岩手医科大学/2026年度/一般

3岩手医科大学 2026年 数学 第3問解答・解説

図形と計量

1問題

岩手医科大学2026年度第3問
α=−3+3 i, β=−2+3 i\alpha=-3+\sqrt{3}\,i,\ \beta=-2+\sqrt{3}\,i とし、複素数平面において、条件
∣z−α∣=2 ∣z−β∣ |z-\alpha|=\sqrt{2}\,|z-\beta|
を満たす点 zz が描く図形を CC とする。ただし、ii は虚数単位である。次の問い(問1〜4)に答えよ。

問1
∣α∣=アイ |\alpha|=\boxed{\text{ア}}\sqrt{\boxed{\text{イ}}}
であり、0≦arg⁡α<2π0\leqq\arg\alpha<2\pi の範囲で
arg⁡α=ウエπ \arg\alpha=\frac{\boxed{\text{ウ}}}{\boxed{\text{エ}}}\pi
である。

問2 CC は
−オ+カ i -\boxed{\text{オ}}+\sqrt{\boxed{\text{カ}}}\,i
を中心とする、半径が キ\sqrt{\boxed{\text{キ}}} の円である。

問3 zz の偏角を θ\theta(ただし、0≦θ<2π0\leqq\theta<2\pi)とする。点 zz が CC 上を動くとき、θ\theta のとり得る値の範囲は
クケコπ≦θ≦サシスセπ \frac{\boxed{\text{ク}}}{\boxed{\text{ケ}}\boxed{\text{コ}}}\pi\leqq\theta\leqq\frac{\boxed{\text{サ}}\boxed{\text{シ}}}{\boxed{\text{ス}}\boxed{\text{セ}}}\pi
である。

問4 ∣z∣|z| のとり得る値の範囲は
ソ−タ≦∣z∣≦チ+ツ \boxed{\text{ソ}}-\sqrt{\boxed{\text{タ}}}\leqq|z|\leqq\boxed{\text{チ}}+\sqrt{\boxed{\text{ツ}}}
である。

まずは自分で解いてみましょう。解けたら「答え」、詰まったら「解答」で確かめられます。

タイマー

15:00

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • ア=2, イ=3, ウ=5, エ=6,∣α∣=23,arg⁡α=56π,オ=1, カ=3, キ=2,C の中心 −1+3i,半径 =2,ク=5, ケ=1, コ=2, サ=1, シ=1, ス=1, セ=2,512π≦θ≦1112π,ソ=2, タ=2, チ=2, ツ=2,2−2≦∣z∣≦2+2. \begin{aligned} &\text{ア}=2,\ \text{イ}=3,\ \text{ウ}=5,\ \text{エ}=6,\quad |\alpha|=2\sqrt{3},\quad \arg\alpha=\frac56\pi,\\ &\text{オ}=1,\ \text{カ}=3,\ \text{キ}=2,\quad C\text{ の中心 }-1+\sqrt{3}i,\quad \text{半径 }=\sqrt{2},\\ &\text{ク}=5,\ \text{ケ}=1,\ \text{コ}=2,\ \text{サ}=1,\ \text{シ}=1,\ \text{ス}=1,\ \text{セ}=2,\\ &\frac5{12}\pi\leqq\theta\leqq\frac{11}{12}\pi,\\ &\text{ソ}=2,\ \text{タ}=2,\ \text{チ}=2,\ \text{ツ}=2,\quad 2-\sqrt{2}\leqq|z|\leqq2+\sqrt{2}. \end{aligned}

