防衛医科大学校/2023年度/一般

IV防衛医科大学校 2023年 数学 第IV問解答・解説

いろいろな式平面上の曲線と複素数平面ベクトル

1問題

防衛医科大学校2023年度第IV問

複素数平面上に異なる3点 P1(z1),P2(z2),P3(z3)P_1(z_1),P_2(z_2),P_3(z_3) がある。複素数 z1,z2,z3z_1,z_2,z_3 が次の3つの条件を満たすとする。

条件1: z12+z22−z1z2=0z_1^2+z_2^2-z_1z_2=0

条件2: ∣z1∣=2|z_1|=\sqrt{2}

条件3: z3=z1+z2z_3=z_1+z_2

このとき、∣z2∣|z_2| は 7\boxed{7} である。また、この3つの条件を満たす P1(z1),P2(z2),P3(z3)P_1(z_1),P_2(z_2),P_3(z_3) を頂点とする三角形の面積は 8\boxed{8} になる。

7\boxed{7} の選択肢

(1) 2\sqrt{2}  (2) 22\dfrac{\sqrt{2}}{2}  (3) 23\dfrac{\sqrt{2}}{3}  (4) 24\dfrac{\sqrt{2}}{4}  (5) 25\dfrac{\sqrt{2}}{5}

8\boxed{8} の選択肢

(1) 12\dfrac{1}{2}  (2) 22\dfrac{\sqrt{2}}{2}  (3) 32\dfrac{\sqrt{3}}{2}  (4) 1  (5) 52\dfrac{\sqrt{5}}{2}

まずは自分で解いてみましょう。解けたら「答え」、詰まったら「解答」で確かめられます。

タイマー

15:00

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • 解答欄7:2\sqrt{2}(選択肢1)、解答欄8:32\dfrac{\sqrt{3}}{2}(選択肢3)。

3解答

解答を見る途中式つきの解答

解答

防衛医科大学校 2023 数学・IV

問題の確認

異なる3点P1(z1),P2(z2),P3(z3)P_1(z_1),P_2(z_2),P_3(z_3)について

z12+z22−z1z2=0,∣z1∣=2,z3=z1+z2 z_1^2+z_2^2-z_1z_2=0,\qquad |z_1|=\sqrt2,\qquad z_3=z_1+z_2

が与えられ、∣z2∣|z_2|と三角形P1P2P3P_1P_2P_3の面積を求める。

解答欄7: ∣z2∣|z_2|

∣z1∣=2|z_1|=\sqrt2よりz1≠0z_1\ne0。w=z2/z1w=z_2/z_1とおいて条件1をz12z_1^2で割ると

w2−w+1=0,w=1±i32. w^2-w+1=0, \qquad w=\frac{1\pm i\sqrt3}{2}.

どちらの値も

∣w∣2=12+(3)222=1 |w|^2=\frac{1^2+(\sqrt3)^2}{2^2}=1

だから∣z2∣=∣w∣∣z1∣=2|z_2|=|w||z_1|=\sqrt2。よって

∣z2∣=2 \boxed{|z_2|=\sqrt2}

であり、解答欄7の選択肢は1\boxed{1}である。

解答欄8:三角形の面積

z1=x+iyz_1=x+iy(x,yx,yは実数)とおき、ε=1\varepsilon=1または−1-1とする。上の解から

z2=1+εi32(x+iy)=x−ε3y2+iy+ε3x2. z_2=\frac{1+\varepsilon i\sqrt3}{2}(x+iy) =\frac{x-\varepsilon\sqrt3y}{2} +i\frac{y+\varepsilon\sqrt3x}{2}.

したがってz2=x2+iy2z_2=x_2+iy_2と書けば

x2=x−ε3y2,y2=y+ε3x2. x_2=\frac{x-\varepsilon\sqrt3y}{2},\qquad y_2=\frac{y+\varepsilon\sqrt3x}{2}.

P1=(x,y)P_1=(x,y)、P2=(x2,y2)P_2=(x_2,y_2)、P3=(x+x2,y+y2)P_3=(x+x_2,y+y_2)である。P1P_1を基準にした2辺の座標ベクトルは(x2−x,y2−y)(x_2-x,y_2-y)と(x2,y2)(x_2,y_2)。よって三角形の面積は座標面積公式により、

[△P1P2P3]=12∣(x2−x)y2−(y2−y)x2∣=12∣yx2−xy2∣=12∣−(xy2−yx2)∣. \begin{aligned} [\triangle P_1P_2P_3] &=\frac12\left|(x_2-x)y_2-(y_2-y)x_2\right|\\ &=\frac12|yx_2-xy_2|\\ &=\frac12|-(xy_2-yx_2)|. \end{aligned}

ここで座標を代入すると

xy2−yx2=x(y+ε3x)−y(x−ε3y)2=ε3(x2+y2)2. xy_2-yx_2 =\frac{x(y+\varepsilon\sqrt3x)-y(x-\varepsilon\sqrt3y)}2 =\frac{\varepsilon\sqrt3(x^2+y^2)}2.

x2+y2=∣z1∣2=2x^2+y^2=|z_1|^2=2だから

[△P1P2P3]=12∣ε3∣=32. [\triangle P_1P_2P_3]=\frac12\left|\varepsilon\sqrt3\right| =\boxed{\frac{\sqrt3}{2}}.

よって解答欄8の選択肢は3\boxed{3}である。

読み終えたら解答を閉じて、もう一度自分の手で解いてみましょう。

この問題で使う考え方

  • 複素数の四則演算
  • 複素数平面
  • ベクトルの成分表示

答えと解答は AI で作成したものです。誤りに気づいたらお問い合わせから教えてください。

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