京都大学/2026年度/前期

6京都大学 2026年 数学 第6問解答・解説

場合の数と確率

1問題

京都大学2026年度第6問
nn は3以上の整数とする。1から nn までの番号が書かれた nn 枚の札が袋に入っている。ただし、同じ番号が書かれた札はないとする。この袋から3枚の札を同時に取り出し、一番大きな番号を XX とする。XX の期待値を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。解けたら「答え」、詰まったら「解答」で確かめられます。

タイマー

15:00

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • 3(n+1)4\frac{3(n+1)}{4}

3解答

解答を見る途中式つきの解答

考え方

最大値がkとなる札の選び方を数えて確率分布を求め、期待値の定義と組合せ和の望遠和で計算する。

解答

袋から取り出す3枚の選び方は nC3{}_{n}\mathrm{C}_{3} 通りであり、いずれも同様に確からしい。

X=kX=k となるには、番号 kk の札を選び、残りの2枚を 1,2,…,k−11,2,\ldots,k-1 から選べばよい。したがって、3≦k≦n3\leqq k\leqq n に対して
P(X=k)=k−1C2nC3. P(X=k)=\frac{{}_{k-1}\mathrm{C}_{2}}{{}_{n}\mathrm{C}_{3}}.
よって、期待値は
E[X]=∑k=3nkP(X=k)=1nC3∑k=3nkk−1C2=3nC3∑k=3nkC3=3⋅n+1C4nC3=3(n+1)4. \begin{aligned} E[X]&=\sum_{k=3}^{n} kP(X=k)\\ &=\frac{1}{{}_{n}\mathrm{C}_{3}}\sum_{k=3}^{n}k{}_{k-1}\mathrm{C}_{2}\\ &=\frac{3}{{}_{n}\mathrm{C}_{3}}\sum_{k=3}^{n}{}_{k}\mathrm{C}_{3}\\ &=\frac{3\cdot{}_{n+1}\mathrm{C}_{4}}{{}_{n}\mathrm{C}_{3}}\\ &=\frac{3(n+1)}{4}. \end{aligned} ここで、kk−1C2=3⋅kC3k{}_{k-1}\mathrm{C}_{2}=3\cdot{}_{k}\mathrm{C}_{3} であり、また kC3=k+1C4−kC4{}_{k}\mathrm{C}_{3}={}_{k+1}\mathrm{C}_{4}-{}_{k}\mathrm{C}_{4} を用いて和を望遠和にした。最後の等式は n≧3n\geqq3 で成り立つ。

読み終えたら解答を閉じて、もう一度自分の手で解いてみましょう。

この問題で使う考え方

  • 組合せ
  • 確率の基本法則
  • 期待値

答えと解答は AI で作成したものです。誤りに気づいたらお問い合わせから教えてください。

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