x3≦0u+\frac{t}{\sqrt{3}}=y-\frac{x}{\sqrt{3}}\leqq0 を得る。固定した tt では、円の条件から −1−t2≦u≦1−t2-\sqrt{1-t^2}\leqq u\leqq\sqrt{1-t^2}、領域の条件から u≦−t3≦0u\leqq-\frac{t}{\sqrt{3}}\leqq0 である。したがって、
−1−t2≦u≦−t3. -\sqrt{1-t^2}\leqq u\leqq-\frac{t}{\sqrt{3}}.
この区間が存在する条件は 1−t2≧t3\sqrt{1-t^2}\geqq\frac{t}{\sqrt{3}} である。両辺は非負なので二乗して整理すると 0≦t≦320\leqq t\leqq\frac{\sqrt{3}}{2} となる。また、この範囲では u≦0u\leqq0 だから回転後の断面は内半径 t3\frac{t}{\sqrt{3}}、外半径 1−t2\sqrt{1-t^2} の円環である。したがって、
V=π∫03/2((1−t2)2−(t3)2) dt=π∫03/2(1−43t2) dt=π[t−49t3]03/2=(32−36)π=33π. \begin{aligned} V&=\pi\int_0^{\sqrt{3}/2}\left((\sqrt{1-t^2})^2-\left(\frac{t}{\sqrt{3}}\right)^2\right)\,dt\\ &=\pi\int_0^{\sqrt{3}/2}\left(1-\frac{4}{3}t^2\right)\,dt\\ &=\pi\left[t-\frac{4}{9}t^3\right]_0^{\sqrt{3}/2} =\left(\frac{\sqrt{3}}{2}-\frac{\sqrt{3}}{6}\right)\pi =\frac{\sqrt{3}}{3}\pi. \end{aligned}
よって 23=3, 24=3\boxed{23}=3,\ \boxed{24}=3 である。

読み終えたら解答を閉じて、もう一度自分の手で解いてみましょう。

答えと解答は AI で作成したものです。誤りに気づいたらお問い合わせから教えてください。

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