3解答

解答を見る途中式つきの解答

考え方

複素数を座標で表して軌跡の円を平方完成する。偏角の範囲は原点からの接線と円の中心を結ぶ直角三角形から求め、絶対値の範囲は中心距離と半径から求める。

解答

問1
∣α∣=(−3)2+(3)2=12=23,cos⁡(arg⁡α)=−323=−32,sin⁡(arg⁡α)=323=12. \begin{aligned} |\alpha|&=\sqrt{(-3)^2+(\sqrt{3})^2}=\sqrt{12}=2\sqrt{3},\\ \cos(\arg\alpha)&=\frac{-3}{2\sqrt{3}}=-\frac{\sqrt{3}}{2},\qquad \sin(\arg\alpha)=\frac{\sqrt{3}}{2\sqrt{3}}=\frac12. \end{aligned}
したがって、α\alpha は第2象限にあり、基準角は 16π\frac16\pi だから 0≦arg⁡α<2π0\leqq\arg\alpha<2\pi では
arg⁡α=56π\arg\alpha=\frac56\pi。よって
ア=2, イ=3, ウ=5, エ=6\text{ア}=2,\ \text{イ}=3,\ \text{ウ}=5,\ \text{エ}=6。

問2
z=x+yiz=x+yi とおく。絶対値は非負なので、条件を2乗して
(x+3)2+(y−3)2=2{(x+2)2+(y−3)2},x2+2x+y2−23y+2=0,(x+1)2+(y−3)2=2. \begin{aligned} (x+3)^2+(y-\sqrt{3})^2 &=2\{(x+2)^2+(y-\sqrt{3})^2\},\\ x^2+2x+y^2-2\sqrt{3}y+2&=0,\\ (x+1)^2+(y-\sqrt{3})^2&=2. \end{aligned}
よって CC は中心 −1+3i-1+\sqrt{3}i、半径 2\sqrt{2} の円である。
したがって オ=1, カ=3, キ=2\text{オ}=1,\ \text{カ}=3,\ \text{キ}=2。

問3
問2より円の中心を P(−1,3)P(-1,\sqrt{3})、原点を OO とすると
OP=2OP=2、半径は 2\sqrt{2} である。OP>2OP>\sqrt{2} だから OO は円の外部にある。
OO から円に引いた接線の接点を TT とすると PT⊥OTPT\perp OT であり、
OT=OP2−PT2=4−2=2=PT. OT=\sqrt{OP^2-PT^2}=\sqrt{4-2}=\sqrt{2}=PT.
したがって直角三角形 OPTOPT は直角二等辺三角形で、
∠POT=14π\angle POT=\frac14\pi である。また、OP→=(−1,3)\overrightarrow{OP}=(-1,\sqrt{3}) の偏角は
23π\frac23\pi。接線の方向が円周と交わる半直線の両端となり、
その間の半直線は円周と交わる。よって
23π−14π≦θ≦23π+14π,512π≦θ≦1112π. \begin{aligned} \frac23\pi-\frac14\pi&\leqq\theta\leqq\frac23\pi+\frac14\pi,\\ \frac5{12}\pi&\leqq\theta\leqq\frac{11}{12}\pi. \end{aligned}
したがって
ク=5, ケ=1, コ=2, サ=1, シ=1, ス=1, セ=2\text{ク}=5,\ \text{ケ}=1,\ \text{コ}=2,\ \text{サ}=1,\ \text{シ}=1,\ \text{ス}=1,\ \text{セ}=2。

問4
原点と円の中心との距離は 22、半径は 2\sqrt{2} で 2>22>\sqrt{2}。
円周上の点の原点からの距離は、中心と原点を結ぶ直線上の近い側・遠い側で
それぞれ最小・最大となる。したがって
2−2≦∣z∣≦2+2. 2-\sqrt{2}\leqq|z|\leqq2+\sqrt{2}.
よって ソ=2, タ=2, チ=2, ツ=2\text{ソ}=2,\ \text{タ}=2,\ \text{チ}=2,\ \text{ツ}=2。

読み終えたら解答を閉じて、もう一度自分の手で解いてみましょう。

答えと解答は AI で作成したものです。誤りに気づいたらお問い合わせから教えてください。

岩手医科大学の数学を、過去 10 年分まとめて解けるものがあったら使いたいですか?

次にやること

岩手医科大学のほかの年度

似た問題を、ほかの大学で