久留米大学/2022年度/後期

6久留米大学 2022年 数学 第6問解答・解説

1問題

久留米大学2022年度第6問
関数 f(x)=1x2−2x+2f(x)=\dfrac{1}{x^{2}-2x+2} について、考える。

(1) 関数 f(x)f(x) の極大値は x=ぬx=\boxed{ぬ} のとき ね\boxed{ね} である。

(2) 曲線 y=f(x)y=f(x) と xx 軸と直線 x=0, x=1x=0,\,x=1 で囲まれた部分の面積は のはπ\dfrac{\boxed{の}}{\boxed{は}}\pi である。

(3) 曲線 y=f(x)y=f(x) と xx 軸と直線 x=0, x=1x=0,\,x=1 で囲まれた部分を yy 軸のまわりに1回転してできる立体の体積は (ひふπ−log⁡へ)π\left(\dfrac{\boxed{ひ}}{\boxed{ふ}}\pi-\log\boxed{へ}\right)\pi である。

まずは自分で解いてみましょう。解けたら「答え」、詰まったら「解答」で確かめられます。

タイマー

15:00

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1)・ぬ、ね
    ぬ=11、ね=11。
  • (2)・の、は
    の=11、は=44(面積 π4\frac\pi4)。
  • (3)・ひ、ふ、へ
    ひ=11、ふ=22、へ=22(体積 (π2−log⁡2)π\left(\frac\pi2-\log2\right)\pi)。

3解答

解答を見る途中式つきの解答

解答

(1)・ぬ、ね

f(x)=1(x−1)2+1f(x)=\frac1{(x-1)^2+1} なので、常に f(x)≦1f(x)\leqq1、等号は x=1x=1 のときだけ成立する。
f′(x)=−2(x−1){(x−1)2+1}2f'(x)=-\frac{2(x-1)}{\{(x-1)^2+1\}^2} は 11 を境に正から負へ変わるので、x=1x=1 で極大値 11 をとる。

(2)・の、は

0≦x≦10\leqq x\leqq1 で f(x)>0f(x)>0 だから、求める面積は
S=∫01dx1+(x−1)2。 S=\int_0^1\frac{dx}{1+(x-1)^2}。
x−1=tan⁡θx-1=\tan\theta と置換する。x=0,1x=0,1 に対応する区間は −π4≦θ≦0-\frac\pi4\leqq\theta\leqq0 であり、
dx=dθcos⁡2θ,1+(x−1)2=1cos⁡2θ。 dx=\frac{d\theta}{\cos^2\theta},\qquad 1+(x-1)^2=\frac1{\cos^2\theta}。
従って
S=∫−π/401 dθ=π4。 S=\int_{-\pi/4}^{0}1\,d\theta=\frac\pi4。
よって、の=11、は=44。

(3)・ひ、ふ、へ

今回は円筒殻公式を用いず、yy 軸に垂直な断面を積分する。
0≦x≦10\leqq x\leqq1 で ff は増加し、f(0)=12, f(1)=1f(0)=\frac12,\ f(1)=1。
0≦y≦120\leqq y\leqq\frac12 では、断面は半径 11 の円である。
12<y≦1\frac12<y\leqq1 では、領域の xx の範囲は
1−1y−1≦x≦1。 1-\sqrt{\frac1y-1}\leqq x\leqq1。
従って断面は外半径 11、内半径 1−1y−11-\sqrt{\frac1y-1} の円環であり、
Vπ=12+∫1/21{1−(1−1y−1)2} dy=12+2J−∫1/21(1y−1) dy=1−log⁡2+2J, \begin{aligned} \frac V\pi &=\frac12+\int_{1/2}^1\left\{1-\left(1-\sqrt{\frac1y-1}\right)^2\right\}\,dy\\ &=\frac12+2J-\int_{1/2}^1\left(\frac1y-1\right)\,dy\\ &=1-\log2+2J, \end{aligned}
ただし J=∫1/211y−1 dyJ=\int_{1/2}^1\sqrt{\frac1y-1}\,dy。
ここで y=cos⁡2θy=\cos^2\theta と置換する。
0≦θ≦π40\leqq\theta\leqq\frac\pi4 で 1y−1=tan⁡θ\sqrt{\frac1y-1}=\tan\theta となるから、向きも含めて
J=2∫0π/4sin⁡2θ dθ=[θ−12sin⁡2θ]0π/4=π4−12。 \begin{aligned} J&=2\int_0^{\pi/4}\sin^2\theta\,d\theta\\ &=\left[\theta-\frac12\sin2\theta\right]_0^{\pi/4} =\frac\pi4-\frac12。 \end{aligned}
したがって
V=(π2−log⁡2)π。 V=\left(\frac\pi2-\log2\right)\pi。
よって、ひ=11、ふ=22、へ=22。
原稿の前提欄に残す円筒殻使用の記録は旧解法の履歴であり、今回の導出は上記の円盤・円環法で完結している。

読み終えたら解答を閉じて、もう一度自分の手で解いてみましょう。

答えと解答は AI で作成したものです。誤りに気づいたらお問い合わせから教えてください。

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