山口大学/2025年度/前期

3山口大学 2025年 数学 第3問解答・解説

二次関数ベクトル数と式

1問題

山口大学2025年度第3問
p,qp,q は実数で、p>0, q<0p>0,\ q<0 とする。座標平面の原点を OO とし、放物線 y=x2y=x^{2} を CC とする。CC 上の点 P(p,p2), Q(q,q2)P(p,p^{2}),\ Q(q,q^{2}) について、次の問いに答えなさい。
(1) ∠PQO=π2\angle PQO=\frac{\pi}{2} を満たす PP と QQ の組が存在するような pp の値の範囲を求めなさい。
(2) 次の条件1、2をともに満たす PP と QQ の組をすべて求めなさい。
条件1 3点 O,P,QO,P,Q について、∠POQ=π2\angle POQ=\frac{\pi}{2} である。
条件2 CC 上の点 RR について、RR が O,P,QO,P,Q のいずれとも異なるならば、∠PRQ≠π2\angle PRQ\neq\frac{\pi}{2} である。

まずは自分で解いてみましょう。解けたら「答え」、詰まったら「解答」で確かめられます。

タイマー

15:00

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1)
    p∈[2,∞)p∈[2,∞)
  • (2)
    (p,q)=(1,−1),(1/2\sqrt{2},−2\sqrt{2}),(2\sqrt{2},−1/2\sqrt{2})

3解答

解答を見る途中式つきの解答

解答

P−Q=(p−q)(1,p+q)P-Q=(p-q)(1,p+q)、O−Q=−q(1,q)O-Q=-q(1,q) である。

(1) ∠PQO=π/2\angle PQO=\pi/2 の条件は内積0なので
(P−Q)⋅(O−Q)=−q(p−q){1+q(p+q)}=0. (P-Q)\cdot(O-Q)=-q(p-q)\{1+q(p+q)\}=0.
q<0<pq<0<p より q(p+q)=−1q(p+q)=-1、したがって p=−q−1/qp=-q-1/q。u=−q>0u=-q>0 とおけば p=u+1/u≧2p=u+1/u\geqq2。等号は u=1u=1 で取れるから、範囲は p≧2p\geqq2。

(2) 条件1は P⋅Q=pq(1+pq)=0P\cdot Q=pq(1+pq)=0。p,q≠0p,q\ne0 より pq=−1pq=-1。点 R=(r,r2)R=(r,r^2) における直交条件は
(P−R)⋅(Q−R)=(p−r)(q−r){1+(p+r)(q+r)}=0. (P-R)\cdot(Q-R)=(p-r)(q-r)\{1+(p+r)(q+r)\}=0.
pq=−1pq=-1 を代入すると最後の因子は r(r+p+q)r(r+p+q) である。したがって、R=P,QR=P,Q を除く直交候補は原点 r=0r=0 と r=−p−qr=-p-q だけ。条件2が成り立つには、後者も除外点 O, P, Q のどれかと一致する必要がある。
−p−q=0,−p−q=p,−p−q=q. -p-q=0,\quad -p-q=p,\quad -p-q=q.
それぞれ pq=−1, p>0, q<0pq=-1,\ p>0,\ q<0 と合わせると
(p,q)=(1,−1),(1/2,−2),(2,−1/2). (p,q)=(1,-1),\quad(1/\sqrt2,-\sqrt2),\quad(\sqrt2,-1/\sqrt2).
各組では直交候補が O, P, Q のみに含まれるため、条件2も満たす。

放物線上の点を媒介変数で表し、各直角条件を対応する二つのベクトルの内積が00であることに置き換える。(1)ではq<0q<0とp−q>0p-q>0から非零因子を除け、残る関係をu=−q>0u=-q>0で最小化する。(2)では一般のR=(r,r2)R=(r,r^2)に対する内積を因数分解し、原点以外に生じる候補r=−p−qr=-p-qが既存のPPまたはQQに一致する場合だけを残す。最後にケースを全て代入して確認する。

読み終えたら解答を閉じて、もう一度自分の手で解いてみましょう。

この問題で使う考え方

  • 内積による直交判定
  • 因数分解
  • 場合分け
  • 相加相乗平均

答えと解答は AI で作成したものです。誤りに気づいたらお問い合わせから教えてください。

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