近畿大学/2022年度/前期

2近畿大学 2022年 数学 第2問解答・解説

数列

難易度必答 レベル 4/10 目安 15分編集部の評価

対象医学部医学科

1問題

近畿大学2022年度第2問
ある地域で発生した感染症Aについて、次の感染モデルを考える。

感染症Aは、1日に感染者1人から他者1人に感染する。以下では、感染症Aに感染した翌日から数えて nn 日目を「感染 nn 日目」(ただし n=1, 2, ⋯n=1,\,2,\,\cdots)ということにする。感染症Aは、対策を講じなければ、感染1日目から3日間は1日に感染者1人から他者1人に感染し、感染4日目の感染者からは感染せず、感染5日目に回復して感染症Aの感染者ではなくなる。また、調査1日目に新規感染者が1人いたとする。

このモデルの下での感染者数は、調査1日目1人、調査2日目2人、調査3日目4人、調査4日目8人、調査5日目14人となる。地域住民の数が十分に多いと仮定して、次の問いに答えよ。ただし、他地域からの感染等、感染モデルに含まれないその他一切の影響を考えなくてよいものとする。

(1) 上記感染モデルの下での調査10日目の感染者数および新規感染者数を求めよ。

(2) 地域住民全員が感染予防対策を施していれば、感染3日目以降の感染症Aも他者に感染することはない。この修正モデルの下での調査10日目の感染者数および新規感染者数を求めよ。

(3) 地域住民全員が感染予防対策を施し、さらにワクチンを接種していれば、感染2日目以降の感染症Aも他者に感染することはない。この修正モデルの下での調査10日目の感染者数および新規感染者数を求めよ。

出典:近畿大学 2022年度 前期 数学 第2問

まずは自分で解いてみましょう。解けたら「答え」、詰まったら「解答」で確かめられます。

タイマー

15:00

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1)
    感染者数 298 人、新規感染者数 149 人
  • (2)
    感染者数 123 人、新規感染者数 55 人
  • (3)
    感染者数 4 人、新規感染者数 1 人

3解答

解答を見る途中式つきの解答

考え方

調査 tt 日目の新規感染者数を NtN_{t} とすると、その日に人にうつすのは感染1〜3日目の人なので Nt=Nt−1+Nt−2+Nt−3N_{t}=N_{t-1}+N_{t-2}+N_{t-3}。問題文の人数 1, 2, 4, 8, 14 と合うのは、感染者数を「その日を含む直近4日の新規感染者の合計」Nt+Nt−1+Nt−2+Nt−3N_{t}+N_{t-1}+N_{t-2}+N_{t-3} とみたときである。

解答

調査 tt 日目の新規感染者数を NtN_{t}(t≦0t\leqq0 では0)とする。N1=1N_{1}=1。

(1) その日にうつすのは感染1〜3日目の人なので Nt=Nt−1+Nt−2+Nt−3N_{t}=N_{t-1}+N_{t-2}+N_{t-3}:
N1,⋯ ,N10=1, 1, 2, 4, 7, 13, 24, 44, 81, 149. N_{1},\cdots,N_{10}=1,\,1,\,2,\,4,\,7,\,13,\,24,\,44,\,81,\,149 .
問題文の感染者数 1, 2, 4, 8, 14 は Nt+Nt−1+Nt−2+Nt−3N_{t}+N_{t-1}+N_{t-2}+N_{t-3}(たとえば5日目 7+4+2+1=147+4+2+1=14)と一致するので、同じ数え方で、10日目の感染者数は 149+81+44+24=298149+81+44+24=298 人、新規感染者数は 149149 人。

(2) うつすのは感染1・2日目の人だけになり Nt=Nt−1+Nt−2N_{t}=N_{t-1}+N_{t-2}:1,1,2,3,5,8,13,21,34,551,1,2,3,5,8,13,21,34,55。感染者数は 55+34+21+13=12355+34+21+13=123 人、新規感染者数は 5555 人。

(3) うつすのは感染1日目の人だけで Nt=Nt−1=1N_{t}=N_{t-1}=1。感染者数は 1+1+1+1=41+1+1+1=4 人、新規感染者数は 11 人。

読み終えたら解答を閉じて、もう一度自分の手で解いてみましょう。

この問題で使う考え方

  • 3項間・4項間の漸化式
  • モデル化

答えと解答は編集部が AI で作成したもので、大学が公表したものではありません。誤りに気づいたらお問い合わせから教えてください。

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