奈良県立医科大学/2023年度/前期
5奈良県立医科大学 2023年 数学 第5問解答・解説
1問題
奈良県立医科大学2023年度第5問
空間内の点のうち、 座標、 座標、 座標の値がすべて整数である点を格子点という。原点を とし、3つの格子点 に対して次のような命題 を考える。
(K) 空間内のどの格子点 を選んでも、
を満たすような整数 が存在する。
(1) 次の (ア) と (イ) はどちらも正しい。いずれか一方を選んで、それを証明せよ。ただし、解答の初めにどちらを証明するか明記すること。
(ア) 3点 に対し、命題 は真である。
(イ) 3点 に対し、命題 は偽である。
(2) 3つの格子点 に対し、命題 が真となるような の組を4つ求めよ。
(K) 空間内のどの格子点 を選んでも、
を満たすような整数 が存在する。
(1) 次の (ア) と (イ) はどちらも正しい。いずれか一方を選んで、それを証明せよ。ただし、解答の初めにどちらを証明するか明記すること。
(ア) 3点 に対し、命題 は真である。
(イ) 3点 に対し、命題 は偽である。
(2) 3つの格子点 に対し、命題 が真となるような の組を4つ求めよ。
まずは自分で解いてみましょう。解けたら「答え」、詰まったら「解答」で確かめられます。
タイマー
15:00
2答え
答えを見る自分の答えと照らし合わせる
- (1)(ア)を証明する。
- (2)。
3解答
解答を見る途中式つきの解答
考え方
各ベクトルを座標成分で表して整数係数を直接構成し、必要性は座標の差とz成分に注目した格子点で確認する。
解答
(1) (ア)を証明する。任意の格子点をとる。とおけば、が整数なのでも整数である。また、よってどの格子点に対しても条件を満たす整数が存在し、命題は真である。
(2) も格子点なのでは整数である。整数係数による点の座標はである。まずを表すと、第一座標と第二座標の差からとなる。整数についてこれが成り立つにはまたはであるからまたは。またを表すととなるので、整数についてまたはである。
逆に、なら任意の整数に対しとすればである。ならとすれば同じくとなる。またはなのではいずれも整数である。したがって4組のそれぞれで命題は真となる。
(2) も格子点なのでは整数である。整数係数による点の座標はである。まずを表すと、第一座標と第二座標の差からとなる。整数についてこれが成り立つにはまたはであるからまたは。またを表すととなるので、整数についてまたはである。
逆に、なら任意の整数に対しとすればである。ならとすれば同じくとなる。またはなのではいずれも整数である。したがって4組のそれぞれで命題は真となる。
読み終えたら解答を閉じて、もう一度自分の手で解いてみましょう。
この問題で使う考え方
- 命題と必要十分条件
- 対偶・背理法による証明
- 位置ベクトル
- ベクトルの成分表示
- 空間座標と空間ベクトル
答えと解答は AI で作成したものです。誤りに気づいたらお問い合わせから教えてください。
奈良県立医科大学の数学を、過去 10 年分まとめて解けるものがあったら使いたいですか?

