名古屋市立大学/2025年度/前期

1名古屋市立大学 2025年 数学 第1問解答・解説

ベクトル

1問題

名古屋市立大学2025年度第1問
三角形 OABOAB において、点 OO から直線 ABAB に下ろした垂線を OHOH とする。 OA→=a⃗\overrightarrow{OA}=\vec{a}、OB→=b⃗\overrightarrow{OB}=\vec{b}、および a⃗\vec{a} と b⃗\vec{b} がなす角 θ\theta に対して、∣a⃗∣=2|\vec{a}|=2、∣b⃗∣=6|\vec{b}|=6、cos⁡θ=56\cos\theta=\frac{5}{6} であるとき、次の問いに答えよ。
(1) OH→\overrightarrow{OH} を a⃗\vec{a} と b⃗\vec{b} を用いて表せ。
(2) 線分 OBOB の中点を MM として、直線 OHOH と直線 AMAM の交点を NN とする。 ON→\overrightarrow{ON} を a⃗\vec{a} と b⃗\vec{b} を用いて表せ。
すべての問題について、答案では求める手順をわかりやすく説明しなさい。

まずは自分で解いてみましょう。解けたら「答え」、詰まったら「解答」で確かめられます。

タイマー

15:00

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1)
  • (2)

3解答

解答を見る途中式つきの解答

考え方

直線AB上のHを1つの実数で表し、ABとの直交条件で決める。Nは直線OHと直線AMの2通りに表し、平行でない2ベクトルの係数比較で交点を求める。

解答

まず、a⃗⋅b⃗=∣a⃗∣∣b⃗∣cos⁡θ=2⋅6⋅56=10\vec a\cdot\vec b=|\vec a||\vec b|\cos\theta=2\cdot6\cdot\frac56=10 である。

(1) 点 HH は直線 ABAB 上にあるので、実数 uu を用いて OH→=a⃗+u(b⃗−a⃗)\overrightarrow{OH}=\vec a+u(\vec b-\vec a) と表せる。また,AB→=b⃗−a⃗\overrightarrow{AB}=\vec b-\vec a であり,OH⊥ABOH\perp AB より,
0=OH→⋅AB→=a⃗⋅(b⃗−a⃗)+u∣b⃗−a⃗∣2=(10−4)+u(36+4−20)=6+20u. 0=\overrightarrow{OH}\cdot\overrightarrow{AB} =\vec a\cdot(\vec b-\vec a)+u|\vec b-\vec a|^2 =(10-4)+u(36+4-20)=6+20u.
したがって u=−310u=-\frac{3}{10} であるから,
OH→=a⃗−310(b⃗−a⃗)=1310a⃗−310b⃗. \overrightarrow{OH} =\vec a-\frac{3}{10}(\vec b-\vec a) =\frac{13}{10}\vec a-\frac{3}{10}\vec b.

(2) MM は線分 OBOB の中点なので,OM→=12b⃗\overrightarrow{OM}=\frac12\vec b である。NN は直線 OHOH と直線 AMAM の両方にあるから,実数 s,ts,t を用いて,
ON→=sOH→=s(1310a⃗−310b⃗),ON→=a⃗+t(12b⃗−a⃗)=(1−t)a⃗+t2b⃗. \overrightarrow{ON}=s\overrightarrow{OH} =s\left(\frac{13}{10}\vec a-\frac{3}{10}\vec b\right), \qquad \overrightarrow{ON} =\vec a+t\left(\frac12\vec b-\vec a\right) =(1-t)\vec a+\frac{t}{2}\vec b.
cos⁡θ=56≠±1\cos\theta=\frac56\ne\pm1 より a⃗\vec a と b⃗\vec b は平行でない。よって係数を比較すると,
13s10=1−t,−3s10=t2. \frac{13s}{10}=1-t,\qquad -\frac{3s}{10}=\frac{t}{2}.
第2式から t=−3s5t=-\frac{3s}{5} であり,第1式に代入して 1+3s5=13s101+\frac{3s}{5}=\frac{13s}{10},すなわち s=107s=\frac{10}{7} を得る。したがって,
ON→=107(1310a⃗−310b⃗)=137a⃗−37b⃗. \overrightarrow{ON} =\frac{10}{7}\left(\frac{13}{10}\vec a-\frac{3}{10}\vec b\right) =\frac{13}{7}\vec a-\frac{3}{7}\vec b.
このとき t=−67t=-\frac67 となり,得られた点は直線 AMAM 上にもある。

読み終えたら解答を閉じて、もう一度自分の手で解いてみましょう。

この問題で使う考え方

  • ベクトルの和・差・実数倍
  • 位置ベクトル
  • ベクトルの内積
  • ベクトルによる図形の考察

答えと解答は AI で作成したものです。誤りに気づいたらお問い合わせから教えてください。

名古屋市立大学の数学を、過去 10 年分まとめて解けるものがあったら使いたいですか?

次にやること

同じ年度の次の問題第2問へ進む場合の数と確率

名古屋市立大学のほかの年度

似た問題を、ほかの大学で