九州大学/2022年度/前期

1九州大学 2022年 数学 第1問解答・解説

ベクトル

1問題

九州大学2022年度第1問
(配点50点。)
座標空間内の5点
O(0,0,0),A(1,1,0),B(2,1,2),P(4,0,−1),Q(4,0,5) \mathrm{O}(0,0,0),\quad \mathrm{A}(1,1,0),\quad \mathrm{B}(2,1,2),\quad \mathrm{P}(4,0,-1),\quad \mathrm{Q}(4,0,5)
を考える。3点O,A,B\mathrm{O},\mathrm{A},\mathrm{B}を通る平面をα\alphaとし、a⃗=OA→, b⃗=OB→\vec{a}=\overrightarrow{\mathrm{OA}},\ \vec{b}=\overrightarrow{\mathrm{OB}}とおく。以下の問いに答えよ。
(1) ベクトルa⃗,b⃗\vec{a},\vec{b}の両方に垂直であり、xx成分が正であるような、大きさが1のベクトルn⃗\vec{n}を求めよ。
(2) 平面α\alphaに関して点P\mathrm{P}と対称な点P′\mathrm{P}'の座標を求めよ。
(3) 点R\mathrm{R}が平面α\alpha上を動くとき、∣PR→∣+∣RQ→∣|\overrightarrow{\mathrm{PR}}|+|\overrightarrow{\mathrm{RQ}}|が最小となるような点R\mathrm{R}の座標を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。解けたら「答え」、詰まったら「解答」で確かめられます。

タイマー

15:00

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1)
    n⃗=(23,−23,−13)\vec n=\left(\frac23,-\frac23,-\frac13\right)。
  • (2)
    P′=(0,4,1)P^{\prime}=(0,4,1)。
  • (3)
    R=(3,1,4)R=(3,1,4)、最小値434\sqrt3。

3解答

解答を見る途中式つきの解答

解答

(1) n⃗=(x,y,z)\vec n=(x,y,z)とすると、垂直条件は
x+y=0,2x+y+2z=0. x+y=0,\qquad 2x+y+2z=0.
ゆえにn⃗=x(1,−1,−1/2)\vec n=x(1,-1,-1/2)。単位長条件から9x2/4=19x^2/4=1、x成分正より
n⃗=(2/3,−2/3,−1/3)\vec n=(2/3,-2/3,-1/3)。
(2) 法線m⃗=3n⃗=(2,−2,−1)\vec m=3\vec n=(2,-2,-1)より平面は
α: 2x−2y−z=0. \alpha:\ 2x-2y-z=0.
Pから垂線の足HをH=P+tm⃗H=P+t\vec mとおくと、平面条件より9+9t=09+9t=0、したがってH=(2,2,0)H=(2,2,0)。対称点は
P′=2H−P=(0,4,1). P'=2H-P=(0,4,1).
(3) PとQは平面の同じ側にあり、P′は反対側にある。反射により、平面上の任意のRについてPR=P′RPR=P'R。よってPR+RQ≧P′QPR+RQ\geqq P'Qで、等号は線分P′Qと平面の交点で成立する。線分を
X(t)=(4t,4−4t,1+4t) X(t)=(4t,4-4t,1+4t)
とおいて平面式に代入すると12t−9=012t-9=0、すなわちt=3/4t=3/4。よってR=(3,1,4)R=(3,1,4)、最小値は∣P′Q∣=43|P'Q|=4\sqrt3。

読み終えたら解答を閉じて、もう一度自分の手で解いてみましょう。

この問題で使う考え方

  • 内積による直交判定
  • 平面の法線方程式
  • 垂線の足と点対称
  • 反射を用いた最短経路

答えと解答は AI で作成したものです。誤りに気づいたらお問い合わせから教えてください。

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