熊本大学/2023年度/前期

2熊本大学 2023年 数学 第2問解答・解説

ベクトル図形と方程式図形と計量

1問題

熊本大学2023年度第2問
原点を OO とする座標平面上に3点 A,B,CA,B,C がある。OA→=u⃗, AB→=v⃗, BC→=w⃗\overrightarrow{OA}=\vec{u},\ \overrightarrow{AB}=\vec{v},\ \overrightarrow{BC}=\vec{w} とおく。e⃗1=(1,0), e⃗2=(0,1)\vec{e}_{1}=(1,0),\ \vec{e}_{2}=(0,1) とするとき、3つのベクトル u⃗,v⃗,w⃗\vec{u},\vec{v},\vec{w} は
{u⃗=−e⃗1,v⃗⋅e⃗1=4,∣v⃗∣=25,v⃗⋅e⃗2<0,w⃗⋅e⃗1=8,∣w⃗∣=82,w⃗⋅e⃗2>0 \begin{cases} \vec{u}=-\vec{e}_{1},\\ \vec{v}\cdot\vec{e}_{1}=4,\quad |\vec{v}|=2\sqrt{5},\quad \vec{v}\cdot\vec{e}_{2}<0,\\ \vec{w}\cdot\vec{e}_{1}=8,\quad |\vec{w}|=8\sqrt{2},\quad \vec{w}\cdot\vec{e}_{2}>0 \end{cases}
を満たすとする。ただし、∣x⃗∣|\vec{x}| はベクトル x⃗\vec{x} の大きさを表し、x⃗⋅y⃗\vec{x}\cdot\vec{y} は2つのベクトル x⃗\vec{x} と y⃗\vec{y} の内積を表す。以下の問いに答えよ。

(問1) 3点 A,B,CA,B,C の座標をそれぞれ求めよ。

(問2) 3点 A,B,CA,B,C を通る円の方程式を求めよ。

(問3) 3点 A,B,CA,B,C を通る円の中心を PP とするとき、△ABC\triangle ABC の面積と △ABP\triangle ABP の面積の比を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。解けたら「答え」、詰まったら「解答」で確かめられます。

タイマー

15:00

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (問1) A=(−1,0),B=(3,−2),C=(11,6)。 (問2) 円 x2+y2−8x−10y−9=0(中心 (4,5)、半径 52)。 (問3) 面積比 8:5。\text{(問1) }\quad A=(-1,0), B=(3,-2), C=(11,6)\quad \text{。 (問2) 円 }\quad x^2+y^2-8x-10y-9=0\quad \text{(中心 }\quad (4,5)\quad \text{、半径 }\quad 5\sqrt2\quad \text{)。 (問3) 面積比 }\quad 8:5\quad \text{。}

3解答

解答を見る途中式つきの解答

解答

(問1)u⃗=−e⃗1=(−1,0),A=(−1,0).v⃗=(4,b),b<0,16+b2=20したがってb=−2,B=A+v⃗=(3,−2).w⃗=(8,c),c>0,64+c2=128したがってc=8,C=B+w⃗=(11,6).(問2)x2+y2+lx+my+n=0 に3点を代入すると1−l+n=0,13+3l−2m+n=0,157+11l+6m+n=0.n=l−1,2l−m=−6,2l+m=−26,l=−8,m=−10,n=−9.x2+y2−8x−10y−9=0,(x−4)2+(y−5)2=50;P=(4,5),r=52.(問3)AB→=(4,−2),AC→=(12,6),AP→=(5,5).[△ABC]=12∣4⋅6−(−2)⋅12∣=24,[△ABP]=12∣4⋅5−(−2)⋅5∣=15,[△ABC]:[△ABP]=24:15=8:5. \begin{aligned} \text{(問1)}\quad & \vec u=-\vec e_1=(-1,0),\quad A=(-1,0).\\ & \vec v=(4,b),\quad b<0,\quad 16+b^2=20\text{したがって} b=-2,\\ & B=A+\vec v=(3,-2).\\ & \vec w=(8,c),\quad c>0,\quad64+c^2=128\text{したがって} c=8,\\ & C=B+\vec w=(11,6).\\[2pt] \text{(問2)}\quad & x^2+y^2+lx+my+n=0\ \text{に3点を代入すると}\\ & 1-l+n=0,\quad 13+3l-2m+n=0,\quad157+11l+6m+n=0.\\ & n=l-1,\quad2l-m=-6,\quad2l+m=-26,\\ & l=-8,\quad m=-10,\quad n=-9.\\ & x^2+y^2-8x-10y-9=0,\\ & (x-4)^2+(y-5)^2=50;\quad P=(4,5),\quad r=5\sqrt2.\\[2pt] \text{(問3)}\quad & \overrightarrow{AB}=(4,-2),\quad\overrightarrow{AC}=(12,6),\quad\overrightarrow{AP}=(5,5).\\ & [\triangle ABC]=\frac12|4\cdot6-(-2)\cdot12|=24,\\ & [\triangle ABP]=\frac12|4\cdot5-(-2)\cdot5|=15,\\ & [\triangle ABC]:[\triangle ABP]=24:15=8:5. \end{aligned}

ベクトルの第2成分は内積の符号条件で符号が決まり、長さ条件から B=(3,−2),C=(11,6)B=(3,-2),C=(11,6)。円の一般形へ3点を代入して l=−8,m=−10,n=−9l=-8,m=-10,n=-9 を得る。平方完成で中心 P=(4,5)P=(4,5)、半径 525\sqrt2。面積は座標による三角形の面積公式から [ABC]=24[ABC]=24、[ABP]=15[ABP]=15 となるため比は 8:58:5。

読み終えたら解答を閉じて、もう一度自分の手で解いてみましょう。

この問題で使う考え方

  • ベクトル成分と内積による符号判定
  • 円の一般形と平方完成
  • 行列式による三角形面積

答えと解答は AI で作成したものです。誤りに気づいたらお問い合わせから教えてください。

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